段ボールの備忘録

'80~'90年代のYAMAHAに乗ってます、メンテ記録のメモ代わりなブログです。

備忘録

2017年02月01日 | 3ET(DT200R)

収納時オド:22.019Km

シリンダーはガタガタ、スペアと合わせて3XPピストンで要修復。

オイルポンプは新品交換済み。

クランクのサイドシールも交換済みだが、右のプライマリー側から

微妙に吸ってる模様…ミッションオイルが減る。

クランクの磨耗もしくはベアリングが原因か?次回、要確認。

アンダーガードとフレームの隙間をなんとかしたい、障害を乗り越える時は

ドン!とぶつかった衝撃と後方へスライドする力がフレームに加わるわけだが

これは分散して受けないとダメ…現状のままでアタックを続けると、たぶん、どこかがちぎれる。

ステップの高さはそのまま、あと5センチ後退させたい。

シッティング姿勢からスタンディング姿勢に移る時にハンドルを引かなきゃ立てない…

脚力だけで立てないのは致命的。

 

 

 

 


抱き付き2日連続、計10回以上!?(((((((( ;゚Д゚))))))))カタカタカタカタ…

2016年08月03日 | 3ET(DT200R)

あれ?こんなに遊びを詰めてたっけ?とアクセルワイヤーを遊びを多めに再調整後に

久しぶりにDTを走らせてみたのだが、家から5~6キロの巡航状態時にストップ…症状はR-Zで経験したのと同じ、

力が無くなってきてシフトダウンでクラッチを切ったらストン!とエンスト。

惰性のあるうちに押しがけ要領で、クラッチをつなぐとかかりはするが、すぐにエンスト。

真夜中の地方の3桁国道…誰も通る者は無い暗闇の中、タバコを数本吸いながらエンジンが冷えるをを待つ。

もういいかな?という頃、キーはオフのままアクセルは全開。

押せる範囲でローギア近くで額に汗が出るトコまで押す…

少しはケースにオイルが行ったかな?という頃、エンジン始動…走り出してすぐシフトアップでアクセル全開。

車速が乗ったら全開のままブレーキ…エンジンをモーモー言わせながらなんとか帰宅…ナンバー周りは黒い斑点。

ポンプからオイルは出ているのである、ただアクセル開度が小さいと出てない?っぽい。

ためしに0.8ミリのシムを入れて、アクセルワイヤを調整前の位置に戻してこの日は終了…

翌日、同じルートを同じ感じで走り出す。

確か昨日はこの辺りで止まったハズ…を過ぎ、あ!直ったかな?やはりオイルを絞り過ぎてた!?と

DTの整備をいろいろと思い出しながら走っていたら、そこから2~3キロでストップ…

やったー!最長不倒距離達成!\(^o^)/

 

そーゆー話じゃないっ!

 

