蒼氓
2017-12-30 | 本棚
話の展開、ドラマ性がどうだとか、技巧がどうだとか
文学的な事は言えないが*
こんな時代があったのだな。
ブラジル移民の話
第一部「蒼氓」全国各地から集まった貧農が神戸の移民収容所での八日間
第二部「南海航路」渡航中の45日間
第三部「声なき民」到着・入植するまでの数日間
異国の地の過酷な現実の前に
日本から持ってきた夢と希望が
ことごとく崩れ去るが
それでも、「生きてゆこう」決意を固めるところで終わっている
全三部を読み終えて、
達郎さんの♪蒼氓を「なるほど」と思った。
ミレーの『晩鐘』を眺めているような気になった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/7e/bbe67e43da0b2a79d82cd4ad92181961.jpg)
*なお、第一部「蒼氓」が第一回芥川賞受賞作品である。
今年の「本棚」について
・7月以降、あまり時間が取れなかった(し時間もつくらなかった)。
文学的な事は言えないが*
こんな時代があったのだな。
ブラジル移民の話
第一部「蒼氓」全国各地から集まった貧農が神戸の移民収容所での八日間
第二部「南海航路」渡航中の45日間
第三部「声なき民」到着・入植するまでの数日間
異国の地の過酷な現実の前に
日本から持ってきた夢と希望が
ことごとく崩れ去るが
それでも、「生きてゆこう」決意を固めるところで終わっている
全三部を読み終えて、
達郎さんの♪蒼氓を「なるほど」と思った。
ミレーの『晩鐘』を眺めているような気になった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/7e/bbe67e43da0b2a79d82cd4ad92181961.jpg)
*なお、第一部「蒼氓」が第一回芥川賞受賞作品である。
今年の「本棚」について
・7月以降、あまり時間が取れなかった(し時間もつくらなかった)。