詰まってるんかなぁ…ということでスペアと交換
普通に健康なラジエターなら、水温系の針は下から1/3くらい…こいつは1/2まで平気で上がる。
以前、キジ〇製ネット式のフィルターを使い、ネットから出てると思われる樹脂繊維がスローに詰まり
キックもかからないことはないけど、なんか変(・・;…という症状に悩んだ時、普通に走って1/2から2/3まで上がった。
今回はキック2~3回で普通に火が入り、出だしや低回転域も普通…
2stは4stに比べて燃焼温度は低いので、熱管理はメーカーとしては扱いやすい方…なので
ヤマハの2stならどれでも普通に走って1/3くらいに収まってるかと。
…と、するとこの針の動きは変だよなぁ、なんか発熱と放熱のバランスが悪いよな…と
二つを交互に水道のホースを突っ込んで、出てくる水の勢いを観察…
微妙に違う?なんか同じに見える!?…明確な差を確認できなかったので「どっちがどっち?(^^;」になる前に
さっさと車両に装着…交換後は1/3でピタリ!安定。
どうもマフラーのダンパーがくたびれ過ぎ!?エキゾーストの丸いガスケットがやたらとヘタるので
スペアのステップマウントと交換…で、リアブレーキスイッチの調整、ピコピコ点くのを確認…
で、前ブレーキは?…あれ?(・・ 追突されるなぁ…ということで接触不良の捜索。
導通が確認できればいいわけで、カプラーや端子、スイッチ本体を「通ればピーッ!」のテスターでチェック。
どこもピー!…考え込んでしまった、ストップランプは点かない…
リアのスイッチで点灯するのでタマ切れはない、ハーネス自体もチェック済み…
電圧がかかると点かないってなんだよ?とブレーキレバーでスイッチをカチカチ…
10回に1回くらいで点くのを発見、点いた状態をキープしながら「こんなことってあるんか?」と
そのまま、スイッチ端子の接触をチェックしようと、指先の感覚でハーネスを探って「あちっっ!」
オマエかよ…買っても¥1000はしないだろう、あとで取り寄せるとしてこいつは捨ててもいい…バラしてみるか!w
スイッチ自体はこの位置関係で、プラのケースに収まってるわけだが
接触するボタン?の一方が磨耗している、ボタン全体が黒っぽいのは酸化のせいか?
一方を固定しておいて、それに対してスライドしながら接触するのは、動作のたびに接点を磨く設計?
さすが日本製!こういった作り方はやはり日本ならではだよな…と、ニヤニヤw
ペーパーを当てて磨いてみる…酸化防止のメッキがしてあったらまずいな…っつかいいか、捨てるし…
本体に戻して、プライヤーで挟んでみる…熱で溶着された本体、壊れたらゴミ箱直行、組みあがったら笑えるな…
パチン!と音がして組みあがってしまったw
しれっと車両に装着、ちと様子見状態。
先日、雨の中を走り「入ったかな…」と気になっていた燃料タンク
コックの部分から外してガスリンを抜いてみた…抜いたガソリンをジョッキに移し
再度タンクへ…中をすすいで排出を数回…
あ、やっぱりね…一雨、2時間くらいの収穫
うわずみのガソリンをジョッキに移し、底部に溜まった水とご対面w
これがコック位置より低いタンクサイドの「ポケット」に溜まったら…1年あれば、穴が開くか!?
タオルを突っ込んで、さかさまにしてシェイク…水を含んでるかもしれない抜けきらないガソリンを
天井部分のフラットな面に集め、タオルで吸い取ってしまう作戦。
ヤマハのコックに付いてる標準のフィルター…こいつがあるせいでタンクが錆びる
水抜き剤を使ってもフィルターを通れず、タンク内に残ってしまう水…
満タン時は底部の水抜き剤と混ざったガスも、上部のガソリンの「重さ」でネットを通過することもあるが
走るほどに「重さ」という圧力は減り、同時にネットを通過する水っぽいガスも減る…
で、スタンドで給油…水抜き剤が希釈され、その効果にあずかれない水は再度集結…
ユーザーは「水抜き剤を入れたから大丈夫」と思ってるだけに始末が悪い。
自分はフィルターをカットして、水が出やすくし外部フィルターを付けて目視チェックが出来るようにしている。
以前からちょっと錆てはいたが、成長してないし取るほどでもないか…とそのままだった錆。
今回の件で錆が進んだ兆候もないようだ。
オイルポンプ部のフィルター…これを外そうとして関連箇所のネジを折ったわけだが
外してこうして見ると、軍手作業はやはりまずいよな…とつくづく思う。
ネットの表面に薄っすらと「革」化している軍手の繊維…ちらほらと赤いのは自分が使ったガスケット
ガスケットの破片が上なので、大半は前オーナーの軍手か…
ネジロックでがっつり固定されてる残骸…
樹脂を取り除くと、意外にフラットな断面…
これなら自分でも掘れるかなと中央にドリル…
で、バーナーで暖め、ロック剤の軟化を狙うわけだが、ロック剤というより、マジで接着剤…
ぜんぜん、やわらかくなる気配も無く、エキストラクタも滑ってしまう…
仕方なく太いドリルで穴を広げ、太いエキストラクタを噛ませてグリッと…
あうっ…
結局、5→6ミリのタップを立てて終了しましたw