段ボールの備忘録

'80~'90年代のYAMAHAに乗ってます、メンテ記録のメモ代わりなブログです。

…と、そこまで理解したところで…

2016年06月27日 | 3XC(R1-Z)

さ~て、どうしようね?この下りはまだまだ続くし、抱きつき3連発でクリアランス環境は激変だし。

ピストンが熱を持ってるうちは動くのはやめて、ちょいと自分のアタマもクールダウン。

シムに代用できるワッシャを探して、車体のあちこちのネジ・ボルトを見て見るが

最近の車両って部品点数を減らす為か、ボルトとワッシャが一体となったモノが多く

適当なのが見つからない。

ん~…と、うなりながら縁石に座って、なにげに眼をやった先に…

あら?厚み的にはステキじゃない?

でもこいつを切り出してシムの代用は、刃の丸いラジオペンチじゃ無理…

ん~、行けるかな…

リベットと思ってた中央の「芯」はプルタブを通した後にプレスしただけで

タブをこじっていたら取れてしまったw

とりま切り出して平らにしてみる…

プランジャーのネジ部の方がでかいw

+ドライバーで穴を大きくしようと思ったら、一部が折れてCリング状に…

ならばCの字をでかくして、ネジ部に装着…

エンジンが冷え切った頃に再スタート、様子を見ながら走ってみる。

途中、DIY店をみつけて飛び込むwワッシャが置いてあるハズ…

けど、軸径5ミリだと、ワッシャの厚みは1ミリ近い…

データ取りの為に、抜くときのことを考えてあまりオイルは入れてない現状で

こんな厚みを入れたらオイルでかぶるだろうし、あっという間にタンクが空に…

いちお探したが、やはりカストロールは置いてないし…このまま行くかで店を後に。

その後帰宅までに、200キロくらい走ったけど抱きつきは発生しなかったので

まぁ、とりま生還はできたかな…データ取りに失敗し、わざわざエンジンを壊しに行ったようなもん┐(´д`)┌

ま~~~~~~~~~~やっちまったな…w

ちな、ツーリングペースでリッターあたり1.5~2kmの低下…

7000rpm以上は打音がはっきり出るので、あまり回す気にはなれなくなったとさ…

ま、現状その回転域では自分がついていけないので、現状では問題ありませんがw

 

 

 

 

 

 


そして、その時は来た…

2016年06月26日 | 3XC(R1-Z)

