Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2016年1月8日(金) 巻向山と初瀬山をつないで歩く

2016年01月09日 | 山登りの記録
■メイン写真
白山では、突然、開けた白いザレ場が現れる


■今回のコース
三輪駅→大神神社→狭井神社→龍神神社→桧原神社→纏向駅からの道と合流→
辻集落の分岐→奥不動の滝→奥不動寺→白山→巻向山→高山神社→初瀬山→
長谷寺街道出合→長谷寺駅


寒い一日となる天気予報だが、時間がある日は山に行かなくては。
(時間がない時は山に行ってるのだが…)
実は新年が明けて、まともに初詣をしていなかったので、遅まきながら
神社も幾つか巡ってこようということで、近場の巻向山と初瀬山へ。



まず大神神社へ。さすがメジャーな神社だ。まだ正月の賑わいが垣間見えた。



狭井神社にも寄る。ここは三輪山参拝の起点であるが、今日は登らない。

しばらく山の辺の道を北上する。



桧原神社。ちょうど砂利を綺麗に掃き清めておられる時で、参道に足跡を
つけるのが心苦しかった。まるで小さな沢を渡渉するときのごとく、
隅っこをそーっと歩いた。

纏向駅からの道と合流し、山の辺の道から離れる。
ここからは舗装道を奥へ奥へと入っていく。



辻集落を過ぎたところの分岐を右折。沢筋に、奥不動寺を目指す。



途中、3mほどの小滝を見て、その後、奥不動の滝にも立ち寄る。
滝と言っても、人工の樋がかけられた行場である。



ほどなく奥不動寺に着く。
今日、初めて気がついたが、関西唯一の北向き不動だと山門に
書かれていた。
(調べてみると、京都にも大阪にも北向き不動はあるようだが…)

寺の前の分岐で左にとり、白山へ向かう。



風化花崗岩の白い岩稜が突然現れる。
まるでミニ鈴鹿山系と思えるような奇景だ。んー、何年ぶりかなぁ、久しぶり。

倒木が多い、荒れ気味の尾根筋をたどり、T字分岐へ。
まず左へ、これまた荒れ放題の尾根を少しで、巻向山本峰(というか、
万葉集などで総称されていた「弓月ヶ岳」の最高点というべきか)を
踏んでおく。
気温が急激に下がってきたようで、風も少し出てきた。

T字分岐に戻り、直進すると、ほどなく林道に出て、右へ少し進んで
標識に従って左の尾根を登る。



巻向山の三角点ピークは、アカマツ、コナラ、アセビ、ソヨゴなどの
雑木林の中だ。静寂の世界。

さっきの林道に戻り、しばらく緩やかに下る。
廃車が置き去りになっていたりする。

巻向山から初瀬山にかけては、枝道が非常に多く、わかりにくい。



林道分岐は右へ。道なりに進むと、高山神社に出る。



高山神社の前は龍でも出てきそうな池がある。
「白河迹驚淵(しらが・とどろきのふち)」と呼ぶようだ。

林道を少し下り、T字に林道に突き当たる10mほど手前の踏み跡から
尾根に登り返す。若干、ササの薮こぎがある。

尾根の分岐に出て、しばらく平凡な道を進む。左にピークが迫ってきたら
右から回り込むようにそこに向かって登る。



初瀬山に到着。このあたりが、パラパラと冷たい雨が降り始めた。
レインウェアを着て、下山を急ぐ。



途中、巻向山が見えたが、この天気ではもはや…

ササ薮をかき分け、墓地を抜けて、長谷寺への街道に下り立った。
この天気では長谷寺に寄って写真を撮る気も失せ、そのまま長谷寺駅へ。

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