考えられるのはあそこしかない…ポンプはオイルを吐こうとしてるのである。

けど、それを絞ってるのはあそこしかない…

この車両を入手したころ、オイル消費が激しくてポンプが壊れてるのかと勘違いした私は

新品のポンプを入手し、その後調整不良だったことがわかったため、結局そのままストック。

今回、そいつを車両に組み付け現状のポンプを部屋に持ち込み開けてみることにした。

液ガスが付いているがこれは前オーナーがやったもの、私ではない。

カムのストッパーを外す、二面幅は3.5ミリ。

カム・プーリーとのしゅう動面は平均的な磨耗か?ちとペーパーを当てればまだ、使えそう

ナットを抜いてドライバーの柄でコンコンしたけど外れない…

スクレパーの刃をガスケットの厚み中央にグリグリ…

パカっ!と割れましたw

引き抜いたプランジャー…なんか焼けてる!?コンパウンドでどうなるか…

プランジャーの穴からポンプ底部をのぞいてみる…ここはオイルタンクからのオイルが

一時的に滞留するところ、当然ゴミとか水が溜まりやすいが、なんかオイルのカスみたいなのが…

ポンプ底部はラバーコーティングされた金属のキャップなので、押し出すと外れる。

点で突くと変形するかもなので、ここはソケットのヘキサを使用。

ポンプからの流入部をポンプ側から見ると、ゴムのカスみたいなのが…

…で、問題視してるあそこ…

メーカーのページを見ると、中にワンウェイバルブのボールとスプリングが…

部品番号がふられているので、単体の取り寄せは可能…ただ、圧入なのかネジが切ってあるのか…

とりま、ポンプボディ側を温めてみる。

プライヤーではさんで、ネジを想定しクルっと回してみるとパキッ!っと抜けてきた…圧入だったようだ。

ワンウェイ部のスプリング…小さなゴミが!むむぅ…

ブレーキクリーナーのノズルをちょいと曲げて…

オイルの流れる方向へ、ポンプ内側から吹いてみると、ありゃりゃ!(゚Д゚)

細かいゴミがごそっと!ほとんどがゴムの小さい破片…どこから来たのか…

テッシュの上の点はワンウェイのボール…ゴミではない!w

これが制御してるオイルギャラリーの内径は1ミリくらい…そこに細かいごみが滞留…

まぁ、ポンプのストロークが小さい(圧送圧力が小さい)時なら流れも止まるカモカモ…

たまには開けて掃除をしないとダメなんだなぁと痛感…

新しいポンプを付けたエンジンは快調だが、打音がひどくて走らせる気にならない…

補修ピストンもDT用を作ってるところは無いみたいだ。

SDR用なら見かけたが、このあとTZRが控えているので、今、こいつに手をかける余裕は無い。

ま、DTとR1-Zで自分のダメ出しが終わったところで…秋かな?紅葉の頃!?w

 

 

 

 

 

 


ライ・ポジの詰め

2016年04月11日 | 3ET(DT200R)

ホイルベースに対して重心が高すぎるため、制止状態でほぼ50:50の重量配分もアクセルを開けた途端に

フロントの接地感が無くなるという車体まわり…

とにかく前の荷重を増やしたい、重いものはなるべく下に移設したい…とりあえず自分が座る位置を下に前に

移動することから始めたライ・ポジの変更。

下はだいたい限界まで来たかな…シートベースのごつごつが尻でわかるくらいだから、これ以上に下げるのは

ちょっと自虐的になりそうw

じゃ、前は?…と以前が様子をみながら少しづつシートを削ってはいたが、もうそろそろいいかな…と思い

乗りながら仕上げに入った。

ヤスリを置いてある所が削るポイント…ここはまだ下に削れるが着座位置は削るほどに後ろに行くので削れない。

削るのは前方…なるべくタンクに座る感じで削ることにした。

30分ほど乗って感覚を確かめ、また削る…

まぁ、このあたりが限度…と考えをまとめ、フロントはこれでOKとしタッピングビスでしっかり留める。

あとはリアかな…ライダー側を削ったせいでタンデムシートのラインがちぐはぐ…いずれなんとかしよう。

以前からちょいと気になっていたFサス…硬いというほどではないが、常にコツコツと路面を拾う。

「あれ?オイルはいつ替えたっけ?…」だったので、この際交換時期のポイントを記録するために

帰宅後に抜いてみることにした。

いつものビールケースに乗せて、ドレンを抜いてみる…

想像してたよりキレイwもっとギラギラしていて、そのせいで硬いと感じてると思ってたが…

スプリングもカラーも特に気になる錆もないし、スプリングにメタルスラッジが付いてると

こうして置いた場合にパール塗装の輝きになるものだがそれもない。

以前、G10を入れたのは覚えていたがそれでも硬い…なにかストックしてたっけ?と、

ゴソゴソしてたら出てきたのがこれw

いつ買ったんだろ?トラ車で遊んでいた頃かなぁ…DTなどの「オフローダー」に比べると

走るスピードレンジは格段に低いトラ車…中にはクルマのATFを入れる人もいるほど柔らかい足が都合が良い。

買ったとすれば、トラ車の頃だから相当に古いw

色はこんな感じ…

片側512cc…足りない部分はG10で補うとしてとりま、両足に500cc

一本めを入れ終え二本めの足に、フルボトムの状態でオイルを注ぐ…

エア、噛んでないよな?とゆっくりストロークさせたつもりが…ビユッ!

