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Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2011年6月12日(日)金剛山・丸滝谷は超・増水状態で「一流」沢登りのよう!

2011年06月13日 | 沢登りの記録
本来、この日は史上初めて、山岳部の例会で沢登りだけを行なう予定だった。
なんと総勢17名中、うち3名が完全に沢の初心者ということだったが、
天気予報が雨なので自動的に中止となった。

それでも炎が消えないMr.Dashは、IM川さんとF山さんを誘い出し、
自主山行として、当初計画どおり、丸滝谷へ。
丸滝谷であれば、増水している方が面白いはずだ。

午後の降水確率が高いので、午前中勝負で一気に遡行する。
8:05、水越トンネル脇を出発。



路傍に咲くウツギの花と、赤いクサイチゴを見ながら8:22、鉄板の橋の
たもとから入渓。水は澄んでいるが、水量はたっぷり。これは楽しみだ。

今日は、先頭をIM川さんとF山さんの交代で歩いてもらう。
小滝が現れ始めると、楽しさは倍増する。



石ブテ東谷の分岐では、まず6m直瀑に寄り道。全員、シャワークライム。
ここはコツをつかめば簡単なのだが、一番上で戸惑いやすいのが妙。
Mr.Dashは、敢えて回答を示さず、皆に先に登ってもらった。



丸滝谷の本流に戻り、いくつかの斜瀑を楽しく越えていく。



樹林も広葉樹が中心で非常に美しい。金剛山なのに、人に会わないのもいい。





水は意外にもソコソコ冷たかったのだが、流れに積極的に突っ込んでは、
頭から水を浴びる。

下ノ丸滝にも寄り道したが、なんとなくヤバそうで、登攀は断念した。



すぐに丸滝に着く。滝の直下に積もった土砂や流木が、かなり増えた気がする。
丸滝は、左岸に張られたトラロープは無視して、直登する。
高度感はあるが、難しくない。

やがて水がなくなり、風化した花崗岩のザレ場を詰める。
最後はエンレイソウの咲く自然林の急坂をヒーヒー言いながら、
中尾の背の分岐にとりつく。10:45。

ここでようやく、水筒に口をつけた。思えば、寄り道はしたが、
休憩らしい休憩はしていない。冷静になると腹が減っている。
朝、途中のコンビニで買ってきたおにぎりを頬張る。うまい!

下山は、最短距離の中尾の背をとる。
尾根の右側は植林、左が自然林。おのずと視線は左に向く。



異常ともいえる急坂を、ズリズリ滑りながら下山。
11:50、6m直瀑地点に戻る。
帰路は、ともちゃんがクサイチゴを摘みながら、ゆっくり下りる。

駐車地に着いて着替え始めたら、雨がポツポツと降り始めた。
うまく歩いたものだ。

帰宅して後片付けをし、風呂に入ってビールを飲んだら、
ものすごい睡魔に襲われた。夕方の“昼寝”の気持ちよさは格別。
外は激しい雨音が続いている。沢登りを続けているような夢を見た。










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