段ボールの備忘録

'80~'90年代のYAMAHAに乗ってます、メンテ記録のメモ代わりなブログです。

ド壷!(゜Д゜)

2016年01月30日 | 3ET(DT200R)

あの暖かい日はどこへ行ったのか…

ケースを開けようとしたら雪である

寒いじゃまいかっ!w

こんなコツコツと、手先の作業が続く時に限って、しんしんと冷えるとはw

陽気に誘われ作業を開始した私はトラップにかかった獲物のようだwww

ま~、我慢できるトコまでは作業するか…w

久しぶりに写るメイト90だが、ヤツは冬用のタイヤを履かせてもらえないため

雪が降ると軒下の雪が積もらないところをDTとAXISに追われて転々としているw

 

先日下ろしたエンジン、ケース内をよくみると結構、ゴミがチラホラ…

開けたミッションも底の方にスラッジが溜まってるっぽいのと

バラシ作業中の軍手の綿ゴミが付いているので

ガソリンでサラッとすすぐことにした。

ミッションはカセット式ではないが、Eクリップ一個でまとまっている状態…

こいつを外すと全部がバラバラになるので、このまま作業する。

使われていた液ガスは黒…ヤマハって黒だっけ?FZRは白だったが、一度開けられてるのかな?

ただ、使い方はかなりの数をこなした手馴れた印象がある。…「無駄」がないのだ。

…っつか、寒い…ちゃっちゃと洗って今日はここまで!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


待ち人、来ず…

2016年01月29日 | 3ET(DT200R)

こんな時にやってくるのは、たいがいは会いたくない人だったりする…

会いたいな~と思う人ほど現れず、おめーかよっ!という輩ほど目についたりするものだ。

これは自然も同じで、降るなよ?と願うほど土砂降りの雨だったり、

峠の登り始めで「上が寒くないといいが…」と思うほど寒かったりする。

暖冬と思われていたこの冬、115年ぶりに奄美に雪が降ったとか

沖縄では冷たい海流に、仮死状態となった魚が浜辺に打ち上げられたりとか

年が明けてからは、結構冷え込みがきつい…

軒下ガレージの私には、気温の変化が結構大きな問題で、家中にちらばったパーツを集め

ひとつのフレームに組み上げる、大きな動作の時は寒さも気にはならないが、

例えばじっと座ってコツコツとヘッド裏にオイルストンをかけるような小さな動作が続く時は

手足、足先、肩からシンシンと冷えてくる…

この日は朝から快晴の無風…前夜からの気温の推移も高めだったこともあり

3月を思わせる陽気となった。

「やるなら今しかない…」かくして私は追い込まれた。

 

いつものビールケースにセット…このあと外装をはぎとり、エンジンを下ろす。

いったん、コロがすことができる状態まで組み上げ車両は移動…

エンジンをバラし始めた。

外したシリンダーとピストンをまじまじと見たが、ヘッドを外した時の印象とはまた違って

やはりそれなりに吹き抜けが多い…補修用のO/Sピストンをどこかのメーカーが作っていたなら

そっちを使いたい感じ…どこも作ってないのが悲しいw

そー言えば、もう一個捨てずに保管してたシリンダーがあったハズ…どこに仕舞ったっけ?

そいつの磨耗具合も気になるな…こっちより、まともだといいが。

どーしよ?もう一度STDピストンを取り寄せて、クリアランスを見た方がいいかな…

ピストン周りで¥2万くらい!?来月からR1-Zの準備があるからなぁ…GWには間に合わせたいし。

やはりDTは仕舞おうかな…でもブーツを新調したしなぁ…

なんてなことを考えてると手が止まる…あ”-www

( …続く )

 

 

 

 

 

 

 

 


更新はしていなかったが…

2016年01月27日 | 3ET(DT200R)

ほぼ組みあがっている…ブレーキパッドとチェーンをセットすれは、ナンバーは取ってあるので

すぐに公道を走れる状態なのだ。

先日、クランクの左側サイドシールの交換を済ませ、アクセルについてくる状態を確保したが

アイドリングで暖気中に床面にLLCを発見…漏れるモノはすべて漏れてくる現実に

笑いとため息ではあったが、2stの場合はすぐヘッドをはがせるので、まぁLLCを抜く手間はあるが

ガスケットを発注してすぐヘッドを外しにかかった…

そーいえばこの個体を開けるのは初めてかな…こいつは2台めw

初代は右直事故でフレームをねじってしまい全損扱いとなった(自分は直…右折禁止の交差点www皆さんも気をつけて下さい。)

わりと状態は良い!?クロスハッチはまだしっかり残ってるし、

アイドル時のピストンの首振り打音がそこそこうるさいので、自分はピカピカになったシリンダーを想像してたけど

STDサイズのピストンとリングで、もうちょい使えそうな感じ…まぁ、気になる人はボーリングなんだろうけど

自分は「気持ちよく動いてくれればOK」なだけなので、そこまでは考えてはいない。

同じYPVSが装着のR1-ZやTZRには見られなかった縦キズ…なんだろね?

