まずはホイル…こいつがブレてたらフレームがしっかりしてても意味はない。
都合4本あるので、全部を見ていくことにする。
パッっと見、すべて黒なのだがリム内側が明るいシルバーなのが埼玉から引いてきた初期型、
グレーっぽく見えるのが横浜の業者から買ってきた後期型である、どちらも某オクw
まずは、起こそうとしている後期型のリア…問題なくクルクル。
続いて写真のフロント…ごく一部が微妙に凹んでいる、それも片側だけ。
リム内側のビード部に指を当てて回してみると、微妙に指から離れるのだ。
1ミリはいってないな…0.5くらい!?長さにして10~15センチといったところ…
オフ車なら間違いなく無視するレベルなのだが、こいつは高速に乗ることもあるからなぁ…
メインユースの街乗り~峠レベルではまぁ、問題は無いかな…その範囲なら出して80くらいだし
使ってみてから考えてもいいな…
続いて前期型の2本…こちらは問題なくクルクル。ただベアリングが終わっているのか
ディスタンスピースが落ちるので、アクスルを通すのが手間だったw
使うならベアリング交換は必須…ま、ホイル単体は健康ということで〇
フレームに前足、ホイルをセットして、いよいよ車体のチェックに入る
今回、基準となるのはリアホイルの向き…ピボットシャフトとリアアクスルの平行を
くどいくらいにチェックを入れる。
車体をチェックと言っても精密に測定できる機器など持ってはいない。
簡易的な方法でチェックを入れて「使ってもいいかな?」という判断をしようとするもの。
使うのはこれ…
ホームセンターで売っているアルミの角材2mモノである。
丸材も売っているが地面に置いた時に転がってしまうと作業にならないので角を選んだ。
ここで、ナニするの?(゜Д゜) という疑問に簡単に回答…
前後の整列…つまり「前にならえ!」をしたときに前後ホイルのセンターが一致してるかを見るのが目的。
方法として、リアホイルの側面を延長した時、フロントホイルの側面がどこにくるか…
これをアルミ角材を使って見てみようとするもの。
間接的にフレームや足回りの可不可を判断できるのではないかという理屈である…
つまり、精密に単体でフレームや足回りを測定することが出来ないので、ここが〇だったら
こっちも〇だろうな…という総合的な判断方法である。
当然にフレームの歪みを足回りの歪みが打ち消してしまうと、狂っているのに帳尻は合ってしまう。
この場合、自分がやろうとしているチェック方法は完全にお手上げw
まぁ、自分の使用目的や使用レベルで考えたらこのチェック方法でも充分かな…
ビールケースから降ろして自立させてみる…
自立…何年ぶりだろうね?こいつw
早速、角材を当ててみりことにする…
フロント側は接地させたまま、リア側はなるべく高い位置にあてて、2~3回トントンとかるく角材を振動させる。
その後、静かにリア側を接地させ、フロントホイルの側面を見てみる…まずは左。
今度は右側…角材の精度は信用してないので、左右測定時には同じ面を、同じ使い方になるように気をつける。
アヒ…(゜Д゜; ちと違いすぎね?
左前のホイル~角材間は17ミリ、右側3ミリ…ホイルの外幅はフロント90、リア110ミリである。
前後センターが一致していれば、左右の隙間は10ミリが基準…7ミリずれているわけである。
左リアの高い位置に角材を当て、フロントをディスクの位置まで上げてもディスクに角材は当たらないが
右で同じことをすると、角材が「しなる」w
捩れ、ちとでかいなぁ…(;´Д`)
気を取り直して、埼玉から引っ張ってきたガソリン駄々漏れのボロボロのフレーム…
こちらは左8ミリ右12ミリ…2ミリの狂いなんてもう、そうんなの誤差!誤差!w
こっちのフレームで起こそうかと思ったけど、腐ガスと錆がひどい…表面的な腐ガスの汚れは落としたけど
錆の奥に入ったガソリンまでは落としきれてない…こいつはブラストしないと、塗料を吹いても乗らないと思う。
自家塗りもいいけど気温が低すぎだし、やはり耐久性ではプロにはかなわない。
ましてやブラストが必要となると…う~ん、フレーム1本¥3~5万くらい?
ネットを見たらフレーム修正もやってる業者があるみたいだけど、料金は同じくらい…
別フレ…オクで探すと¥1万前後くらいからあるみたいだけど、塗装の状態がいいのはそんなに出てこない…
使えなきゃ鉄くずなんだけど、棄てるには美しすぎる…なんて罪なヤツなんだ!w
復帰、どーしよ?GWに合わせて作業する計画だったのに、最初の「さの字」で止まってしまった…