Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2013年2月9日(土)~11日(月) 飛騨高山・位山(くらいやま)への山スキー

2013年02月20日 | 山登りの記録
怒涛の年末年始を終え、2月は1年で一番暇な時期。
ということで、3連休を利用して、飛騨高山の位山へ、山スキーに出かけた。
山スキーといっても、ほとんどクロスカントリースキーのような緩いルートであり、
Mr.Dashのようなへたっぴいには、ちょうどいいのである。
メンバーはともちゃん、Y井氏、T橋クン。皆、装備は完璧だ。

9日の夕刻、奈良を出発。
夜10時に、予約しておいた高山の「ホテルα-IN高山バイパス店」に到着。
あまりに快適な部屋だったのと、立派な共同浴場(ただし男湯のみ)に気を良くし、
この日は夜も遅いのに宴会に突入してしまう。
結局、寝床にもぐりこんだのはAM2:30。

10日朝。眠い目をこすり、バイキングスタイルの、これまたGOODな朝食を
済ませ、「モンデウス飛騨位山」のスキー場に向かう。
身支度をすませ、リフトの最上点に移動。



ここが登山口である。
いきなりの急坂。のっけから、シールを貼っての苦しい登りだ。



稜線に乗ってしまえば、緩やかな傾斜になる。
トレースも明瞭についているが、粉雪なのでスキーの板が変に取られる心配もない。

ところで位山は、ペトログリフが刻まれた奇岩群で知られ、また、UFOが
飛来するとか、実はピラミッドなのではないかとか、なかなか愉快な噂が多い。

道中、巨岩は確かにたくさんあり、それぞれに名前が付けられていたが、
あいにく、雪で覆われていて、ペトログリフを確認するに至らなかった。
よって今回は岩の写真はここでは掲載しない(単なるコンモリした雪の山にしか見えない)。

片道4Kmほどで、広い山頂部に着く。
晴れていたら白山方面が眺められるというが。。。
大きな標識がある広場に出ると、スキーとスノボの男性2人組に会った。
1時間ほど先行していた彼らが、頑張ってラッセルしてくれ、トレースを
つけてくれた模様。どうもありがとう。



少し進んだところ、三角点がある山頂は、だだっ広い野原の中。一応、記念写真。
単独行のおじさんがちょうど昼食を採っておられた。
地元の方だという。今日の積雪はいつもより50cmほど深いらしい。
さっきの広場に戻り、我々も昼食とする。風がなく快適なひとときだった。

往路をそのまま戻るのだが、帰りはシールをはずし、滑りを思いっきり楽しむ。



途中、最大の奇岩「天ノ岩戸」に寄るが、岩は雪の中で、よく分からなかった。



午前中は曇りがちだったが、徐々に天気は回復。
やがて青空も出てきて、滑っていて気持ちのいいこと!!



稜線とはいえ、広い幅があるので、テレマークターンもさほど恐怖感なく
ガッツリ決まる。最後はスキー場のゲレンデを滑走。最高!
このあと、近くの臥龍温泉でホッコリ。シアワセである。

しかし、このあとが大変だった。
帰路、今晩の宿は美濃白鳥まで戻って、民宿「かんたろう」に泊まることに
なっていたが、東海北陸自動車道が超渋滞。到着時間を送れること2時間、
20:00頃、ヘトヘトになって宿に着いた。

11日、帰るだけの日。
それだけでは退屈なので、しばらく高速に乗らず、下道をたどることにした。
途中、大滝鍾乳洞(寄らず)やら、温泉等もあり、いろいろ面白そうなルートだ。



美濃の市街で大休止。「うだつの街並み、和紙の町」に引き寄せられたのだ。
歴史的建築物が並ぶたたずまいは、タイムスリップしたかのよう。
ここにも造り酒屋があった。「百春」の、小坂酒造場である。
中を見学させてくれ、古い酒蔵のなんともいえない糀の香りに酔いそう。
皆、お好みの酒を自分への土産に買う。ともちゃんは、大好物の、
シュワシュワする1升瓶の酒を買っていた。

このあと、廃止された旧名鉄の美濃駅舎で、保存されている古い車両を
見に行き「鉄分」を補ったあと、町外れにある近代吊り橋としては最古のものという
美濃橋にも寄ってみた。おかげで時間をとってしまったが、
古いストラクチャーは大好きなので、いつまでもそぞろ歩いていたかった。

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