幅員6mといえば地方では結構、大きめな道路。

5ナンバーのクルマは幅が1.7mだからセンターラインと0.5mのところを走っても

路肩まで1mちかくあることになる…

と、ある地方の3桁国道…元々は細い道だったのだろうが、峠はトンネルにして

道、そのものは拡幅して…という、数年かけて改良した感じの新旧入り混じる路面。

登りは4~5%くらいだろうか、トンネルに入ってすぐ下り勾配、トンネルを出ると

2~3%のゆるい勾配が数十キロ…もちろん見た目の平均値で、下ってちょいと登ってしばらく平ら…

そこからまた下りが始まって…みたいな、風の抵抗もあってちょっと開けてすぐパーシャル、

ちょい下りで全閉、すぐ開けてパーシャル…そんなアクセルワークで80キロくらいで

朝もやけむる田園地帯を降りていた。

10数キロくらいは降りてきただろうか、ファーンと快調に回っていたエンジンが突然失速、クラッチを切ったら止まってしまった…

「勾配に対して燃料フィルターの位置が悪かったかなぁ?」と、とりま路肩に止めてキックすると、

エンジンはすぐに復帰、走り出して1キロもしないうちに今度は

ガラガラガラ…という音と共に失速。

「あーっ…(´Д`)ハァ、キタコレ。抱きついてる…」

止めてオイルタンクをチェックするが油量は充分。ラインにエアでも噛んだかと

オイルポンプのところでエア抜きを試みるが、エアは出てこない。

オイルポンプの駆動ワイヤーのイニシャル位置を増量方向に調整したこともあって

まだ、この時の自分は気付いてなかった。

エンジンはかかるので、とりまスタート…早めのシフトアップに、ポンプストロークを稼ぐ為に

大きくアクセルをあけて吐出量を増やしたが、どうやらピストン表面が荒れてしまったようで

油膜を確保出来ずにまた止まる…

「まともなエンジン、無くなったなぁ…」誰も通らない早朝の農道に、独りポツン…

遠くで地元の人が草を刈るエンジン音が漂ってくる。

「ん~~~~~っ…」と、ここで気が付いた、シムの全撤去がまずかったかと。

初期のYPVSはアクセル連動で、回転数に関係なくアクセルの入力だけでポンプストロークが決まったが、

その後のYPVSはエンジン回転数による補正を取り入れている。

YPVS駆動プーリーにワイヤーを足してエンジン回転信号とし、その信号をベースにして

アクセル連動のポンプストローク量を決める方法に改良されている。

縦軸に吐出量、横軸にエンジン回転数のグラフを書くとエンジンの状況によって

ベースとなる横軸が上下にシフトし、アクセル情報に対して増減の補正を加えてるようなイメージかも。

ここまで100キロ以上走って、この道よりきつい登りも下りも平地でも、何の兆候も問題も無かったのに、

なぜこの勾配(長いパーシャル区間)で抱きつきが発生したか…

80km/hで5,000rpm…アイドル付近ならスロージェットに見合う吐出があれば焼きつかないし

その回転域なら、ケースに溜まったオイルで一時的な高負荷はしのげるが

エンジン回転による補正が入っても5,000rpmで長期間のパーシャルでは

ケース内のオイルは使い切って、ホントはもっと必要なのに、アクセル入力は小さく

吐出量が間に合わなかった…と、いうことか。

結局、オイルをエンジン各部に運んでいるのはガソリン…

5000rpmで平坦部を走るアクセル開度ではアクセル情報に対しての吐出量は間に合っていたが

同じ回転でパーシャルにするとちょっと足りない状態で、そのまま長く走ってしまった…

もしかすると、ホントにシム1枚のストローク量が足りなかったのかと思った次第。

「あ~…もしかすると帰れない…どーする?自分…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Ment.Rec

2016年06月17日 | 3XC(R1-Z)

21126.8km : パワー1・R 200ml

          (21127-20407)Km/0.1L=7200Km/L…壊れるな、こりゃ(゚Д゚; 

                                        でも左のサイレンサーはしっとり濡れてるし

                                        右もカーボンが付いてる。

                                        まぁ、増量方向で再調整。


雑感 2

2016年06月13日 | 3XC(R1-Z)

不思議だね、こいつ…

スキーにたとえれば、エッジに「乗る」とどこまでも回りこんでくる。

荷重するほど板がたわみ、雪面をエッジというノミで削るようにがっつり掴んだまま

荷重が抜けるまで回り込んでくる。

エッジが外れたら破綻するだろうなとか、限界値はどのあたりなんだろう?と

未知数を抱えたまま走らせている。

硬すぎてダメだろうと思っていたFサスは、一発で当たりを引いた気がする。

ただ、ガツン!とブレーキを使うとゴン!と底突きするのがいたい。

オイルロックピース周辺が純正と構造が合わないので、簡単に底突きするのだ。

もうちょい、硬いオイルでもいいかなぁと思うこともあるが、現状で細かいコツコツ感もあるので

もうしばらく様子見てもいいか…走るほどに車両の印象が変わってる「今」はいじらない方がいいな。

沈まなくなると、もっさり感は強くなるかも?

ヒラヒラ感を感じないのは以前と変わらない、はやり安定志向の車体周り。

フロントタイヤのセンター~ショルダーの中間あたりが、一部スリップサインに届く。

何のタイヤを使っても、どの車両に乗っても、自分は一番最初にここが減る。

リア1本に対してフロント2本…フレは自分の逆、フロント1:リア2

やはり自分はヤマハ乗りではないのか?w

 

 

 

 


Ment.Rec

2016年06月11日 | 3XC(R1-Z)

20407.4km : 純正オートルーブ -545ml

         : カストロール パワー1・レーシング 0+500ml

 

(20407.4-20021.1Km)/(500+200-545ml)=386.3km/155ml…×1000

                                 =2.492km/ml×1000

                                 ≒2500Km/L…!(゜∀゜)絞りすぎだ。でも1000Km/Lだとオイルが飛ぶ…

 

 

 


さてと!どうしようか、これw

2016年06月09日 | 3XC(R1-Z)

