―忘れられたヴィクトリア朝技術の叙事詩
というか…*
話としては『白鹿亭』の系列。大仰なのがいい。
教会牧師チャールズ・キャベジが作り上げた
蒸気駆動、パンチカードのワードプロセッサ(今やワープロも死語かな)。
マルチバックのご先祖様みたいなものか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/34/7d1a63a6f112dd16938f757a899d9483.jpg)
想像するに、コンソールでキャベジが文字を打っているさまは、パイプオルガンみたいな感じだったろう。
作業員が一生懸命石炭をくべる画が浮かんで頬がゆるむ。
クラークが亡くなった時、この本で偲んだ。クラークの少年・青年期のsf時代。現在では古臭くとも、astounding**びっくり仰天な日々。
笑いで書いてあるが、『蒸気ワープロ』はチャールズ・バベッジとその時代への思いみたいに私は読んだ。
早かったのは時代か、バベッジ/技術か?
表紙はこっち↓の方が雰囲気ある(中身は同じです)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/1f/1239a9bf6c27cb8cb1e4b10e9d027ac4.jpg)
*『ディファレンス・エンジン』ウィリアム・ギブスン/ブルース・スターリングの再読のウォーミングアップにと思って。
なにしろ、ギブスンは説明無しでストーリーを展開するから読みづらいったらありゃしない。
**sf誌でもある。原題はAstounding Days、『楽園の泉』にひっかけた邦題も泣かせる。
というか…*
話としては『白鹿亭』の系列。大仰なのがいい。
教会牧師チャールズ・キャベジが作り上げた
蒸気駆動、パンチカードのワードプロセッサ(今やワープロも死語かな)。
マルチバックのご先祖様みたいなものか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/34/7d1a63a6f112dd16938f757a899d9483.jpg)
想像するに、コンソールでキャベジが文字を打っているさまは、パイプオルガンみたいな感じだったろう。
作業員が一生懸命石炭をくべる画が浮かんで頬がゆるむ。
![]() | 楽園の日々―アーサー・C・クラークの回想 (ハヤカワ文庫SF) |
クリエーター情報なし | |
早川書房 |
笑いで書いてあるが、『蒸気ワープロ』はチャールズ・バベッジとその時代への思いみたいに私は読んだ。
早かったのは時代か、バベッジ/技術か?
表紙はこっち↓の方が雰囲気ある(中身は同じです)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/1f/1239a9bf6c27cb8cb1e4b10e9d027ac4.jpg)
*『ディファレンス・エンジン』ウィリアム・ギブスン/ブルース・スターリングの再読のウォーミングアップにと思って。
なにしろ、ギブスンは説明無しでストーリーを展開するから読みづらいったらありゃしない。
**sf誌でもある。原題はAstounding Days、『楽園の泉』にひっかけた邦題も泣かせる。