人生なればこそ、賭けるのである

私たちの人生とは、いわば選択であり、知りたいという願望であり、運命に祝福されたい、とねがう心のあらわれである。

金沢11R読売レディス杯2017予想◎プリンセスバリュー○ミスアバンセ▲アイナ

2017-08-08 00:27:25 | 地方競馬


 地方競馬では、牝馬競走の振興と牝馬の入厩促進を図るため、
今年で8年目となる 世代別牝馬重賞シリーズ
「GRANDAME-JAPAN2017」を実施します。





全国各地で行われる牝馬重賞を世代別に体系づけ、競走成績によりポイントを付与。
2歳、3歳、古馬の世代別ポイント獲得上位馬に対し、
協賛各団体から日本軽種馬協会を通じボーナス賞金が授与されます。

賞金は1位1000万円、2位200万円、3位100万円で、
地方競馬の優れた牝馬の活躍の舞台を広げるとともに、
交流を促進して魅力ある牝馬競走の実施を目指します。





桜花賞馬が大人の階段を上るか!?2017読売レディス杯

2010年から地方全国交流競走となった
GRANDAME-JAPAN古馬シーズンの第4戦。

今年の注目馬はなんといっても桜花賞馬スターインパルス
唯一の三歳馬だが、その実績から古馬を一蹴しても驚けない。

対する古馬勢では、兵庫サマークイーン賞2着のプリンセスバリュー
重賞制覇の想いはどの馬よりも強いだけに、ここは負けられない。

地元金沢からは、トライアルのクイーン特別を勝ってここへの出走権を得たミスアバンセ
連勝中のタカラブネクイーン、三戦連続2着のアイナにも期待したいところ。
しかしながら、過去7回で金沢からの勝ち馬はエトワールドロゼ1頭のみ。

今年は、桜花賞馬が黒船襲来!!
迎え撃つ金沢地元勢が、地の利を活かしてどこまでやれるのか!?
「GRANDAME―JAPAN2017」の第4戦、読売レディス杯、
8月8日、16:55発走です!







♦読売レディス杯有力馬評♦


01プリンセスバリュー
前走の兵庫サマークイーン賞は、4歳馬ディアマルコに屈して2着と、
12年ロッソトウショウ以来の7歳馬による制覇にはならなかった。
前々走スパーキングLCは一番人気のホワイトフーガが4着に敗れる波乱となったが、
そのホワイトフーガから3馬身差で6着だったのがこのプリンセスバリュー。
浦和のしらさぎ賞では2着と勝利を逃したものの、3着に退けた相手が
中央交流重賞・TCK女王盃、エンプレス杯で4着だったポッドガゼールだから価値は高い。
母系を遡れば、凱旋門賞・ヴェルメイユ賞・仏1000ギニーを制したスリートロイカスに辿り着く。
そのスリートロイカスからスリーシークレット→スリーソウツと繋がっていて、
スリーソウツの仔ベストバリューから、本馬が産まれた。そのベストバリューの兄妹には、
京王杯SCを勝ったサンクスノートや、オータムCなど重賞4勝したマヤノオスカーがいる。

05スターインパルス
今年の出走馬での最大の注目馬と言っても過言ではなく、
桜花賞が参戦、古馬と初対決と、このレースの盛り上がりに一役買った印象。
戦績はさすがの一言で、桜花賞馬に名に恥じない成績をおさめている。
ニューイヤーCは、後のダービー馬ヒガシウィルウィンが勝利したレースだが、
そこから06差の4着と、この馬の能力が非凡であることを示している。
ちなみに2着ブラウンレガートはダービー3着、3着のカンムルはダービー5着。
浦和の桜花賞は枠順の有利不利がはっきりしている魔のレースだが、
そこも含めて面白いレースでもあり、3番を引いたこの馬の運も含めて、
なにより2着に4馬身差の勝利なら、この距離ならやはり実力通りに決まったといえる。
今回は4ヶ月ぶりという事で、状態面にどう影響するかだが、
桜花賞馬として恥ずかしいレースはできないし、
幸先良いスタートを決めて秋シーズンへと繋げたいところ。

