Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2010年10月23日(土)人生のベテランさんたちと行く、初秋の湖北・大谷山

2010年10月24日 | 山登りの記録
9月に暑い中登った、マキノ町の大谷山に、再度登った。
今度は紅葉の色づきはじめの季節で、たいへん心地よい低山逍遥ができた。

湖国バスで、マキノ駅からピックランドへ。メタセコイアの並木が美しい。
ここはさまざまな果実のもぎ取り体験ができる果樹園である。

しかし、今日はもちろんここはスルーパス。
一路、山を目指すのである。路肩に秋の花がいろいろ咲いている。

カエデの美林の中、初めは比較的、急な坂が続く。
やがてお目当てのブナが姿を見せはじめる。



路傍にイワカガミが多いが、今年の異常気象のせいか、狂い咲きの花を
2株見つけた。



山頂のススキはすっかり穂が金色に開いており、確かに秋のおとずれを感じるのである。



広い草原状の山頂で、しばし、憩いの時。
右に琵琶湖を眺め、左に若狭湾。ややガスっていたが、分水嶺ならではの眺めだ。



寒風までの草原帯は、積雪期にテレマークで遊ぶと楽しそうな斜面。
パーティが向こう側のトラパース面にに移動するのを待って、シャッターを切る。



寒風の分岐点からは、ひたすら下るのみ。
今日のコースで一番のブナ群落を抜ける。
色づくブナ林の間を、秋のやさしい風を感じる。
あまりの爽快さに、気分は小猿のように駆け出したくなる。
なんという贅沢な空間であろうか。

マキノスキー場に下山する。温泉に入る間もなく、ちょうどバスが来る時間。
さらさの湯の玄関前にバス停があるが、そこに植えられているアカマツの枝に、
なんとバスケットポール大のスズメバチの巣がくっついている。



ハチの人や車の気配にすっかり馴れており、20人ほどのバス待ちの行列の
頭上で警戒することもなく悠然と飛び交っているが、これは危ない。
早く駆除してほしいもの。

バスはJR線ともスムーズな乗り継ぎで、思った以上に早く帰れた。

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