Mr.Dashのぶろぐ館

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2021年5月26日(水)~29日(土) [白神山地]憧れのブナ林、十二湖と崩山を歩く[池めぐり編]!

2021年05月30日 | 山登りの記録
■メイン写真
金山の池。ここから見た大崩は、なかなかの迫力だ。


■今回のコース
5/28(金)
アオーネ白神十二湖⇒日本キャニオン入口→日本キャニオン展望所→日暮の池→糸畑の池→
金山の池→長池→沸壺の池→十二湖庵→十二湖ビジターセンター→王池バス停⇒
アオーネ白神十二湖[泊]



朝早いうちは激しい雨が降っていたが、出発時間には天気が急転回復。なかなかツイているぞ。
この日は十二湖の池めぐりを楽しむ。まずは日本キャニオン入口へ。



このあたりの針葉樹は、ヒノキではなくヒノキアスナロだ。
調べると、植物学者の牧野富太郎が、ふつうのアスナロと青森県のアスナロとの間に違いが
あることを発見し、一変種「ヒノキアスナロ」と命名したとのこと。
「青森ヒバ」として木材としても活用される種である。



日本キャニオン展望所に立つと、眼前に白い凝灰岩の日本キャニオンが立ちはだかる。
すごい迫力である。



ウダイカンバ。北方系のカバノキだ。東北に来ると、少しずつ違った植物がみられる。



日暮の池。風が凪いできたので崩山がきれいに逆さに映る。



フキは巨大サイズが当たり前。この茎を煮込むと美味いだろうな。



この日もブナの大木に癒される。
どことなくしんどそうにしている奈良のブナと違って、イキイキとしている。



小夜の池。ここも水が湧いているのか、青池と同様、澄んだ青い水。
十二湖の池は水流でつながっており、下流の池は栄養(不純物)があるため、比較すると
透明度が低くなる。



キセキレイ。
十二湖といえばアカショウビン、カワセミ、ヤマセミが代名詞だが、今回はお姿を
拝めなかった。ただアカショウビンの鳴き声はあちこちで聞くことができた。



影坂の池。メインの林道から外れているので、静けさが際立っている。



シジュウカラ。アオムシをくわえている。



こちらのキセキレイも虫をくわえている。



大きなフキの葉に同化していたのはモリアオガエル。



糸畑の池。大池、王池、越口の池、金山の池の次に大きい。
背後に大崩のガレ場。絵になるなあ。



金山の池から大崩を眺める。圧倒的な存在感だ。



長池も、青く澄んだ水をたたえる。青池より10倍も広い池だ。
アカショウビンの鳴き声が谷筋に響き渡っていた。
樹々の間を素早く飛び去って行った赤い姿をOさんが見つけたようだが、写真を撮れる
ような時間があるはずもない。



このブナにもパワーを感じた。



青池と美しさを並び称される沸壺の池。カエデの枝とのバランスが芸術的だ。



沸壺の池からは、奥入瀬渓谷を思わせる清冽な水が流れ出ており、平成の名水100選
「沸壺池の清水」に指定されている。



十二湖庵では、その水で立てた抹茶とお菓子を提供している。
なんと無料なのだが、「こころざし」を入れる箱があり、我々もカンパした。
美味いのは当然である。



十二湖庵のすぐ前には落口の池がある。糸畑の池に次ぐ大きさとなる。



あとは王池バス道まで、舗装道を歩くことになる。
時間に余裕があるので、十二湖ビジターセンターを見学する。



ビジターセンターの裏手には、イトウの養魚場がある。
ところで十二湖の各池では、釣りは禁止だ。最近まで王池のみ、釣りが許可されていた
らしいが、釣り糸が捨てられるなど目を覆う現状に、とうとう禁止されたという。



楽しい旅を終えて、いよいよ帰るだけの29日。
バスが出るまでの朝の時間を利用して、アオーネ白神十二湖の西側、小高い丘の上にある
展望台へ散歩した。



展望台に上ると、深浦の名所・象岩が見下ろせる。
航海の安全を守る弁天様が祀られている岩。



アオーネ白神十二湖の全容も見える。3日間、おいしい食事をありがとう!

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