段ボールの備忘録

'80~'90年代のYAMAHAに乗ってます、メンテ記録のメモ代わりなブログです。

雑感

2016年05月31日 | 3XC(R1-Z)

これを書いてる間もまだ体調が完全ではなく、普段とはズレた感覚でこの車両を見ても

何の意味があるのか自分でも疑問だが、こいつに少し慣れてきた現時点の、まぁ雑感としてちとメモ代わりに。

普段と変わらない体調に戻ればまた印象も変わってくるし、現在拾えてない動的な特徴も

あとになって気付くこともあるかもしれない。

正直、何の特徴も無くごく普通の車両…普通に走って普通に曲がって普通に止まる。

癖が無いという点で、10年ちかくロードモデルに触ってなかった自分にとって

ロードのリハビリとか17インチの教科書としてこの車両を選んだのは正解だったと思う。

こいつの前に乗ったのがDTだけあって、フロントの存在感はノー天気な車両の後なこともあり

タンク下にエンジンというマスを感じながら、アクセルとブレーキでそれを水平方向に揺する感覚は

とりま、フロントは破綻しないな…という安心感がある。

急勾配下りのヘアピンで、進入後にリーンアウトでFブレーキが出来るのは、やはりフロントに対する信頼かもしれない。

欲を言えば、あと1本だけハンドルバーが高いと、手のひらにかかる体重も減ってフロントの仕事具合が掴み易くなるかな…

上半身の重さが手のひらに乗ると、全然わからなくなる人なだけに、後でいじる楽しみとしてリストに上げておくかw

ハンドリング自体、わりとまったり系か…少なくともクイックではない。

これはシートの前寄りとか後ろであってもそう大きな変化はないようだ、まったりは車両の性格だろう。

イン側のハンドルをちょん!と押してスッと寝かせるとそのままのバンクで旋回していく。

これが18インチとか昔の車両だったりすると「起き上がろう」とするので、その力に対して腰をずらし

バランスを取りながら旋回していたものだが、こいつは正直言って何もすることがない。

リーンウィズで車両と一緒にバンクしてればいい、ハンドルに変な入力さえしなければ

多少路面が荒れていても、そう慌てることはない。

これが「やばっ…」などと、バーを握り締めたり変な力を入れたりすると、間違いなく暴れるw

このあたりはRZ時代とそう変わってなくて面白いw

ヤマハのスチールフレームは全部そんな気がする…ハンドルは手を添えるだけ!

フレームは、捩れたら捩れたままでコーナーリング!出来ないうちは暴れてやるからな!みたいなw

乗るポイントを外すと乗りにくいメーカーかもしれないwww

中期のフレームに最終型のエンジンと足周り、電装は初期型のライトが消灯できるタイプを入れて

最終型、40PSのCDIで乗っているが、40PSでも充分楽しい。

6000以上からレッドまでヒュンヒュン!軽く回るところがイイネ!

ま、乗れてないので現状、あまり関係ないけどw

乗り始めてそろそろ1000キロになるけど、フロントのトレッドにはまだヒゲが残ってる…

と、いうことはブレーキキングはいつも、かな~り余ってるということかw

つまりは直線で車速が乗ってないというwww

そんなだから、回しても7000くらいかなぁ…ま、平和に走らせてる感じかなw

そうそう後期型のシートは最低!30分でケツ痛っ!www

 

まぁ、あとでどんな印象に変わるか…それはそれで楽しみかも。

体調、治ってから乗ればいいのはわかってるけど、ついつい乗ってしまうwww

 

 

 


Ment.Rec

2016年05月30日 | 3XC(R1-Z)

っと!忘れないうちに…

18,350Km:Fフォーク カストロール80w-90 361cc×2

        ;MTオイル ヤマハ純正 1.0L

        :F,Rタイヤ IRC 110/70-17 130/70-17

        :Fスプロケ XAM-J 14T Rスプロケ純正 DID520V2-114L

        :ステムB/g RC SSY-125

 

 

 

 


ぼちぼちと?w

2016年05月28日 | 3XC(R1-Z)

まずは、フォークオイルの交換から。

純正G10を規定量で入れても、社外インナーには暖簾に腕押しなのは

以前に書いた日記のとおり。

様子を見ながら少しづつ硬いオイルに入れ替えていくのも手だが、

どこが落とし所なのかわかり辛いと思い、まずは思いっきり硬くしてみた。

硬いオイルといってもE/gオイルくらいしか思い浮かばなかった自分は

10w-40とか10w-50wを探して、カー用品店、DIYストアをうろうろ…

あることはあるけど、結構いい値段がするw

加えて4Lも要らない…使うのは1L未満、好みに合わなければ4Lをまるまる捨てることになる。

それを考えると手が出ないのだ…

ん~~2~3L缶、出来れば1L缶…で、見つけたのがこれ!w

最適じゃまいか!1L缶でこの硬さ!w

これでダメなら、残すはシングルグレード、90のデフオイルだけである。

購入後早速交換作業…全然、走ってないオイル…

キレイだなぁ、もったいない…と、バッサリ、G10を捨てる。

あとは規定量を入れて終了。

んで、ステム…

ステムシャフトとベアリングの間にわずかなクリアランス…

こいつがあの「カッコン…」の元w

それを防ぐには、リングナットやトップのキャップナットを

かなりのトルクで締めることになる…結果、どうなるか?

