![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/02/a58963245da590779eb0ae003345a3cc.jpg)
■メイン写真
霧に包まれた武奈ヶ岳の山頂
■今回のコース
葛川坊村→明王院→御殿山→ワサビ峠→八雲ヶ原への分岐→武奈ヶ岳→(往路を戻る)→
葛川坊村
久しぶりに武奈ヶ岳へ。日帰り・最短ルートとして、西南稜ルートは有効だが、
標高差910mの一気登りは、ウチの登山教室のレベルとしては、なかなか
チャレンジなところ。それだけに気合を入れて登っていただいたが、無事、
完登できたことは、大きな自信につながったことと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/0c/cd1c7e83d55f47cb9614ae6ba8d5397f.jpg)
葛川坊村から歩行スタート。料亭・比良山荘前を通過。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/4c/0e9c32b81fe768ec2d16c5f9b63c4b1b.jpg)
明王院の脇が登山口である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/75/b42200d464a97f46a2816b275d8c9bf3.jpg)
最初は植林の中の急登だ。いきなり、きつい坂が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/64/6ca32117d9eeaf4cf3794a2484b466f1.jpg)
単調な植林帯にぽつん。ヤマジノホトトギスが咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/e2/2b61fe46ee1bda07068ef93df97db4b6.jpg)
コチャダイゴケ。名前はコケだが、れっきとしたキノコである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/14/58fad31c97971990834250c90bd82967.jpg)
クチベニタケ。丸くてかわいいな。
首筋に何かを感じたので手をやると、なんとヤマビルがいた。
吸血される寸前だったようで、ホント危ないところだった。
今や尾根筋にもヒルが出てくる、おそるべし比良。
登山道上の、ぬかるみのようになっているところではシカのひづめの痕が
残っていた。あまり媒介しないでね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/9c/3ee73ebe729f2dfdd6b05b117dfc2c80.jpg)
この日、一番の急登部をこなせば、登山道は90度左に折れる。
標識がポイントだ。このあたりから植生も美しい自然林に変わり、
気分も上がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/31/e5bf14d492252af90ba6496e769ac1d9.jpg)
ブナも現れる。好きなタイプの樹林帯だ。
この尾根は、中学生時代の夏合宿で歩いた思い出の道。
暑くて暑くて、メンバーは水をどんどん消費してしまい、昼食のラーメンに
使う水がなくなってしまったため、皆の残ったわずかな水を集め「つけ麺」に
して食べた、遠い記憶。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/93/b9da0b083961427e7f39faaa13dbb658.jpg)
尾根を忠実にたどる冬道と、右を巻く夏道に分かれる。
この日は夏道へ。小沢を回り込む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/b1/68d7b88f93dc681f8c62ef0974349746.jpg)
みごとに株分かれしたブナ。なんとも神秘的だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/0d/cdd7923f9fe82d340ee4b569f255ec91.jpg)
御殿山のピーク(1097m)に到着。ここまでに800m近く登ってきた。
ちょうど昼に着いたので、ここでランチ。
残り、ひとがんばりで、武奈ヶ岳だ。
朝、我々を追い抜いた2つのパーティが相次いで、向こうから引き返してきた。
彼らはほぼコースタイムで歩いていることになり、なかなかの健脚だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/4c/4b69c213dc27533ec222145b18558223.jpg)
道端に、錆びついた滑車が落ちていた。かなり大きなものだが、林業用の索道でも
あったのかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/d1/3fb7fe2c1e2dc5f7d94291df7bddf0c8.jpg)
ワサビ峠。中峠を経て、金糞峠へ抜ける道との分岐だ。
ゆるやかな尾根を直進する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/a0/23a3a1503fa210eb2db7159030d86643.jpg)
ツルリンドウ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/8f/d56981eec8887f9d705a9fb75c86823b.jpg)
ホツツジは、葉がもう紅葉し始めている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/d4/dd50daa51969c4bf246d24509da9e13b.jpg)
イヌツゲはユーモラスな形になっていた。まるで前衛芸術家に刈りこまれたよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/7d/d3bee20a68125e1eb4d653bb2bb51cef.jpg)
山頂直前の偽ピークのケルン。
この先で、ちょっとした大岩を巻くが、そこに先人の慰霊碑が埋め込まれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/61/9af738b3349acc6f910a165677703806.jpg)
オトギリソウ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/2f/13fb4d1c344b23b35043342375eb0916.jpg)
意外だったのは、今回、アカモノの小さな群落を発見したこと。
完全に高山植物ではないか!! ちょっと感動した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/9c/fe256abd2c675c9b0a386fad9798b405.jpg)
そして、待望の武奈ヶ岳に到着!!
