![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/3a/6f03b1cfc341e2ff8599409cb8b34d9d.jpg)
■メイン写真
白い水の軌跡が樹間越しに見えるナルミズ沢下部・八宝滝
■今回のコース
8/11(月)
・関西組(ともちゃん、IM川さん、T橋クン):奈良⇒(マイカー)⇒上毛高原
・東京経由組(Mr.Dash、ノブちゃん、Mーちゃん):東京⇒(上越新幹線)⇒上毛高原
上毛高原駅でマイカーに合流、宝川温泉へ。
宝川温泉(駐車)→林道ゲート→2つめのゲート→板幽沢橋→林道終点(朝日岳登山口)
→渡渉点→広河原(幕営)
8/12(火)
広河原(幕営用具をデポ、沢装備だけで出発)→入渓→(雨が降り始める)→大石沢出合
(遡行中止)→露岩→朝日岳→露岩→広河原(幕営道具を回収)→宝川温泉(入浴)⇒
湯檜曽温泉「ホテル湯の陣」(泊)
8/13(水)
「ホテル湯の陣」⇒上毛高原⇒(マイカー)⇒奈良自宅
8/11(月)
今年の夏休みは、生まれて初めて群馬県にくり出した。
憧れの「天国のナメ」宝川ナルミズ沢の遡行が目的である。
メンバーは奈良、大阪、東京、埼玉等から6人が集った。
心配していた台風の影響は最小限で済んだようで、天気予報は今後3日間、
回復すると伝えていた。
上越新幹線の上毛高原駅で、クルマで来た関西組と、電車で来た関東組が合流、
宝川温泉へ向かう。汪泉閣(温泉宿)からほんの少し先に駐車場がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/59/b8e3d84572c76da69e32e3d956a07f2d.jpg)
車止めが置かれていて、ここから先はナルミズ沢下部に沿った林道を徒歩で進む。
あわよくば、小一時間先まで車で入れるかと淡い期待もあったが残念。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/e9/aec5e54cb196278c78a31157b4b8a722.jpg)
4年前に崩落したという現場には法面の工事が進められていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/93/6931fbafa2403d6ffc46695bea8de03a.jpg)
部分的に手掘りのままになっている隧道を通過。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/4a/bed7167a0291593bc7746f3ef3ba4da5.jpg)
ナルミズ沢下部の流れは前日までの雨で若干、増水気味とみた。
林道は途中で直径30cmを超す倒木で塞がれていた。これさえなければ
4WDなら少し奥まで入れたのに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/31/bc2cc43aa593e855ac9a7d60ef7276cd.jpg)
そんなことを思いながら、2つめのゲートに到着。
さっきまで青空も見えていたのに、灰色の雲が次第に重くなってきた。
ここから先の林道は、ところどころ舗装が残るものの、背の高い雑草が
左右から生い茂り、歩きづらい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/1d/231cd9fa9d675d4c18d5a01488f7e121.jpg)
板幽沢橋を渡る。橋そのものはなかなか立派だ。せっかく作った林道なら
ちゃんとメンテしてほしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/de/44d0728b1f04f26877eca4610388ac72.jpg)
電力会社の巡視路の吊り橋が見える。向こうに見えるのは支流の後沢で、
見えるだけで5段の連瀑が続き、遡行欲がそそられる。
やがて雨が降り始め、雨具をまとう。
林道が尽き、「朝日岳登山口入口」の標識から先は山道となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/ff/1ac7ba7c89dac322379254ddccc0a1a2.jpg)
意外にホネの折れる道だ。想像以上に時間を食ってしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/76/ee52974b0eec8fdd227f94d81de3bea3.jpg)
小さな枝沢の渡渉が続き、小さなアップダウンが体力を奪う。
なんとか日没までにテン場に着きたいが、重い荷物を背負うメンバーの
歩調は重い。
ナルミズ沢下部からは、かなり離れている。
遥か下に八宝滝の轟音が響き、白い軌跡が樹間越しに見える。
ほどなく登山道は下り坂になり、沢の流れに近づいていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/93/7dad5cc3144ce035240b35bc0713088c.jpg)
そして本流を渡渉。沢靴に履き替え、念のため補助ザイルで確保。
激しい流れには足を流れに向けて置くべきところだが、それができない
メンバーもいる。しかし、これは事前に指導できなかったMr.Dashの反省事項。
まだまだ、一挙手一投足を見守っていないとダメなレベルである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/ec/ca7a694cdf1e1e4a08e65f79006fb416.jpg)
ウツボギ沢の渡渉。ここは簡単。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/f1/598667b847c414837e9a62f8b8107277.jpg)
渡渉してすぐ左に、開けた平坦な場所がある。ここが幕営地となる。
テントを張った時刻は18:00過ぎており、さすがに先行パーティはいない。
遡行パーティが多いので、薪はほとんど取り尽されているという話
だったが、そのとおりだった。
焚火するにはかなり事前から薪を拾い集めないといけないだろう。
この日は予想以上に疲れ、皆で担いで行ったビールと日本酒はあまり
