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2015年12月12日(土) [大阪の山レビュー]明ヶ田尾山、鉢伏山から、止々呂美への踏み跡をたどる

2015年12月28日 | 山登りの記録
■メイン写真
なかば廃道の止々呂美へのルートで遭遇した見事なカエデ


■今回のコース
千里中央駅⇒(阪急バス)⇒高山→高札場→「高山右近生誕の地」碑→八幡神社→
稜線鞍部→明ヶ田尾山→稜線鞍部→鉢伏山→(なかば廃道)→半壊の造林小屋→
栗・柚子園→止々呂美ふるさと自然館前⇒(阪急バス)⇒阪急池田


岳友ノブちゃんにご同行頂き、五月山連山の北端にある明ヶ田尾山と鉢伏山に登り、
西側の止々呂美方面のルートをたどってみた。
雑木林が美しく、踏み跡はほとんど消えかけのルートだったが、野性味たっぷりの
山歩きができ、大いに満足のいくものだった。



まずは、いつものとおり、高山バス停から高札場へ。



西方寺の分岐を左に入るとすぐ、高山右近生誕の地の石碑がある。
カエデの橙色の落ち葉があたりに敷き詰められていた。



明ヶ田尾山登山口から、植林の谷道を詰め、ほどなく、鞍部に出る。
鞍部からはきれいな雑木林に変わり、なんともすがすがしい気分になる。



明ヶ田尾山の山頂。いつ来ても、静かなところだ。

鞍部に戻り、アカマツが多い尾根道を南へ。
突然、暗い植林の谷道に下り始め、梅ヶ谷分岐へ。ここは右に逃げ、
急坂を登って再び尾根に出る。
ちょうど登り切ったあたりで、薄い踏み跡を見つけた。
トレースが続いてている西側の風景をよく記憶しておく。
ここから正面に見える小さな丸いピークを越えると、止々呂美方面に
行けるはずなのだ。



いったん、鉢伏山に寄る。
裸地の四つ辻で休憩していたら、単独のハイカーさんに
鉢伏山の山頂への行き方を尋ねられた。確かに分かりにくい。
10年前は一面の笹薮を分けながら、電線直下のイヌツゲの木で直角に
折れたら山頂だと、意外と難しそうで簡単だったのに、今は
干からびた大地になっている。鹿の糞も、もうまばらだ。

さっきの踏み跡の分岐まで戻る。



小ピークを越えて、ちょっとだけルートミス。
その途中に、燃えるような赤のカエデが1本、立っているのを見つけた。
このすぐ北側の尾根を行くのが正解だ。雑木林が美しい。

すぐ先で尾根を右にトラバースし、植林帯に突入。山道が明瞭になってくる。



境界標石のところで右に90度折れる。



くねくねと下ると、台場クヌギの群生地に出る。



そして、半壊した造林小屋に出る。
目を皿のようにして地形と地形図を見比べて下りてきたが、
ここまで来ると、もう大丈夫。



椿が咲き、木々が紅葉し、よく見ると桜が咲いているという、
なんとも季節をちゃんぽんにした不思議な光景があった。
今年の異常気象のなせるわざかな?



先のT字分岐は右に進み、急坂を下ると、栗・柚子園に出る。
作業中のおっちゃんに挨拶して、簡易舗装の道を直進。



道なりに下っていったら、舗装道に出た。
阪急バスの「止々呂美ふるさと自然館」バス停の50mほど南という、
おあつらえ向けの場所だった。

いやー、こんなマニアックな山旅も、そんなにできない。
お付き合いいただいたノブちゃん、ありがとう。

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