
■メイン写真
百合ヶ岳への稜線は自然林。色とりどりの木の葉が目を楽しませてくれた
■今回のコース
登山口(旧ヘリポート)→モジケ谷出合→カラ谷の滝→お立ち台(展望岩)→百合ヶ岳→
(往路を戻る)→登山口
M社の登山ツアーで、大峰山系支稜の百合ヶ岳をガイドしてきた。
強い北風が吹いたこの日、山頂の気温は5度まで下がっていた。
紅葉は美しかったが、前日の雨と当日の風で、かなり落葉してしまったのが残念。
しかし、足元には落ちたばかりの色鮮やかな木の葉のカーペットが覆われ、
また違った楽しさがあった。

旧ヘリポートの林道終点の広場から入山。
林床にヒカゲノカズラがびっしり。

この夏は入山者が少なかったのか、登山道を覆わんばかりに草がはびこり、
前日の雨のしずくが残って濡れるうえ、黒土で泥んこになるコンディション。
やがて岩場が立ちはだかると、モジケ谷出合の朽ちた桟橋に着く。
岩には登らずに、左へ逃げる。

要所に登山道を示す古い道標はあるが、行くたびにルートが分かりにくくなってきている。

カラ谷の滝。今日もしっとり。

単調な植林の中、ひたすら急坂が続くので、しだいに無の境地になっていく。
つづら折りの急登をこなし、お立ち台(展望岩)に到達。
突然広がる絶景に歓声が上がる。

ひときわ目立つ尖ったピークは白鬚岳。
かの今西錦司先生がこの山で通算1500ピーク登頂を達成された。
Mr.Dashもこの記録にどこまで近づけるか。

尾根に出ると、予想通り、強い北風をもろに受ける。すぐに全員、防寒着を着込む。
カエデ林の広場も、なんとなく寒そうだ。

元気をなくした樹にキノコがびっしり。うーん、ナラタケかなぁ。

足元は黄色、オレンジ色、赤の錦。散ったばかりの「新鮮な」落葉を踏みしめていく。

たどり着いた百合ヶ岳の山頂。ひときわ強い風が吹いていて、それぞれ、山頂到達の
写真をとると、そそくさと、少し南西の緩斜面に逃げて風をよけた。

山頂部のブナ等は紅葉のピークを過ぎていたが、まだまだ色鮮やかなのも。

風をよけながらランチをすませて、身体が冷えないうちに往路を戻った。
本当は山頂部でもっとゆったりしたかったが、この寒さでは仕方ない。
おかげで予定時間よりずいぶん早く下山できた。
百合ヶ岳への稜線は自然林。色とりどりの木の葉が目を楽しませてくれた
■今回のコース
登山口(旧ヘリポート)→モジケ谷出合→カラ谷の滝→お立ち台(展望岩)→百合ヶ岳→
(往路を戻る)→登山口
M社の登山ツアーで、大峰山系支稜の百合ヶ岳をガイドしてきた。
強い北風が吹いたこの日、山頂の気温は5度まで下がっていた。
紅葉は美しかったが、前日の雨と当日の風で、かなり落葉してしまったのが残念。
しかし、足元には落ちたばかりの色鮮やかな木の葉のカーペットが覆われ、
また違った楽しさがあった。

旧ヘリポートの林道終点の広場から入山。
林床にヒカゲノカズラがびっしり。

この夏は入山者が少なかったのか、登山道を覆わんばかりに草がはびこり、
前日の雨のしずくが残って濡れるうえ、黒土で泥んこになるコンディション。
やがて岩場が立ちはだかると、モジケ谷出合の朽ちた桟橋に着く。
岩には登らずに、左へ逃げる。

要所に登山道を示す古い道標はあるが、行くたびにルートが分かりにくくなってきている。

カラ谷の滝。今日もしっとり。

単調な植林の中、ひたすら急坂が続くので、しだいに無の境地になっていく。
つづら折りの急登をこなし、お立ち台(展望岩)に到達。
突然広がる絶景に歓声が上がる。

ひときわ目立つ尖ったピークは白鬚岳。
かの今西錦司先生がこの山で通算1500ピーク登頂を達成された。
Mr.Dashもこの記録にどこまで近づけるか。

尾根に出ると、予想通り、強い北風をもろに受ける。すぐに全員、防寒着を着込む。
カエデ林の広場も、なんとなく寒そうだ。

元気をなくした樹にキノコがびっしり。うーん、ナラタケかなぁ。

足元は黄色、オレンジ色、赤の錦。散ったばかりの「新鮮な」落葉を踏みしめていく。

たどり着いた百合ヶ岳の山頂。ひときわ強い風が吹いていて、それぞれ、山頂到達の
写真をとると、そそくさと、少し南西の緩斜面に逃げて風をよけた。

山頂部のブナ等は紅葉のピークを過ぎていたが、まだまだ色鮮やかなのも。

風をよけながらランチをすませて、身体が冷えないうちに往路を戻った。
本当は山頂部でもっとゆったりしたかったが、この寒さでは仕方ない。
おかげで予定時間よりずいぶん早く下山できた。