![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/04/ca5740a6360b4ee65691949d405a37f0.jpg)
■メイン写真
近鉄の廃トンネル(内部は立入禁止)を間近にみる
■今回のコース
東青山駅→青山メモリアルパーク入口→滝見台→大日滝→飛龍滝→霧生滝→
橋→滝見台→廃トンネル→四季のさと→東青山駅
まだまだ暑さが残る9月。なるべく涼しいルートを歩きたい。
ということで、今回の「らくらく登山教室」は、青山高原の山麓にある
布引滝と、近鉄の廃トンネルをめぐる周回ルートを歩くことにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/f7/0fdca93daa911d5b9cd79641d9313210.jpg)
東青山駅に集合。
この日の行程を説明していたら、近鉄特急のクラブツーリズム専用車両が
ホームに滑りこんできた。これは珍しいな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/18/52183f0df4abc0aa1f318cb76fa09a21.jpg)
青空のもと、青山メモリアルパーク入口で、右の砂利道に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/7d/fae5a4e92f03afa776fbbc24e02eaa35.jpg)
去年はまだ工事中だったが、太陽光発電所ができていた。
ここ数年で風景がガラッと変わった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/40/5c38d4bb2089e81a49ea6352a36a8407.jpg)
ふと見上げると、アケビがたくさん実っていた。
もうちょっとしたら、おいしく熟すだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/f9/5a0287d562888c8687ed2a841920fc7f.jpg)
四駆が通れる林道を1時間ちょっと歩いて、滝見台に到着。
布引滝が向こうに見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/fd/cd896942a66acea44591296cab8ecf03.jpg)
一番下の大日滝は見えないが、くねった飛龍滝、直瀑の霧生滝が望める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/5f/a7b987cb1174f80c5ccc8de74aec4f05.jpg)
急坂を下りて、飛龍滝の直下に出る。S字にくねる軌跡が独特だ。
かつては丸木橋があり、対岸に渡りやすかったが、今は流されてしまい、
岩を跳んで渡るしかない。この日は水量が少なく、比較的、渡りやすかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ee/10ad0fd71fd83d077779e9b27d01fdca.jpg)
対岸には、この滝を世に広めた大倉翁の記念碑がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/2d/f283e45fd8d0f193e9157ce340c4e539.jpg)
ヤマジノホトトギスの可憐な花を観ながら、上の滝へ向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/50/60522239e01c3bd08b1086b80b923988.jpg)
滝があるところは、当然ながら山道も急だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/85/e8178140d9fa5641559287ae40eace3e.jpg)
霧生滝の脇には、休憩舎があるが、そこからは滝がはっきり見えないので
手前から撮影するのがベスト。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/cf/5db678e414f4aa214f1394baeff5e340.jpg)
さらに登っていくと、青山高原の髻山三角点へ突き上げる山道と、
この橋とに分岐する。
髻山へは、「山と溪谷」2016年9月号に載せた通りだが、
この日は橋を渡り、ぐるっと周回して、いったん滝見台に戻る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/73/c340d0bb2356ea4c3682f574b2b8305c.jpg)
シバグリが実をつけている。秋は確かに、そこまで来ている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/90/dadc7564f9fca6c850a4af58d8ab92ac.jpg)
滝見台のあずまやで快適に昼食を済ませ、往路を少し戻って
案内板のある分岐を左に入る。コナラやアカマツなどの雑木林の中を
下っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/20/271d0811897ddb5373e7cb549669255b.jpg)
大村川の上流に沿うようになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/55/6df235ecbd9755a5cb364b14cd224af2.jpg)
大村川は、手ごろな小滝が連続しており、たいへん美しい。
沢登りというほどの沢ではないのだが、いつか、ゆるゆると遡行してみたい。
分岐を左に進み、古い橋を渡ってしばらく道なりに行けば、唐突に
パラソル型の休憩所が視界に飛び込んでくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/2c/f0add8ff0681b74c9e9d49171e57b1d1.jpg)
ここがかつての単線線路の跡で、両側にトンネルゲートがぽっかりと
穴をあけている。
トンネルに向かって声を出したら、内部で反響する。
冷たい空気が流れ出てくるのが分かる。
あとは四季のさとに戻るだけだが、いろいろ、小さな自然に出会えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/f0/207a8cbad28701ef396b3428d6108a8c.jpg)
まず、マツボックリがリスか何かに食べられた後の「エビフライ」。
正しくは食痕という。
たくさん散在していた。小動物のお気に入りの場所なのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/6d/a278980c1d7e0d908b84ec531b6d4712.jpg)
セミの抜け殻。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/94/80cce9ddbb052601fdc86918d9808b2b.jpg)
そして、アブラゼミが幹に止まったまま絶命し、そこからカビか菌類の
ようなものが生えている珍しいもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/ca/82e372b073ac3a4b11c7fa460f05a7df.jpg)
最後に、カラカサダケの幼菌。
真ん丸だが、これがもうじき、テーブルのように大きく開くのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/6f/849682277b8d3e20bf340b58e4b8254b.jpg)
そんな自然をのんびり楽しみながら、芝生が綺麗な四季のさとに出る。
青い空と白い雲に癒されつつ、最近、数が増えた青山高原の風車を眺め