例の実働・絶好調♪である。

火を入れた直後に黒板を爪で引っかくような感じのかすかな音が出ていたブツ。

R1-Zのダメ出しが終わったら開けてみようと思っていたが

ダメ出しするほど調子は悪くないので、ちと開けてみることにした。

火入れの様子から、中の部品を使いたいとか、スペアとしてなどとは考えてなくて

つまりは最初から期待してないので、手抜きでサラッと見てみることに…

サイドシールはキレイ…初期型にしては程度がいい。

前にも書いた、開けた痕跡…メーカーのライン上ではここに液ガスは乗せない

ミッションとケース下のボルトを抜いて…

二枚におろしてみましたw

二枚は…ひらき?三枚おろしっては言うよね?…ま、いいや…w

ピストン、シリンダーはもうダメダメw

3万くらいは走ってそうなw

ただ、鋳型から出した後に仕上げの切削跡が結構しっかり残ってるピストン…

一度、交換してるのかな?上部にOSサイズの打刻が無いところを見ると

STDで交換したのだろうか?

ならばこの吹き抜けの多さも納得できるし、開けたついでにサイドシールの交換!?

抜けたから開けて、ついでにピストン…ま、いいや。

クランクのベアリングはガラガラ…交換しないとダメだなこりゃ。

クランクが暴れるとピストンに傷が入るそうだけど、この縦傷はそうなのか?と

吸気側の無数の傷を指先で撫でてみる…結構深いな、これ。

ケースの分割時に「上下に渡るパーツって無かったよな?」と、いちお記憶は参照したが

忘れてましたw

割れそうで割れない、さび付いたダウエルピンが頑張ってるような…パキッ!っと音がして割れたケース。

いつも、「なんでこんな硬い素材で?」と疑問に思っていたベアリングのカバープレート…なんか、わかった気がするw

 

手を入れてからじゃないと使えないパーツばかり…

OHベースを買ったにしては高かったかなぁ…まぁいいやw

持っていれば、救いの手に変わる時もあるカモカモカモ?w

 

 

 

 

 


へぇ…

2016年06月05日 | 3XC(R1-Z)

収納を考えると、使ってるタイヤはそのシーズン中に使い切りたい。

タイヤは生モノだし、ホイル単体で収納するのとタイヤ付きでは、収納に使うスペースが違う。

はや6月…そろそろ梅雨に入るし、夏は暑くて乗りたくないし秋にはTZRを走らせたいしで

さっさと勘を取り戻して、こいつは収納してTZRに着手したいところ…

体調不良ながら騙し騙しで乗ってはいるが、乗れば乗ったでやはり楽しい。

タイヤの皮むきはショルダー5~6ミリを残して完了…端まで使い切るには

まだまだ走りこみが必要だが体が追いつかない、まぁ後々の課題ということで。

17インチ…タイヤの角というかショルダーというか…いかに荷重するかが勝負なのかな?

角に乗っても荷重出来ていないと旋回力はそう強くはないし、

クラッチを切ったまま進入してしまったみたいで非常に気持ち悪い。

しかし荷重出来ているなら、コーナー出口まで「回しこめる」のには驚いた…へぇ…

この荷重の発生源は「開ける」こと…常に車体を前に引っ張る「糸」の張力が

たるんだりしない様に一定に、もしくは張りつめていくようなイメージで「開けている」ことらしい。

なので、パワーバンドをキープ出来る、出来ないがコーナーの「仕上がり」を決めてしまうかも。

左コーナーはイン側に歩行者、自転車、駐車中の車などの障害物を想定して

クリップするのは出口が見えてから…「視距」を確保しながらなので

その場の環境によっては、対向車線から入っていくこともあるが、

右は左のような障害物の心配は少ないので、わりと早めにクリップしたりもする。

左右ともクリップ後は「開けていく」わけだが、18インチなら車体が

起き上がりながら外へ=曲率半径が大きくなる、とすれば

17インチはそのままのバンクで同じライン上を前へ出て行く感じ…

進入自体、17インチの方がクイックなのでライン取りは変幻自在かもしれない。

開けられる人は、とんでもない速さで走れそうだね、これ…アルミフレームとか

倒立サスとか剛性が高ければ+αのメリットも生じるだろうし。

いまさら峠で頑張る気は無いから、自分は興味ないけどw

今より集中力が高い年代に乗りたかったかなぁ…あの当時は「ちょっと乗せて!」と

借りたバイクでも「あ、こいつはこう乗るのか!」とすぐわかったけど、

いまはもう、手探り状態…いったん、こいつに馴染んだら、もう18インチには戻れないカモw