「ぐるくん」のひとりごと

大好きな海のこと、沖縄のこと。 また今関心を持っている韓国語の学習、韓ドラ・レビューなど気ままな雑記

<809>『イルジメ』の出演者たち

2009年06月28日 | 韓国ドラマ
 『一枝梅(イルジメ)』では、数奇な運命を辿るヨン(イ・ジュンギ)が主人公となる。

 彼は、元々、両班(ヤンバン/貴族)イ・ウォノ(チョ・ミンギ)の息子だった。

 

 人格者ウォノは、政治的な策略から刺客に襲われ、落命。

 死後、謀反の首謀者とされ、逆賊の汚名をきせられた。

 家族は罪人となり、流刑となる。

 唯一、父が命を掛け守った息子ギョムは追っ手から逃走する中、記憶を失う。

 そして、庶民のセドル(イ・ムンシク)に救われ、我が子ヨンとして育てられる。


 ジュンギ君は、ヨンとギョム、そして義賊イルジメの役を見事に演じ分けた演技力を大いに評価された。

 イルジメのライバルとなるビョン・シフ(パク・シフ)は、実は異母兄弟の関係。

 ギョムの実父ウォノの実家の使用人だったタン(キム・ソンリョン)は、ウォノの子を宿し、ウォノの両親から排斥される。

 殺されかけるタンを救ったのが、セドル。

 タンの産んだ子チャドルを我が子として、慈しみ育てる。

 チャドルは、とある事件をきっかけに、両班ビョン・シク(イ・ウォンジョン)の息子シフとして、ビョン家に迎え入れられる。

 

 庶民から両班となったものの、「庶子」として虐げられて生きる事に・・・

 心を閉ざして生きるシフの寂しげな眼差しが、人気を呼んだそうだ。

 

 シフ君、2006年MBCドラマ『君はどの星から来たの』に出ていたよね?


 イルジメが唯一愛したウンチェ(ハン・ヒョジュ)は、ビョン家の娘。

 
 ↑幼い頃からの縁・・・
 
 ヒョジュちゃんは、『冬ソナ』のユン・ソクホ監督に見出され、監督の「四季シリーズ」最後となる『春のワルツ』のヒロインに大抜擢された若手女優だ。

 

 
 ↑子役からバトン・タッチw


 ビョン家の嫡男でウンチェの実兄シワン(キム・ムヨル)は、ヨンをいじめ抜く悪い奴。

 
 更に、身分だけをひけらかすだけのお馬鹿なこの兄は、当然、妾腹のシフも彼を溺愛する母親と共に虐げているし・・・(-_-;)


 ヨンを一途に想う明るい少女ポンスン(イ・ヨンア)もまた、ヨンとの不思議な縁があり、更に、養父コンガル(アル・ギルガン)との縁も複雑だ。

 

 ヨンアちゃんは、2007年SBSドラマ『黄金の新婦』で、ベトナム人の花嫁役を演じ、ドラマの人気と共に主な視聴者であった主婦層に高い支持を受けた。

 元刺客だったコンガルさえも懐柔する屈託の無い愛らしさだ。

 


 
 『イルジメ』では、ヨンと養父セドルとの心を打つ「父子愛」にも大いに評価された。


 ↑「お父さん、もし僕がいなくなっても、いつまでもいつまでも幸せに暮らしてね・・・ごめんねお父さん」
  「私もヨンがいなければ暮らしてこれなかった・・・ヨンよ、お父さんは大丈夫だよ」みたいな事が書いてあります。

 
 セドル役のイ・ムンシクssiは、このドラマために実際に、自分の前歯を抜いたそうだ。

 
 ↑確かに・・・w 

 ジュンギ君とは、映画『フライ、ダディ』で共演していて、お互いのやり取りの間合いは抜群だったそうだ。


 ヨンの実母(ハンssi)役は、ケーブルTV制作のちょいとアダルトなドラマ『栄華館』で、キーセン達を束ねる館主役を演じていたイ・イルファssi。

 


 特別出演でギョム(ヨン)の実姉イ・ヨニ役でソン・テヨン(クォン・サウンの奥さん)ssiも登場している。

 


 こうした脇を固める俳優さんたちの力も加わり、感動のドラマとして完成したのだろう。

 ムンシク・アジョシは、本当にいろんなドラマに出演して、彼独特のオーラを放っている。

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