ながら、東青山駅に着いた。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
近鉄の廃トンネル(内部は立入禁止)を間近にみる
■今回のコース
東青山駅→青山メモリアルパーク入口→滝見台→大日滝→飛龍滝→霧生滝→
橋→滝見台→廃トンネル→四季のさと→東青山駅
まだまだ暑さが残る9月。なるべく涼しいルートを歩きたい。
ということで、今回の「らくらく登山教室」は、青山高原の山麓にある
布引滝と、近鉄の廃トンネルをめぐる周回ルートを歩くことにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/f7/0fdca93daa911d5b9cd79641d9313210.jpg)
東青山駅に集合。
この日の行程を説明していたら、近鉄特急のクラブツーリズム専用車両が
ホームに滑りこんできた。これは珍しいな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/18/52183f0df4abc0aa1f318cb76fa09a21.jpg)
青空のもと、青山メモリアルパーク入口で、右の砂利道に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/7d/fae5a4e92f03afa776fbbc24e02eaa35.jpg)
去年はまだ工事中だったが、太陽光発電所ができていた。
ここ数年で風景がガラッと変わった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/40/5c38d4bb2089e81a49ea6352a36a8407.jpg)
ふと見上げると、アケビがたくさん実っていた。
もうちょっとしたら、おいしく熟すだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/f9/5a0287d562888c8687ed2a841920fc7f.jpg)
四駆が通れる林道を1時間ちょっと歩いて、滝見台に到着。
布引滝が向こうに見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/fd/cd896942a66acea44591296cab8ecf03.jpg)
一番下の大日滝は見えないが、くねった飛龍滝、直瀑の霧生滝が望める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/5f/a7b987cb1174f80c5ccc8de74aec4f05.jpg)
急坂を下りて、飛龍滝の直下に出る。S字にくねる軌跡が独特だ。
かつては丸木橋があり、対岸に渡りやすかったが、今は流されてしまい、
岩を跳んで渡るしかない。この日は水量が少なく、比較的、渡りやすかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ee/10ad0fd71fd83d077779e9b27d01fdca.jpg)
対岸には、この滝を世に広めた大倉翁の記念碑がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/2d/f283e45fd8d0f193e9157ce340c4e539.jpg)
ヤマジノホトトギスの可憐な花を観ながら、上の滝へ向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/50/60522239e01c3bd08b1086b80b923988.jpg)
滝があるところは、当然ながら山道も急だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/85/e8178140d9fa5641559287ae40eace3e.jpg)
霧生滝の脇には、休憩舎があるが、そこからは滝がはっきり見えないので
手前から撮影するのがベスト。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/cf/5db678e414f4aa214f1394baeff5e340.jpg)
さらに登っていくと、青山高原の髻山三角点へ突き上げる山道と、
この橋とに分岐する。
髻山へは、「山と溪谷」2016年9月号に載せた通りだが、
この日は橋を渡り、ぐるっと周回して、いったん滝見台に戻る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/73/c340d0bb2356ea4c3682f574b2b8305c.jpg)
シバグリが実をつけている。秋は確かに、そこまで来ている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/90/dadc7564f9fca6c850a4af58d8ab92ac.jpg)
滝見台のあずまやで快適に昼食を済ませ、往路を少し戻って
案内板のある分岐を左に入る。コナラやアカマツなどの雑木林の中を
下っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/20/271d0811897ddb5373e7cb549669255b.jpg)
大村川の上流に沿うようになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/55/6df235ecbd9755a5cb364b14cd224af2.jpg)
大村川は、手ごろな小滝が連続しており、たいへん美しい。
沢登りというほどの沢ではないのだが、いつか、ゆるゆると遡行してみたい。
分岐を左に進み、古い橋を渡ってしばらく道なりに行けば、唐突に
パラソル型の休憩所が視界に飛び込んでくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/2c/f0add8ff0681b74c9e9d49171e57b1d1.jpg)
ここがかつての単線線路の跡で、両側にトンネルゲートがぽっかりと
穴をあけている。
トンネルに向かって声を出したら、内部で反響する。
冷たい空気が流れ出てくるのが分かる。
あとは四季のさとに戻るだけだが、いろいろ、小さな自然に出会えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/f0/207a8cbad28701ef396b3428d6108a8c.jpg)
まず、マツボックリがリスか何かに食べられた後の「エビフライ」。
正しくは食痕という。
たくさん散在していた。小動物のお気に入りの場所なのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/6d/a278980c1d7e0d908b84ec531b6d4712.jpg)
セミの抜け殻。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/94/80cce9ddbb052601fdc86918d9808b2b.jpg)
そして、アブラゼミが幹に止まったまま絶命し、そこからカビか菌類の
ようなものが生えている珍しいもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/ca/82e372b073ac3a4b11c7fa460f05a7df.jpg)
最後に、カラカサダケの幼菌。
真ん丸だが、これがもうじき、テーブルのように大きく開くのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/6f/849682277b8d3e20bf340b58e4b8254b.jpg)
そんな自然をのんびり楽しみながら、芝生が綺麗な四季のさとに出る。
青い空と白い雲に癒されつつ、最近、数が増えた青山高原の風車を眺め
ながら、東青山駅に着いた。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!