06ミスアバンセ
トライアルのクイーン特別を勝ってここへ駒をすすめてきた地元金沢の筆頭格。
船橋所属時代に、4連勝で戸塚記念を制覇。羽田盃馬ストゥディウムや、
東京湾Cを勝ったドライヴシャフトら、牡馬の強豪を撃破しての優勝だけに価値が高い。
そこから勝利が遠ざかっていたが、金沢移籍初戦の友禅まつり特別で久々の美酒。
破った相手が、次走名古屋でら馬スプリントで2着になるエトワールドロゼだった。
牡馬相手の百万石賞は、さすがに相手が強く5着と敗れたが、牝馬では最先着を果たし、
前走のクイーン特別では、アイナに3/4差を付けて勝利し、牝馬同士で強さをみせた。
3歳時の戸塚記念で勝ったときのような勢いは、もう無いかもしれないが、
金沢で復調の兆しが見えており、ここを勝って飛躍の切欠にしたいところ。

07タッチデュール
ここまで161戦して17勝というトホクビジン級の戦績を誇る8歳牝馬。
走った競馬場はこれまで大井、笠松、名古屋、門別、盛岡、水沢、
浦和、船橋、川崎、金沢、名古屋、園田、佐賀、福山、高知と
主要な競馬場をすべて制覇しているのが素晴らしい。
しかしながら、実績はトウホクビジンには及ぶべくもない。
ここも出走した事で役目は果たしたと言っても過言ではない。

08アイナ
中央でデビューし4戦して未勝利。
父ステイゴールドという事もあって、4戦はすべて芝でのもので、
最高着順は新潟芝1600m、17頭立6着がある。
中央時代を含めてここまで、49戦4勝という戦績で2着3着が多く
勝ち味に遅いが、近三走すべて2着と安定感があって馬券的には切り難い。
牡馬相手の重賞百万石賞では、ミスアバンセが5着、当馬が7着と実力は伯仲。
トライアルのクイーン特別でも、ミスアバンセと3/4差なら、逆転は可能だ。
これまで重賞では、笠松でクイーンC(1600m)、岐阜金賞で3着(1900m)があり
金沢でも、加賀友禅賞(1300m)、サラブレッド大賞典賞(2000m)で2着がある。
今回は1500mだが、距離に融通性がある点も魅力。

11タカラブネクイーン
中央でデビューして5戦するも未勝利で尚且つすべて二桁着順。
しかしながら、金沢に移籍してからの戦績は大幅な相手弱化でここまで【7-4-2-1】
と、4着が1回あるのみで、ほぼすべて馬券圏内という成績を残している。
今回が重賞初挑戦となるが、祖母にはあの中山重賞を3勝したユキノサンライズがおり、
近親にエリザベス女王杯3着のエイダイクインがいる良血。
父ヴァーミリアン、母父クロフネならダートで走らないはずがない。
後々、重賞を勝つ可能性もあるし、ここでどれだけ走れるか試金石の一戦になる。




♦♦♦読売レディス杯参考レース動画♦♦♦



1着スターインパルス



2着プリンセスバリュー




♦♦♦♦♦読売レディス杯予想♦♦♦♦♦


◎プリンセスバリュー
厳しいローテだが、前走の2着を評価したい。
7歳馬だが、今がこの馬にとって一番脂ののっている年齢なのかもしれない。
若い桜花賞馬に、老獪な古馬達のレースを教える役目はこの馬を置いて他になく
優秀な新入社員に厳しく当たる、お局様のイメージで本命に。

○ミスアバンセ
金沢に移籍してからの勢いを加味してこの馬を対抗評価に。
なんだかんだ、三歳時の戸塚記念の幻想を引き摺ってしまっているが
あの時の強さがあれば、この面子では負けるはずはないように思うし侮れない。
ここで大仕事を成し遂げて、打倒男性社員。

▲アイナ
善戦マンで、馬券の紐には加えておきたい1頭で単穴。
勝てる感じはしないものの、地元の利を活かしてどこまでできるのか興味はある。
○とはそう差がないし、立ち回りの差で十分逆転できる範囲で、他地区所属馬との力関係だけ。
やればできるタイプだが、競争心に欠ける。それでも美味しいところは頂きます。

次点、スターインパルス
やはり、4ヶ月ぶりのレース、尚且つ古馬が相手という事で、ここは様子見。
しかしながら、圧勝という場面も容易に想像できるだけに、馬券は押さえたい。
入社即寿退社してしまうタイプで、お局様怒り心頭のイメージ。











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