さて、ステムをなんとかしよう!その2…
買って数年放置のベアリング…たしかSR用に買ったと記憶してるが
XTもSRと同じベアリングを使用してるため、今回使ってみることにする。
プライスタグを見たら¥7000を超えていた…made in japan も、次第に遠くなりつつある。
ネットでよく出回ってる青い箱はシナ製…安けりゃいいじゃん?と思う人も多かろうが
それをやってると国内企業が倒産とか買収され、いずれシナ企業になってしまう。
ちなみに中国政府は各企業に3人の共産党員を配置すると正式に発表している。
民間企業なら関係ないだろうと思った人…中国政府に「民間企業」なんてありません、すべて中共の管理が入ります。
企業が教化され社員が教化され、家庭内に共産色が浸透していく…何が起こるか…
まぁ、すぐに何かが起こるわけではないが(そんなことをしたら反発されてしまう)10年20年という
長いスパンでジワジワくるのが中共…新聞・マスコミはすでに堕ちている。
目先の利益に飛びつくと、自分の首を絞める罠。
自分を勘定にいれない判断力さえあれば、怖い相手ではないのだが…
…っと話が脱線w知りたい方は2ch系へどうぞ…日本乗っ取り計画が詳細にワカリマスw
家捜ししてたらフォークシールが出てきた…いつ買ったのか覚えていない…たぶん遠い昔w
メーカーからはまだ入手可能なので、これは今回使い切ってしまうことにする。
さて、インナー…写真では見づらいが、先端部分に局部当たり…
じゃ、これに相対する曲がりが反対側にあるな…と思ってひっくり返すと20センチくらい離れて局部磨耗。
ボトムケースも減ってるだろうなとは思ったがどうしようもないので、このまま作業続行w
メーカー品質を忠実に再現…とのキャッチコピー…確かに悪くないw
シートパイプが通る径も同じくらいだし…左:純正 右:リプレイス
ワッシャーの内径を直接計れないので、「通した感じ」で判断するしかないが
ガタ、抵抗感も手の感触では差がわからない。
R1-Zのモーターパーツ社製インナーはこのあたりがアヤシイw
オイルロックピースが収まる部分も同じ感じ…R1-Zのように簡単に底突きはないだろう。
インナー上部からシートパイプを入れようとしたトコで携帯の電池が終了。
寒いトコに放置気味だったのが効いたらしい…以下写真は無し。
シートパイプのピストン部分…押してやらないと入らないし、引いてやらないと出てこないという
インナー内径との相性…全然重くないのでいい感触だ、厳密には合ってないのかもだが
これくらいならオイルの番手を調整してクリアできそうな感じ。
R1-Zの、デフオイルじゃないと減衰しないシナ製とは、レベルが違う国産リプレイスw
この後、ストックのステムをフレークに組み、使用してたフォークをセットして
捩れている反対方向にフォークをねじる…
捻り戻りというか、これくらい捻っておけばOK?と転倒現場で捻り戻す場面も度々あったが
走り出してすぐは、「戻った感じ」はするものの、しばらく走ると「まだ戻ってないな」とか
転倒時に捻ってステムに刻まれた内部応力が、修正捻りを打ち消して復活…みたいなケースもあったので
捻ったまま、トーチで炙ってみることにした。
もちろん、真っ赤になるまで炙ったわけではない、そんなことをしたら焼きなましになってしまう。
手で触れない程度に10分ほど加熱、その後自然冷却…どんな結果が待ってるか、楽しみではあるw
グリス溜まり、ブッシュ他シャフトと、ベタベタにグリスを詰めてリア周りを組み上げ
とりま、エンジンを載せる…この後、ステムを見るのに、どうしてもフレームに「重さ」が必要になる。
エンジンの各マウント、ピボットシャフトはまた締めてない、ナットが付いてるだけ…の状態。
さて、ステム…これは今まで使っていた方だが、捨てずに保管しておいたもう1セットが、どんな状態なのか…
とりま、現在使用のステムの歪みを見てみる。
新品のインナーをセットして、トップブリッジを最下端に…
インナーをセットする穴の内側、バーマウント側にインナーが当たる。
オフ車だから曲がっているのは普通だろうと見ていたので、さして気にもならないw
