しろくま

軟い雑感、とりとめなく。

68年か

2013-08-15 | 日記雑記
このところの報道で あきれていた。
6日、ヒロシマの日、
歯の浮くような総理式辞
護衛艦イズモの進水式

12日、御巣鷹山28年目の日
オスプレイ追加配備再開
沖縄の大学にヘリ墜落して9年(13日)

テレビ・ニュース
厳粛な式典と、目くらまし
いったい、ここアメリカか?*

ヒバクシャ、オキナワ、
逆なでする必要、どこにあるのか?
15日、戦没者に黙祷…

広島の記事からの逆引きだが
「日本はアメリカの衛星国家としてカモにされている、なぜ立ち上がろうとしない?」|来日したオリバー・ストーン監督による広島・原水爆禁止世界大会でのスピーチ全文 - 骰子の眼 - webDICE

エンタメは英米どっぷりだが
べつに、オリバー・ストーンのおっかけではない。
世界的に名・評価のある人だけど、あくまでアメリカ人の目だから

鴨かネギかはともかく
それでも
アメリカ人のストーン監督の方がよっぽど、気持ち感じた**。
被爆者にでなく日米同盟に向いた式辞より
核兵器の非人道性も否定できない言い抜けよりも。

また、ストーン監督はべつのところで
「戦場に行ったこともない奴が語る愛国主義には吐き気がするよ」と語っているが

行ったことはないが、戦争に行きたいとは思わない。
軟弱だが、戦争は嫌いだ。

ところで、いつのころからか
ハリウッド製、特に戦争感動巨編、なんだかなと思うようになってきた。
(制作者の想いがどうあれ)映画、感動巨編であればあるほど、
世界に軍送っているアメリカ、それを免罪符にしてるようにしか見えなくなった。
そしてこのごろ、時々思う。
日本も美辞麗句並べたがりじみてる。姑息なレトリックの。

戦争は、美辞麗句並べて繕えるものでないと思う


*(オスプレイは“あっちの”軍がやったとしても)
ヒロシマの日、イズモの勇壮な進水式 一緒の日。
いつの間にか“どさくさ”。なるほど、“手口”だ。

**それに、被爆都市市長の言葉と。
言葉ころがしrhetoricでなく、意志だ。原爆で語っているが被爆・戦争を問わず、これ以上のものはない。