高速域ではさほど問題はない、フロントホイルとタイヤのジャイロ・マスがセンターを出してしまう。

問題は低速域…それこそ信号待ち、渋滞でノロノロ等のセルフステアに頼りたい領域では、

締め上げられて動きが重くなったベアリングが「カクッ、カクッ…」としか動かないのでバランスが取り辛い。

それを嫌って動き易いトルクで締めると「カッコン…」荒れた路面のコーナーで「ガタガタ…」

いっそのこと、クリアランスを埋めてしまおうと思い立ち、「じゃ、隙間はどれくらい?」と

ゲージを差してみた。

写真は0.05のゲージ…これが0.06だと写真の半分くらいまでしか入らない。

仮に0.06として、巻きつけるなら0.03…そんなゲージは持ってないので

0.04を細長く切って、隙間を埋めてみた。

この状態でくみ上げ、動き易いトルクで仕上げてみたら

サイドスタンドを使うと、勝手にステムが切れ込んでくる…

いいんじゃない?これ…(^^)ニヤニヤ

 

 

 


なにげに…

2016年05月24日 | 3XC(R1-Z)

完成してますw

と、あるSAで記念写真…起こしてすぐ高速!?…えぇ、エンジンはイケると思ったのでw

LLCの代わりにマジックリン詰め替え用ボトルを1本…足りないところは水道水をw

なにせウォータージャケット、ラジエターがオイル汚れで真っ黒!

最初にバラした時、リザーバタンクが真っ黒なことに気付き、ラジエターキャップ触ったら

手が真っ黒!あ~(´Д`)…みたいなw

ミッションオイルは乳化してなかったので、ミッション→水周りにオイルが抜けたと判断。

前オーナーは気付かなかったのかなぁ…まぁいいや、現実はこうなってる。

とにかく洗浄しないと!と思ったので、暖かい洗浄液をそこそこの勢いで回す必要があったわけ。

クリアカラーの緑色も、ちょっと走るとこのとおり…

実はこれ、二回目の廃液w

さすがに一回目よりは黒さが薄くはなったが、まだまだ汚れている。

「アルミは変色することがあります」とのことなので

三回目は台所の中性洗剤を使うことにする…汚れに対して若干、弱い気もするが

少し漬けこんでおけばそこそこ落ちるかな?(希望的予測w)

ま、少し気長に取り組んでみるか…っつか、シリンダーが錆びるとまずいなぁ…

洗剤を薄めたのは水だからな…錆びる心配はある。

そこそこに見切りを付けてLLCじゃないと…だな、ウム。

あと気になるのは…ステムとFサスのオイル選定か、まぁぼちぼち。

 

 

 

 

 


横浜Eg

2016年05月15日 | 3XC(R1-Z)

上質な排気音が第一印象…もちろん打音はあるが、気になるほどではない。

ベアリングの転走音もそれなりにあるが、総じて静か。

千葉Egの右シリンダーは、やはり何か問題を抱えているに違いない。

排気音が全く違う…グラスウールが入ってないのか?と気になるくらいに

圧力波が鉄板に当たってパンパンと音を立てていたのに、

横浜Egの排気音は左右とも同じ音…静かなのだ。

何が起きてたのか…千葉Egの右シリンダーが気になるが、

とりま、このまま作業を進めて走らせようと思う、開けるのはその後。

残りの作業はタンクの錆を洗って、傷が入って見づらいメーターを磨いて

ライト、ウィンカーを付けて、チェーンを張って…かな。

あ、YPVSのワイヤーも付けなきゃだな…取り回しを考えたりボルトにグリスを差しながらの

細かい作業が付随してくるので、簡単に言うわりには時間はかかりそう。

あ~、ブレーキ…リアのマスター、使えたっけ?…っつかドコにしまったっけ?w

 

 

 

 


千葉Eg…雑感

2016年05月13日 | 3XC(R1-Z)

ヤフオクで千葉から引き取ってきたエンジン…もうこのフレームに載ることはないので記念撮影。

登録してナンバーはあるものの、駆動系とブレーキが未着手なので試走は出来ないが

アイドリングでの騒音である程度の良否はできるかと、火を入れてみた。

フレームに載せる前に、混合ガソリンをドバッと投入後にキック十数回…

油幕切れを防止したのちにフレームに載せ、火入れとなった。

ベアリングが粉砕しそうな異音はないが、クランク左側?からキーキーと…

油幕切れを起こしたシリンダーの壁をリングが引っかいてるような?