長めの棒(R1-Zのフレームチェックに使ったアルミ角材)を渡して、平行を見る。
何度か捩れてるハズだが、偶然にもほぼ平行な位置に戻ってるようだ。
このあとインナーを、その中間点でステムにセットし、上側にトップブリッジをつけてみたが
やはり、インナーをセットする穴の外側にパイプが当たる…V字型に開いてる模様。
とりあえず、使用してたフォークをセットし、スポークの調整をする…
こちらもニップルには注油済みで、張りなおせばOK。
一旦、取り外して別ステムをセット…新品のインナーをセットして
同様のチェックをしようとしたが、サラッと見ただけで捩れてるのがわかったので
こいつは後日改めてにするか…と
とりま、前周りを組み付けて本日は終了。
自立はいつぶりだ?何回見ても、リアサスは長いw
まずはホイル…振れを取るには、錆ついたニップルが邪魔、加えて回るニップルもいずれは錆が入るので
一旦、全ニップルを緩めて注油してやろうという作戦…固着して回らないニップルも、この際折れるのは覚悟で
予備も数本のストックがあるので、無理やり回してしまうw
3本ほどやっつけたあとに、全ニップルが緩んだ。
抜ける直前まで緩めて、ニップル内にスプレーグリスを差す。
その後、全ニップルがリムに触るか触らないかの位置まで締めてクルクル締めてみる。
さて、ここからが調整…縦振れと横振れ…自分は縦が取りにくいと思うので、先に縦振れを取ってしまう。
一番振れが大きいところの左右のスポークを張り、ホイルを回す…締めるほど振れは小さくなるわけだが
この時、ハブの反対側のスポークに張力が発生してるなら、ニップルを少しづつ回して張力を逃がす。
これで大きな縦振れが消えたなら、次はその直角方向の振れを見る…考え方は同じ、振れの大きいところを締めて
反対側に張力が発生するなら、少しづつ回して張力を逃がす…
2方向4箇所でみてやれば、だいたい縦振れは消えてるハズ…振れてもせいぜい1ミリ…
次に横振れ…これも手法は同じで振れの一番大きいトコは締めて反対は緩める考え方。
縦振れの場合は締めるニップルは左右のハブをセットに考えても良かったが、
左右の振れは右ハブと左ハブがセットになる。
これを押さえてないと、いつまでも振れが取れないので注意が必要w
締める、緩めるを繰り返して振れを取ったら、車体に対するリムのセンターを合わせる。
この時は右ハブを締めて左は緩める…とか左右が相対する動きになるので
全右ニップルを締めたら同じ分だけ左の全ニップルを緩める。
ここまで来たら、どのニップルもリムに軽く触れてるが、張力がかかってるわけではないという状態なハズ
この状態まで仕上がったら、あとは全ニップルをホイルをクルクル回しながら
同じように締めていけばよい…途中、他のスポークに対して極端に張力が低いスポークがあれば
そのニップルは締め、前後(両隣り)のニップルは緩める…それを繰り返せばどのスポークも同じような張力がかかり
遊んでるスポークは無い…
張力も上がってくると、最初はボーン…次にコーン…締めすぎるとカーン…なスポークの音。
高いほど、聞いてて心地よいものだが、締めすぎは避けた方がいい。
締めるほど対衝撃性が落ちる…衝撃に対して余裕が無くなるわけだ、締めこんだニップルでリムも傷むし。
…と、まぁ仕上がったホイル…この後タイヤを組み込んだわけだが、タイヤレバーで久々のチューブ…
5箇所、穴を開けたのは内緒の話w
そういえば、なんかちと動きが悪かったような…で、エンジンを積む前にピボットを見ておく…
錆が入ってるものの、動き自体はよかった左に対して、固着気味で抜けてこない右のブッシュ。
ソケットのコマを当ててハンマーでコンコン!
普通ならブッシュ・ニードルベアリング・カラーの組み合わせだが、ベアリングの代わりに
樹脂製のブッシュが入ってる…錆で固着を避けたのか、最初からピボットの精度を求めなかったのか
わりとラフな造り…ピボットが金属と樹脂製のブッシュだけって…かなり割り切ってるw
洗い油にドボン!で歯ブラシでゴシゴシ…古いグリスと錆を洗い流して終了。
あとは新しいグリスを詰めて組み上げ…
ブッシュ交換は次回でもいいか、メーカーも割り切ってるようだし軽く磨いて再使用…錆てるけどw