残念ながら霧の中。しかし、雨には全く降られていないのは奇跡的だ。
下山は、同じルートを戻ることになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/3b/eab84c477fbf90f8d5398380e081258d.jpg)
途中、霧が少しだけ薄くなり、西側の山並みが見えた。
鎌倉山から峰床山あたりかな~と山座同定。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/18/e2e89c90c6b847397e61d9be2f3760d0.jpg)
霧が晴れ、往路とはまた少し違った趣を見せる自然林。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/5c/d429f6a6e7b6a56dbdc8702bea41f43f.jpg)
行く手にシカが姿を見せた。悠然としていた。
坊村に着いて、クルマで堅田に戻る最中、強めの雨が降ってきた。
これに遭わなくてよかった。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
霧に包まれた武奈ヶ岳の山頂
■今回のコース
葛川坊村→明王院→御殿山→ワサビ峠→八雲ヶ原への分岐→武奈ヶ岳→(往路を戻る)→
葛川坊村
久しぶりに武奈ヶ岳へ。日帰り・最短ルートとして、西南稜ルートは有効だが、
標高差910mの一気登りは、ウチの登山教室のレベルとしては、なかなか
チャレンジなところ。それだけに気合を入れて登っていただいたが、無事、
完登できたことは、大きな自信につながったことと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/0c/cd1c7e83d55f47cb9614ae6ba8d5397f.jpg)
葛川坊村から歩行スタート。料亭・比良山荘前を通過。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/4c/0e9c32b81fe768ec2d16c5f9b63c4b1b.jpg)
明王院の脇が登山口である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/75/b42200d464a97f46a2816b275d8c9bf3.jpg)
最初は植林の中の急登だ。いきなり、きつい坂が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/64/6ca32117d9eeaf4cf3794a2484b466f1.jpg)
単調な植林帯にぽつん。ヤマジノホトトギスが咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/e2/2b61fe46ee1bda07068ef93df97db4b6.jpg)
コチャダイゴケ。名前はコケだが、れっきとしたキノコである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/14/58fad31c97971990834250c90bd82967.jpg)
クチベニタケ。丸くてかわいいな。
首筋に何かを感じたので手をやると、なんとヤマビルがいた。
吸血される寸前だったようで、ホント危ないところだった。
今や尾根筋にもヒルが出てくる、おそるべし比良。
登山道上の、ぬかるみのようになっているところではシカのひづめの痕が
残っていた。あまり媒介しないでね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/9c/3ee73ebe729f2dfdd6b05b117dfc2c80.jpg)
この日、一番の急登部をこなせば、登山道は90度左に折れる。
標識がポイントだ。このあたりから植生も美しい自然林に変わり、
気分も上がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/31/e5bf14d492252af90ba6496e769ac1d9.jpg)
ブナも現れる。好きなタイプの樹林帯だ。
この尾根は、中学生時代の夏合宿で歩いた思い出の道。
暑くて暑くて、メンバーは水をどんどん消費してしまい、昼食のラーメンに
使う水がなくなってしまったため、皆の残ったわずかな水を集め「つけ麺」に
して食べた、遠い記憶。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/93/b9da0b083961427e7f39faaa13dbb658.jpg)
尾根を忠実にたどる冬道と、右を巻く夏道に分かれる。
この日は夏道へ。小沢を回り込む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/b1/68d7b88f93dc681f8c62ef0974349746.jpg)
みごとに株分かれしたブナ。なんとも神秘的だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/0d/cdd7923f9fe82d340ee4b569f255ec91.jpg)
御殿山のピーク(1097m)に到着。ここまでに800m近く登ってきた。
ちょうど昼に着いたので、ここでランチ。
残り、ひとがんばりで、武奈ヶ岳だ。
朝、我々を追い抜いた2つのパーティが相次いで、向こうから引き返してきた。
彼らはほぼコースタイムで歩いていることになり、なかなかの健脚だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/4c/4b69c213dc27533ec222145b18558223.jpg)
道端に、錆びついた滑車が落ちていた。かなり大きなものだが、林業用の索道でも
あったのかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/d1/3fb7fe2c1e2dc5f7d94291df7bddf0c8.jpg)
ワサビ峠。中峠を経て、金糞峠へ抜ける道との分岐だ。
ゆるやかな尾根を直進する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/a0/23a3a1503fa210eb2db7159030d86643.jpg)
ツルリンドウ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/8f/d56981eec8887f9d705a9fb75c86823b.jpg)
ホツツジは、葉がもう紅葉し始めている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/d4/dd50daa51969c4bf246d24509da9e13b.jpg)
イヌツゲはユーモラスな形になっていた。まるで前衛芸術家に刈りこまれたよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/7d/d3bee20a68125e1eb4d653bb2bb51cef.jpg)
山頂直前の偽ピークのケルン。
この先で、ちょっとした大岩を巻くが、そこに先人の慰霊碑が埋め込まれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/61/9af738b3349acc6f910a165677703806.jpg)
オトギリソウ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/2f/13fb4d1c344b23b35043342375eb0916.jpg)
意外だったのは、今回、アカモノの小さな群落を発見したこと。
完全に高山植物ではないか!! ちょっと感動した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/9c/fe256abd2c675c9b0a386fad9798b405.jpg)
そして、待望の武奈ヶ岳に到着!!
残念ながら霧の中。しかし、雨には全く降られていないのは奇跡的だ。
下山は、同じルートを戻ることになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/3b/eab84c477fbf90f8d5398380e081258d.jpg)
途中、霧が少しだけ薄くなり、西側の山並みが見えた。
鎌倉山から峰床山あたりかな~と山座同定。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/18/e2e89c90c6b847397e61d9be2f3760d0.jpg)
霧が晴れ、往路とはまた少し違った趣を見せる自然林。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/5c/d429f6a6e7b6a56dbdc8702bea41f43f.jpg)
行く手にシカが姿を見せた。悠然としていた。
坊村に着いて、クルマで堅田に戻る最中、強めの雨が降ってきた。
これに遭わなくてよかった。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!