以前TZRのピストン側面にピンホールのような穴を見つけて、不思議な気持ちで見てたけど

あの穴は、このキズ対策だったのか!と今さらながらに感動w

今回はガスケットの入れ替えだけなので、この後はオイルストンで接合面をサラッと磨いて

ちゃっちゃと組み上げて終了…

ふたたびアイドルで様子を見てた時、ふと指先を当てたミッションのブリーダーホース…負圧を感じた指先www

アクセルを開けた時は、そっちから吸っているのでブリーダーに負圧は感じないが、

アクセルを戻してアイドル状態になると、間違いなくブリーダーから吸っている…

左側のサイドシールを交換した後、アイドルで時々回転ムラがあったのはこのせいか…

レーシング時に回転落ちがなんとなく遅いっつか、もやもやした感があったのもこのせいかも。

まぁ、気にすればのレベルだったので、その時はそのまま見過ごしたけど、

なにげに指を当てたら、原因がわかった現在w

ふたたびLLCを抜き、ミッションオイルを抜いてみた…オイルバットの底面が隠れないくらいに

オイルの吐出が少ない…基準は750ccだが、どう見ても500ccくらいか。

ケースカバー右をはがし、クラッチハウジングを外し、ドライブピニオンを外し、オイルシールとご対面…

内側から打ち込むタイプらしい…左シールとは違って外側から交換は出来ない(´・ω・`)

またバラすの!?ここまで組み上がってるのに…

シート外してシュラウドを外してタンクを下ろして

チャンバー外して、寒さでより硬くなったインマニが憎いくらいのキャブを下ろして

スィングアームと共締めなエンジンのリアマウントのピボットシャフトを抜いてエンジンを下ろして

シリンダーを外してケースを割ってミッションを取り出し、クランクには退場を願ってやっと手がかけられる右サイドシール…

あ~~~~もう、触りたくない、こんな小さな部品、一個のためにwww

 

 

 

 

 

 

 

 


Ment.Rec

2016年01月15日 | 3ET(DT200R)

クランク・サイドシール(左) 

 

チョークを引いてエンジン始動→パラン、パンパンパンパン…

アクセルを開ける→バホッ!モーモー…

チョーク併用でアイドルを高め限界にセット、アクセルをチョンチョンと開け、エンジン回転を騙し騙し上げると

ある一定の回転数からバァ~ン!と上がってパァーーーン!と全開状態に。

チョークでアイドルが出来て、上は全開まで回る…リードバルブ、CDIは正常と判断。

じゃ、他には?…2次エアの吸い込み口を探しにブレーキクリーナーをそこかしこに。

キャブ、キャブジョイントは正常…吸い込み口を発見できずに、ここでしばらく悩む…

そーいえば、Fスプロケも交換だしロックナットは今のうちに緩めておかないと!…

と、思いケースカバーの最初の1本を緩めた途端、パンパンパンのアイドルがバァ~ン…

あれ?と思って更に緩めるとバァ~~ン!

あ~、ここね…パンパン!と拍手(-人-)

再度、締めこんでこの日は終了。

部品が届いたので本日交換。

交換時にシフトシャフトに乳化したミッションオイルを発見…あ~~~~~、メンテが終わらないw

 

 

 

 

 


YPVS清掃

2016年01月09日 | 3ET(DT200R)

ボチボチと組み上げながら作業は進むが、YPVSの駆動モーターを取り付けようとした時、

保管中のエンジン単体状態でバルブを手で操作したとき、明らかに動きが重いのが気になったのを

思い出して、「ちと開けてみるか…」となった次第。

3XCや1KTのパラ・ツィンより重いのだw

プーリー部分を外してバルブとご対面。

まぁ、見かけは綺麗なんですけどね…中はどーなの?と。

8ミリのスパナで固定して…

反対側のヘキサを緩めたところ。

プーリー側には10ミリのボルトを差してプライヤーで引き、残ったバルブは木の棒を当ててコンコン!と叩きだした。

まぁ、カーボンがwと、言うより燃焼した2stオイルが酸化して固くなっている。

重さの原因の7割はこれかなぁ…

バルブに溝が切ってあるけど、カーボンで詰まっている…本来ならオイルが溜まっているべきなのかな…

バルブ自体は両端を固定され宙に浮いた状態で作動なので、シリンダーと接触することはない。

隙間に入ったカーボンが研磨剤の役割をしてたようで、地金が見えているところもある。

さて、こいつを何で洗うか…

手っ取り早く、ガソリンでいいんじゃない?と答えを出し、とりま酸化して固くなったオイルを流すことにした。

カーボンはメッキ状態でそう厚く積もってるわけではない。

かるくワイヤーブラシで落として、落ちなかった部分はそのままでOKとした。

せっかくだからピカピカに…とも思ったが、そこまでやるメリットって何?と思ったのも事実。

積もったカーボンが燃焼室に落ちて、ピストン・シリンダーにキズを付けるならやばいが

ここはシリンダーからの噴出し口…多少、カーボンがあっても中に落ちることはない。

…と、まぁ、スポンジたわしの極細併用で、ゴシゴシ洗った結果、そこそこキレイにw

バルブの溝は細い丸棒やすりで清掃。

シリンダーのバルブが納まる部分も…

ガソリンを浸したたわしでゴシゴシ…

組み上げ時にグリスを塗布指定されてる部分があるが、何を使おうね?

排気ポートって何度くらいまで上がるんだろう?

リチウムだとすぐ、溶けるかな…ウレアなら200℃くらいまで耐えられそう?…

と、いうことでウレアを入れたが、グリス自体が結構固い。

仕上がりは、以前より軽くはなったけどやっぱり重いwww

ま、グリスが掃けたらまた変わってくるかな!?たぶん、2stオイルも回ってくるだろうしw