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【弥生賞2018大穴予想】◎リビーリングの秘めたポテンシャルに期待!独走劇で三強撃破なるか!

2018-03-03 16:25:28 | 中央競馬
牡馬クラシック第一弾の皐月賞と同コースで行われるトライアル競走・弥生賞。

05年のディープインパクトを含む3頭の三冠馬を筆頭に、数多くの皐月賞馬を輩出した伝統の一戦。
過去10年では、10年の優勝馬・ヴィクトワールピサが皐月賞も連勝、
08年4着のキャプテントゥーレも本番で巻き返して勝利を飾っている。

また、ここ10年の出走馬からは、一昨年昨年の優勝馬・マカヒキなど4頭のダービー馬が誕生。
昨年の3着馬ダンビュライトは皐月賞でも3着しており、
毎年少なくとも1頭は皐月賞または日本ダービーで3着以内に入っているハイレベルなレース。
それだけに、春のクラシックを占う世代の登竜門といえる。

オブセッション
藤沢厩舎+ルメールで昨年のレイデオロを髣髴とさせるし、尚且つディープインパクト産駒という事で
相当なポテンシャルを秘めている事に違いはないし、人気になるのも頷けるのだが、
前走のシクラメン賞はディープインパクト産駒が4年連続(その前は1988年なので実質全て)制しており
抜群に相性の良いレースと言えるし、小回りの中山に替わってパフォーマンスが上がるかは疑問。

シクラメン賞の14年勝ち馬ポルトドートウィユは、その後きさらぎ賞2着、京都新聞杯2着。
15年勝ち馬レプランシュもきさらぎ賞2着、16年のサトノアーサーもきさらぎ賞、毎日杯で2着。
三頭ともきさらぎ賞で2着している点から、やはりディープインパクト産駒の特徴の範疇にもれず
広いコースで末脚を活かす競馬ができて結果を残しており、そう考えるとオブセッションも
狙い目としては、毎日杯や京都新聞杯辺りになるのではないだろうか。

ワグネリアン
こちらもディープインパクト産駒、というか三強を形成している無敗の三頭はみな同父。
何気に東京スポーツ杯2歳ステークスは、同父産駒としてディープブリランテ以来。
三馬身千切ったのは同じだが、あちらの方が馬格もあるしポテンシャルも高かった印象。
ワグネリアンの方が堅実に走りそうだが、長打力はそこまで高くないのではないだろうか。
同厩舎の先輩マカヒキ程でもないし、福永祐一騎手から外人騎手へ乗り替わった時が怖い。

ダノンプレミアム
朝日杯フューチュリティステークスの勝利は衝撃的だっただけにここも中心なのは間違いないが
朝日杯FSを勝ったディープインパクト産駒サトノアレス、ダノンプラチナが
その後クラシックで活躍する事ができなかった点が気掛かり。
勿論3 1/2馬身差での勝利だけに、この2頭と比較すべくも無いのだが、
マイルで強過ぎるが故に、中山2000mでどうなのかと、一番人気であれば消して妙味ではないか。
そんな感じで、チューリップ賞で1.2.3番人気を消してみたが見事にこられてしまった。

ジャンダルム
母は1200mのG1ウイナーであるビリーヴという事で、どうしても距離不安が付きまとうが
3歳のこの時期なら問題なくこなせるはずで、ホープフルSで敗れた相手も世代トップのタイムフライヤーだし、
中山2000mというコースであれば、三頭のディープ産駒よりも買ってみたい存在。
武豊騎手だし、エアスピネルみたいな感じの戦績になるのではないだろうか。
となると、ここでは1着オブセッション(ワグネリアン)→2着ダノンプレミアム→3着ジャンダルムみたいになるかもしれない。

池江厩舎という事で、この時期の3歳馬、そしてクラシックの勝ち方を知っているトレーナーも不気味。
どちらかといえば、距離が短縮するスプリングSからの方が良かったと思うが、
ラッキーライラックとともに私のPOGの数少ない稼ぎ頭で、頑張って欲しいところ。



◎リビーリング
母は芝1200m~1600mで3勝。叔父にシックスセンス(皐月賞2着、ダービー3着)がいて、
祖母デインスカヤの半妹シルヴァースカヤはヘンリーバローズやシルバーステートの母。
父ヴィクトワールピサは皐月賞を勝ち、ダービーは3着。クラシック戦線で戦えるポテンシャルを秘めた血統。

デビュー戦は、スタート直後に外へ膨れ、直線ではフラフラし気性面の難しさを見せたが、押切り勝ち。
前走の500万下・セントポーリア賞は、優勝馬ハッピーグリンの瞬発力に屈したが、
3コーナー手前からジワッとポジションを押し上げ、直線も長くいい脚を使って2着。
今回は相手が一気に強くなるが、秘めた能力を発揮できれば引けを取らないはず。


○サンリヴァル
デビュー2戦目のオープン特別・芙蓉Sを快勝し、無傷の2連勝を飾った素質馬。
約3か月の休み明けとなった前走のホープフルSは、厳しいペースを2番手で追走。
上位3頭を差し・追い込み馬が占める中で、4コーナーで先頭に立ちしぶとく食い下がり、0秒6差の4着。
今回も好メンバーがそろったが、この舞台での経験値では他馬を一歩リードしていると言っていい。
先行力と瞬発力を兼ね備えており、立ち回りのうまさを生かせば、遜色のない競馬ができそうだ。


▲トラストケンシン
ここまで4戦中3戦でメンバー中最速の上がりをマークしているように、堅実な差し脚が持ち味。
未勝利勝ち直後の重賞挑戦で相手は一気に強くなるが、
キャリアを積むごとにパフォーマンスを上げていることは確かで、
末脚が生きる厳しい展開になれば、上位争いに食い込むシーンもありそうだ。


☆アサクサスポット
曽祖母ダイナアクトレスにさかのぼる母系は、スクリーンヒーローなど数々の活躍馬を輩出する優秀な牝系。
今回はキャリア1戦での重賞挑戦になり、芝適性も未知数だが、
前走時520キログラムの大型馬で、レースを1度使われた上積みは十分。
どこまで通用するのか、試金石の一戦になりそう。血統背景から芝もこなせそうに思える。






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