爪で黒板を引っかいてるような感じの小さい音がした。

ブリッピングで回転が上がると消え、ある程度回転が落ちると再び発生…

シリンダー?ベアリング?どっちだ!?判断つかぬまま、アイドルで放置。

意外にサイドノックは小さい…DTより静かなくらい。

ただ、DTはピストンもストロークもあるので、比較の対象としては無理があるかも。

使用したオイルは、カストロールのパワー1レーシングを50:1…

ブリッピングで煙は吐かないが、アイドルで放置してると次第に煙が…といった感じ。

クランクケースに溜まるくらいだから、そう薄いわけではなさそうだが

メーカーは50:1を薄い上限に指定…シティ・ユースならもうちょい薄くても良さそう…やる気は無いが。

10分ほどそのまま放置…アイドル付近で聞こえていたキーキー音は消えた。

ベアリングの給油口が貫通したか!?ゴミが取れたとか?w…と、思ってエンジンを止める。

ふさがってる可能性もあるよナー(´・ω・`)という判断。

新油を投入したミッションオイルを抜いてみる…透明な茶色にグレーのスラッジが融けて

濃い目の不透明な茶色に変わっている…開けて掃除しないとダメっぽい。

とりま、別エンジンで走らせてダメ出しが終わったら、こっちを開けてみることにする。

終始、腐ガスの臭いがしたのには参ったw

 

 

 

 


ここから先は一気かな?w

2016年05月10日 | 3XC(R1-Z)

手前、埼玉3XCの残りで、中央がヤフオクで落とした腐ガスくさい「実動・絶好調♪」な予備…

一番奥が横浜3XCエンジンである。

どれもまだ火を入れてないのでこれから実動を確認して、現状を把握するところである。

フレームに載せる前に、一番奥の横浜3XCのクラッチカバーをなんとかしたい…手前埼玉3XCのカバーを

ヤフオクエンジンに付け、外したカバーを横浜3XCに付け替えようと作業開始。

当然、手がオイルでベタベタになるので、写真は無い。

っつーことで…

載りましたw

ここから先は外したパーツを再度取り付けるだけなので、作業ペースはグンと上がりそう…

とりま、火を入れるトコまで急ぎますw

 

 

 


燃料系

2016年05月06日 | 3XC(R1-Z)

さて、エンジンを調子よくドライブできる条件を考えてみる。

よく言われてるのが①良い混合気②良い圧縮③良い火花であるが

結局、これはガソリンが気化し、圧縮され、着火燃焼後に排出されるまでの

一連の中で、これさえ整ってればエンジンはかかるよ?という条件である。

もっと簡単に言えばガソリンの通り道に沿って整備をしていけば、

間違いなくエンジンはかかるということ…と、いうことでフェルタンクをチラッと見たら

部分的に濃い目の錆が出ていたので、あとでケミカルで洗うことにしてまずはキャブ。

横浜と埼玉から引っ張ってきた車両だが、埼玉は満タン放置でクランク室まで

腐ガスが来ていて、使えるのはホイルとフレーム、余った外装くらいで、ほとんど廃棄。

横浜はその点、使える部品が多いがフレームがダメ…別フレ入手で再出発となった。

横浜のキャブはフロートチャンバがちょっと腐ガスまみれなくらいで、軽く洗浄液に漬けたら

すぐ復活…ただ、スロットルバルブの全開地点で見えるハズの白い点が

その材質がプラスチックなため洗浄液に負けて曇ってしまい、見えなくなってしまった…

相手はプラスチック…表面を整えてしまえば透明感は取り戻せる。

綿棒にコンパウンド…と思って始めた作業だが、取り外して正面から見ると

意外に窓が小さく、ホビー用のリューターじゃないと無理…

ウチにリューターなんてあったっけ?…はぃ!終了w

バラしたついでにちょいと表面を磨こうかといつもの…w

白錆は落ちたけど、錆の目に入り込んだ汚れまではキレイには落ちなかった。

この後、各ジェットやオリフィスの汚れを再チェック…まぁ、寝ていた割りにはキレイだったキャブw

以前あったヤフーメッセンジャーのキャラが、ビックリしたような顔に見えて

いつも見るたびにプッwっとしてしまう、ガソリンコックw

ガスケット、O-リングは単品で手配がつくので発注済み…どれもゴム製部品は硬い。

気密が確保出来なければ、負圧コックの意味はないw

取り付ける前にこの面と整えておく…

コックとタンクの間からガスがにじんでいるのを、液ガスで止めようとしてる人もいるが

なんのことはない、パッキンの収まる溝が深すぎるのだ。

溝を浅くして面圧を上げてやれば、にじみは消えるw

メーカーも鋳型から出して、サラッと表面を研磨したくらいで出荷するので

こういった悲劇が起きるw

さて負圧コックの心臓部…ここが荒れてると負圧コックの意味はないw

O-リングの当たり面はキレイ…ただ、O-リング自体が硬くなってるので

ガソリンを止められるか心配。ここは単品で部品の取り寄せが出来ない。

漏れたら終了…そうなったらON、OFF、RESの機械式コックに変える予定。

個人的に負圧コックは好きではない、できれば使いたくない…この心臓部に

ゴミを噛んだら止めようがない…何のための負圧式?そうなったら機械式の方がいいじゃん?が、持論。

コック本体は0.3ミリほど削り、その後1500番でサラッと面を整えて終了w