消費できなかった。
焚火もできず、肌寒くなったこともあり、8時過ぎには就寝とあいなった。
白い水の軌跡が樹間越しに見えるナルミズ沢下部・八宝滝
■今回のコース
8/11(月)
・関西組(ともちゃん、IM川さん、T橋クン):奈良⇒(マイカー)⇒上毛高原
・東京経由組(Mr.Dash、ノブちゃん、Mーちゃん):東京⇒(上越新幹線)⇒上毛高原
上毛高原駅でマイカーに合流、宝川温泉へ。
宝川温泉(駐車)→林道ゲート→2つめのゲート→板幽沢橋→林道終点(朝日岳登山口)
→渡渉点→広河原(幕営)
8/12(火)
広河原(幕営用具をデポ、沢装備だけで出発)→入渓→(雨が降り始める)→大石沢出合
(遡行中止)→露岩→朝日岳→露岩→広河原(幕営道具を回収)→宝川温泉(入浴)⇒
湯檜曽温泉「ホテル湯の陣」(泊)
8/13(水)
「ホテル湯の陣」⇒上毛高原⇒(マイカー)⇒奈良自宅
8/11(月)
今年の夏休みは、生まれて初めて群馬県にくり出した。
憧れの「天国のナメ」宝川ナルミズ沢の遡行が目的である。
メンバーは奈良、大阪、東京、埼玉等から6人が集った。
心配していた台風の影響は最小限で済んだようで、天気予報は今後3日間、
回復すると伝えていた。
上越新幹線の上毛高原駅で、クルマで来た関西組と、電車で来た関東組が合流、
宝川温泉へ向かう。汪泉閣(温泉宿)からほんの少し先に駐車場がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/59/b8e3d84572c76da69e32e3d956a07f2d.jpg)
車止めが置かれていて、ここから先はナルミズ沢下部に沿った林道を徒歩で進む。
あわよくば、小一時間先まで車で入れるかと淡い期待もあったが残念。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/e9/aec5e54cb196278c78a31157b4b8a722.jpg)
4年前に崩落したという現場には法面の工事が進められていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/93/6931fbafa2403d6ffc46695bea8de03a.jpg)
部分的に手掘りのままになっている隧道を通過。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/4a/bed7167a0291593bc7746f3ef3ba4da5.jpg)
ナルミズ沢下部の流れは前日までの雨で若干、増水気味とみた。
林道は途中で直径30cmを超す倒木で塞がれていた。これさえなければ
4WDなら少し奥まで入れたのに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/31/bc2cc43aa593e855ac9a7d60ef7276cd.jpg)
そんなことを思いながら、2つめのゲートに到着。
さっきまで青空も見えていたのに、灰色の雲が次第に重くなってきた。
ここから先の林道は、ところどころ舗装が残るものの、背の高い雑草が
左右から生い茂り、歩きづらい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/1d/231cd9fa9d675d4c18d5a01488f7e121.jpg)
板幽沢橋を渡る。橋そのものはなかなか立派だ。せっかく作った林道なら
ちゃんとメンテしてほしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/de/44d0728b1f04f26877eca4610388ac72.jpg)
電力会社の巡視路の吊り橋が見える。向こうに見えるのは支流の後沢で、
見えるだけで5段の連瀑が続き、遡行欲がそそられる。
やがて雨が降り始め、雨具をまとう。
林道が尽き、「朝日岳登山口入口」の標識から先は山道となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/ff/1ac7ba7c89dac322379254ddccc0a1a2.jpg)
意外にホネの折れる道だ。想像以上に時間を食ってしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/76/ee52974b0eec8fdd227f94d81de3bea3.jpg)
小さな枝沢の渡渉が続き、小さなアップダウンが体力を奪う。
なんとか日没までにテン場に着きたいが、重い荷物を背負うメンバーの
歩調は重い。
ナルミズ沢下部からは、かなり離れている。
遥か下に八宝滝の轟音が響き、白い軌跡が樹間越しに見える。
ほどなく登山道は下り坂になり、沢の流れに近づいていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/93/7dad5cc3144ce035240b35bc0713088c.jpg)
そして本流を渡渉。沢靴に履き替え、念のため補助ザイルで確保。
激しい流れには足を流れに向けて置くべきところだが、それができない
メンバーもいる。しかし、これは事前に指導できなかったMr.Dashの反省事項。
まだまだ、一挙手一投足を見守っていないとダメなレベルである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/ec/ca7a694cdf1e1e4a08e65f79006fb416.jpg)
ウツボギ沢の渡渉。ここは簡単。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/f1/598667b847c414837e9a62f8b8107277.jpg)
渡渉してすぐ左に、開けた平坦な場所がある。ここが幕営地となる。
テントを張った時刻は18:00過ぎており、さすがに先行パーティはいない。
遡行パーティが多いので、薪はほとんど取り尽されているという話
だったが、そのとおりだった。
焚火するにはかなり事前から薪を拾い集めないといけないだろう。
この日は予想以上に疲れ、皆で担いで行ったビールと日本酒はあまり
消費できなかった。
焚火もできず、肌寒くなったこともあり、8時過ぎには就寝とあいなった。