Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2018年5月6日(日) 新緑の品谷山と、シャクナゲが花盛りの廃村八丁へ!

2018年05月09日 | 山登りの記録
■メイン写真
廃村八丁のシンボル、三角屋根の小屋


■今回のコース
佐々里峠→品谷山→品谷峠→廃村八丁→(往路を戻る)→佐々里峠


かつて、あまりの積雪に耐えかねて、住人が村を捨て廃村となった廃村八丁。
このエピソードにノスタルジーを感じ、訪れる人は多い。
あこがれの山へ、ベストシーズンの春に行ってきた。



今回は佐々里峠からスタートする。



尾根に取り付くとすぐ、無線中継塔がある。



初めのうちは、大きな芦生杉が点在する



これは大きいなぁ。



小さきものたちも負けてない。足元には春の花たち。チゴユリ。



紫の花が印象的な、ユキグニミツバツツジも爛漫。



イワカガミの大群落は道中、一ヶ所のみだった。



花を楽しんでいるうちに、ダンノ峠へのジャンクションピークに到着。



ここからはお待ちかね、ブナやカエデの美林だ。



今回のコースは、バッと絶景が広がるようなところは少ないが、
時折、遠くの山並みが見える。比良山系から皆子山あたりが見えているのかな。



ブナの新緑。なぜこんなに心が和むのだろう。



稜線を忠実にたどり、品谷山に到着。



いちばん気合が入った山名表示板がついていた木が斜めに倒れていた。
この先にも、昨年秋の台風で倒れたと思われる木が多く、迂回したり乗り越えたり
くぐったりと、なかなか骨が折れる。



ウワミズザクラが咲いていた。



これはアオダモだろうか。



こうした落葉広葉樹の山は、歩いていて本当に気持ちがいい。



旧品谷峠。かつて国土地理院の地形図には、ここが品谷峠だと書かれていた。
巨大ブナが目印である。



現在の品谷峠は、その先の小ピークを1つ越えた先の峠だ。
ここから谷筋に下っていく。はじめは植林を通り、若い広葉樹林帯に変わり、
長い固定ロープ沿いに下ると、スモモ谷の流れに合する。



スモモ谷は荒れており、歩きにくい。何度も沢を渡りながら下っていく。



途中で見つけた大きなカツラ。



八丁川を渡渉すると、念願の廃村八丁に着く。
かつて白壁の土蔵が建っていた横には、現在は三角形のトタン屋根の小屋がある。
こんな山奥に、ちょっと平らな場所があるなんて。その穏やかな場所でランチタイム。



八丁川の河畔には、満開のシャクナゲがみられた。



おだやかな流れに、しばし時間を忘れる。



もう一度、川の別のポイントを渡ると、小さなお地蔵様の祠がある。



裏手に回り込み、古い石段を登ると、八幡宮の祠がある。
村人の生活を上から見守っていたのだろうな。
さっき見ていたシャクナゲ群落の真上に当たる場所だ。



ここには白っぽいシャクナゲも咲いていた。

帰りは、来た道を引き返す。午後からしだいに雲が厚くなってきて、
ぽつぽつと雫が降ってきた。なんとか雨具を出さずにクルマに戻れてラッキー。


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