![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/83/da84d57a8640daf27acab03dde27ef62.jpg)
■メイン写真
生駒山上遊園地にある、国内に現存する最古の大型遊具の飛行塔
■今回のコース
逢坂バス停→清滝峠→むろいけ園地→権現ノ滝→室峠→阪奈道路横断→燈籠ゲート→
鷲尾山→経塚→生駒山→宝山寺⇒(ケーブルカー)⇒鳥居前駅
枚方の国見山から、柏原の高尾山まで南北に続く生駒山系を、なるべくピークを踏みながら
完全縦走する試みのラストは、中間部分の「清滝峠から生駒山山頂」になった。
もともと5月に予定していたのだが、雨で中止となり、この日になった。
四条畷駅からコミュニティバスで逢坂バス停へ。第1回のゴール地点が、そのまま
今回のスタート地点である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/b6/4824b360ebee3a055e94aeef23c7283a.jpg)
まずは、むろいけ園地のエリア内に入る。いろんな道があるので却って迷いやすい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/50/7f4a3eb7a59bcfdc475cda5080052b3e.jpg)
定められた「生駒縦走路」を忠実にたどるわけではない。かるがも橋を渡り、
ちょっと寄り道しよう。近道する場合は、中堤を渡ればよい。
ちなみに室池は、奈良時代の仁徳天皇の頃から、氷室として使われていたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/14/a18f106cac4c13425053299d74cf4db7.jpg)
権現ノ滝へ向かう。法螺貝の音が聞こえる。今日は修験の皆さんが集まっておられるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/2b/765f647a7878a06056d598fda98bc940.jpg)
落差30mの権現ノ滝。不動明王が祀られるが、寺としての境内ではない。
日照り続きの村を通りがかった僧・行基が雨乞いをしたところ、
龍王が翁に化けて雨を降らせてできたという。
おそらくここも明治時代の強引な神仏分離令、廃仏毀釈、修験禁止令で、寺としての
形を維持できなかったのだろうが、それでもドッコイ、今も"生きている"信仰の場だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/6d/e2da76ffc158657ff3da75723acbf394.jpg)
権現ノ滝のすぐ上を回り込み、沢沿いの道を進む。朝まで雨が降っていたので
水量が増え、支流の小滝もきれいな布引状になっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/45/cd2b3c4015f1cc25a0e167639161e5f6.jpg)
室峠。地味なところだ。この先の分岐で、ふたたび「生駒縦走路」に合流する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/14/e0e1a08e6f0d993fe91ecb12fc9e1679.jpg)
ずっと雑木林の中を歩いてきたが、突然、阪奈道路に飛び出す。
歩道橋を渡ってこの日の後半が始まる。
はじめの20分ほどは舗装道。ビニールハウスのところから未舗装に変わる。
ゴルフ場の横を通り抜けると、大きな岩に「龍王神」と文字が彫られた小祠に着く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/7b/425d7e65f3f2939fab188965e4270968.jpg)
隣に信貴生駒スカイラインが沿うようになると、燈籠ゲートに着く。
トレランの皆さんにはよく親しまれているスポットだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/db/bd1b5466b6e31ed0697fa8fa9b4149e6.jpg)
引き続き「生駒縦走路」を行くが、次の標識のところで左の脇道にそれる。
この先、「生駒縦走路」は尾根を外れ、大阪側を巻いてしまうからである。
スカイラインを横断し、草深い道に入っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/88/d1bae9ecf545482e8ba42894728e229d.jpg)
踏み跡が定かではなくなり、輻輳するテープを見極めながら、鷲尾山に向かう。
登山というより探検のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/b3/5967c50c5af3fbea2d1c2420d70fc582.jpg)
たどりついた鷲尾山は、背丈以上の笹薮の中。3等三角点だけが山頂のしるし。
鷲尾山は、山頂の大阪側直下にある興法寺の山号である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/06/3ee4b82eb0d6fc7df825f83827387dfe.jpg)
経塚。宝山寺の中興の祖・湛海が発願し、第6世・光善が安永5年(1776年)に
一石一字の般若経を納めた。やがて荒廃したが、第16世・慧證昭和7年に再興。
中央に釈迦如来像、周囲に十六善神像が並ぶ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/c0/58940cbc22a19dcde825ee2b56e910fe.jpg)
いよいよゴール、生駒山上遊園地へ。
汽車ポッポのレールの中に、一等三角点の山頂がある。
緊急事態宣言も解除され、この日の遊園地は家族連れなどで大いに賑わっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/88/442d8637b6ecd0837882685a5f9b6f1b.jpg)
今回の生駒山系完全縦走は、7名の方が完踏を達成された。
生駒山系の核心部だけでなく、枚方から柏原まで軌跡をつないだ意義は大きい。
