Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2014年8月11日(月)~13日(水) 上州・宝川ナルミズ沢は途中で切り上げ、朝日岳に登頂(1)

2014年08月16日 | 沢登りの記録
■メイン写真

白い水の軌跡が樹間越しに見えるナルミズ沢下部・八宝滝

■今回のコース

8/11(月)
・関西組(ともちゃん、IM川さん、T橋クン):奈良⇒(マイカー)⇒上毛高原
・東京経由組(Mr.Dash、ノブちゃん、Mーちゃん):東京⇒(上越新幹線)⇒上毛高原
上毛高原駅でマイカーに合流、宝川温泉へ。
宝川温泉(駐車)→林道ゲート→2つめのゲート→板幽沢橋→林道終点(朝日岳登山口)
→渡渉点→広河原(幕営)

8/12(火)
広河原(幕営用具をデポ、沢装備だけで出発)→入渓→(雨が降り始める)→大石沢出合
(遡行中止)→露岩→朝日岳→露岩→広河原(幕営道具を回収)→宝川温泉(入浴)⇒
湯檜曽温泉「ホテル湯の陣」(泊)

8/13(水)
「ホテル湯の陣」⇒上毛高原⇒(マイカー)⇒奈良自宅

8/11(月)
今年の夏休みは、生まれて初めて群馬県にくり出した。
憧れの「天国のナメ」宝川ナルミズ沢の遡行が目的である。
メンバーは奈良、大阪、東京、埼玉等から6人が集った。
心配していた台風の影響は最小限で済んだようで、天気予報は今後3日間、
回復すると伝えていた。

上越新幹線の上毛高原駅で、クルマで来た関西組と、電車で来た関東組が合流、
宝川温泉へ向かう。汪泉閣(温泉宿)からほんの少し先に駐車場がある。



車止めが置かれていて、ここから先はナルミズ沢下部に沿った林道を徒歩で進む。
あわよくば、小一時間先まで車で入れるかと淡い期待もあったが残念。



4年前に崩落したという現場には法面の工事が進められていた。



部分的に手掘りのままになっている隧道を通過。



ナルミズ沢下部の流れは前日までの雨で若干、増水気味とみた。

林道は途中で直径30cmを超す倒木で塞がれていた。これさえなければ
4WDなら少し奥まで入れたのに。



そんなことを思いながら、2つめのゲートに到着。
さっきまで青空も見えていたのに、灰色の雲が次第に重くなってきた。

ここから先の林道は、ところどころ舗装が残るものの、背の高い雑草が
左右から生い茂り、歩きづらい。



板幽沢橋を渡る。橋そのものはなかなか立派だ。せっかく作った林道なら
ちゃんとメンテしてほしい。



電力会社の巡視路の吊り橋が見える。向こうに見えるのは支流の後沢で、
見えるだけで5段の連瀑が続き、遡行欲がそそられる。

やがて雨が降り始め、雨具をまとう。
林道が尽き、「朝日岳登山口入口」の標識から先は山道となる。



意外にホネの折れる道だ。想像以上に時間を食ってしまう。



小さな枝沢の渡渉が続き、小さなアップダウンが体力を奪う。
なんとか日没までにテン場に着きたいが、重い荷物を背負うメンバーの
歩調は重い。

ナルミズ沢下部からは、かなり離れている。
遥か下に八宝滝の轟音が響き、白い軌跡が樹間越しに見える。

ほどなく登山道は下り坂になり、沢の流れに近づいていく。



そして本流を渡渉。沢靴に履き替え、念のため補助ザイルで確保。
激しい流れには足を流れに向けて置くべきところだが、それができない
メンバーもいる。しかし、これは事前に指導できなかったMr.Dashの反省事項。
まだまだ、一挙手一投足を見守っていないとダメなレベルである。



ウツボギ沢の渡渉。ここは簡単。



渡渉してすぐ左に、開けた平坦な場所がある。ここが幕営地となる。
テントを張った時刻は18:00過ぎており、さすがに先行パーティはいない。
遡行パーティが多いので、薪はほとんど取り尽されているという話
だったが、そのとおりだった。
焚火するにはかなり事前から薪を拾い集めないといけないだろう。

この日は予想以上に疲れ、皆で担いで行ったビールと日本酒はあまり
消費できなかった。

焚火もできず、肌寒くなったこともあり、8時過ぎには就寝とあいなった。

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