ケーブルの山上駅で解散したが、希望者だけで、歩いて宝山寺まで下った。
生駒山上遊園地にある、国内に現存する最古の大型遊具の飛行塔
■今回のコース
逢坂バス停→清滝峠→むろいけ園地→権現ノ滝→室峠→阪奈道路横断→燈籠ゲート→
鷲尾山→経塚→生駒山→宝山寺⇒(ケーブルカー)⇒鳥居前駅
枚方の国見山から、柏原の高尾山まで南北に続く生駒山系を、なるべくピークを踏みながら
完全縦走する試みのラストは、中間部分の「清滝峠から生駒山山頂」になった。
もともと5月に予定していたのだが、雨で中止となり、この日になった。
四条畷駅からコミュニティバスで逢坂バス停へ。第1回のゴール地点が、そのまま
今回のスタート地点である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/b6/4824b360ebee3a055e94aeef23c7283a.jpg)
まずは、むろいけ園地のエリア内に入る。いろんな道があるので却って迷いやすい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/50/7f4a3eb7a59bcfdc475cda5080052b3e.jpg)
定められた「生駒縦走路」を忠実にたどるわけではない。かるがも橋を渡り、
ちょっと寄り道しよう。近道する場合は、中堤を渡ればよい。
ちなみに室池は、奈良時代の仁徳天皇の頃から、氷室として使われていたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/14/a18f106cac4c13425053299d74cf4db7.jpg)
権現ノ滝へ向かう。法螺貝の音が聞こえる。今日は修験の皆さんが集まっておられるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/2b/765f647a7878a06056d598fda98bc940.jpg)
落差30mの権現ノ滝。不動明王が祀られるが、寺としての境内ではない。
日照り続きの村を通りがかった僧・行基が雨乞いをしたところ、
龍王が翁に化けて雨を降らせてできたという。
おそらくここも明治時代の強引な神仏分離令、廃仏毀釈、修験禁止令で、寺としての
形を維持できなかったのだろうが、それでもドッコイ、今も"生きている"信仰の場だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/6d/e2da76ffc158657ff3da75723acbf394.jpg)
権現ノ滝のすぐ上を回り込み、沢沿いの道を進む。朝まで雨が降っていたので
水量が増え、支流の小滝もきれいな布引状になっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/45/cd2b3c4015f1cc25a0e167639161e5f6.jpg)
室峠。地味なところだ。この先の分岐で、ふたたび「生駒縦走路」に合流する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/14/e0e1a08e6f0d993fe91ecb12fc9e1679.jpg)
ずっと雑木林の中を歩いてきたが、突然、阪奈道路に飛び出す。
歩道橋を渡ってこの日の後半が始まる。
はじめの20分ほどは舗装道。ビニールハウスのところから未舗装に変わる。
ゴルフ場の横を通り抜けると、大きな岩に「龍王神」と文字が彫られた小祠に着く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/7b/425d7e65f3f2939fab188965e4270968.jpg)
隣に信貴生駒スカイラインが沿うようになると、燈籠ゲートに着く。
トレランの皆さんにはよく親しまれているスポットだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/db/bd1b5466b6e31ed0697fa8fa9b4149e6.jpg)
引き続き「生駒縦走路」を行くが、次の標識のところで左の脇道にそれる。
この先、「生駒縦走路」は尾根を外れ、大阪側を巻いてしまうからである。
スカイラインを横断し、草深い道に入っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/88/d1bae9ecf545482e8ba42894728e229d.jpg)
踏み跡が定かではなくなり、輻輳するテープを見極めながら、鷲尾山に向かう。
登山というより探検のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/b3/5967c50c5af3fbea2d1c2420d70fc582.jpg)
たどりついた鷲尾山は、背丈以上の笹薮の中。3等三角点だけが山頂のしるし。
鷲尾山は、山頂の大阪側直下にある興法寺の山号である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/06/3ee4b82eb0d6fc7df825f83827387dfe.jpg)
経塚。宝山寺の中興の祖・湛海が発願し、第6世・光善が安永5年(1776年)に
一石一字の般若経を納めた。やがて荒廃したが、第16世・慧證昭和7年に再興。
中央に釈迦如来像、周囲に十六善神像が並ぶ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/c0/58940cbc22a19dcde825ee2b56e910fe.jpg)
いよいよゴール、生駒山上遊園地へ。
汽車ポッポのレールの中に、一等三角点の山頂がある。
緊急事態宣言も解除され、この日の遊園地は家族連れなどで大いに賑わっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/88/442d8637b6ecd0837882685a5f9b6f1b.jpg)
今回の生駒山系完全縦走は、7名の方が完踏を達成された。
生駒山系の核心部だけでなく、枚方から柏原まで軌跡をつないだ意義は大きい。
ケーブルの山上駅で解散したが、希望者だけで、歩いて宝山寺まで下った。