あ~、やっちまったw何cc漏れたんだろ?計った意味が無くなったwww

適当にG10を足してオイル交換は終了w

ロードスポーツって300cc前後くらい!?その1.5倍以上の500ccもあると

さすがの1番手のオイルでも、ちゃんと減衰してくれる。

乗った感じは結構、好みw小さな路面の凹凸をハンドルに伝えることなく

林道をサラッと走る分には申し分なく快適w

次回も1番でいいかな…自分の走り方が変わらなければ。

ただ…間違いなくリアとのバランスは悪くなったwww

 

 

 

 

 


届いたところで…

2016年02月25日 | 3ET(DT200R)

早速、作業開始…ステムベアリングの打ち替えである。

先日、ステムがクリックステアに…と書いたが、その話の続き。

正直、もう純正のボールベアリングを使うつもりは無い。

構造上、絶対ガタが出るということが確信できたからである。

…というわけで、取り寄せたのはPMCで発売しているテーパーベアリング…まぁ、モノはRCエンジニアリングなのだが

RCのHPを見たら、車種別の適合表は作成中の表示で、どれを買っていいのかわからなかったため

PMCから取り寄せになった。

ステップ位置を変更してスタンディングで乗りやすいように…と若干グリップを開いたハンドル・バーも

今シーズンはステップ位置変更を見送り「シッティング」で乗ることにしたので、ステム周りをバラすついでに

デフォのバーに戻そうと思う。

早速バラして、ベアリングを開けてみる…水の浸入も無く状態は良い。

グリスをふき取り、ボールレースの状態を見てみたが、打痕バリバリを予想してたのに

再使用可能なくらいにきれい…なんだ?わからんな…ロワー側が傷んでるのか?と…

ステムを抜いてグリスをふき取ってみた…ん~~~まぁ、確かに打痕は出来つつあるが

あのクリックを生じさせるほどの深さではないような…あ~~~ワカンネ!ベアリング、取り寄せちまったし…

…と、いうわけで作業を続けるw

写真を見てのとおり、ロワー側はテーパーローラーが標準…こいつをステムから抜くのが大変w

抜くと言うより壊して外してるのだが、最初にローラーを連結しているホルダーの一部を切り

端をプライヤーで掴み巻き取るようにホルダーを巻いていく。

ローラーが1/3くらいポロポロと落ちたら、あとはホルダーごと外してしまう。

こうしてベアリングのレースに手が届くようになったが、とにかくこいつが硬い…

グラインダーでステムを傷つけないように気を使いながら、すこしづつ削っていく。

ステムに密着してる面を削っていくと、紙のように薄くなった所から勝手に ひび が入るので

そのひびを誘導するがごとく、じわじわと削っていく。

これくらい削れば…と思いはじめた頃にタガネを使ってハンマーで打ち出すと、ポロっと取れるわけだが

時々、「あ…」みたいなw

刃が当たってるところは直接見えないので、たまに削りすぎてしまうw

上下のレースを打ち替えたあと、錆止めの油まみれのベアリングをガソリンで洗い、

いったんキレイに油分を落としてよく乾かし、手のひらで揉むようにグリスを詰め込んでいく。

極圧剤入りウレアグリス…極圧剤という名前が気になり、硬いけどそうベタベタ使わなければ大丈夫かと

ウレアで組み上げてみた…再度バラしてガソリンで洗浄www

遠慮がちに使っても、硬いものは硬かった!w

重くて仕方ないので、素直にリチウムで組み上げてみた。

手がグリスでベタベタだったので、この間写真無し!w

フロント周りを組み上げ、保管中はスプリングを最弱にセットしていたリアサスのイニシャルをいじったり、

販売終了のブレーキホースのガイドを、他車のそれを流用したり…と、こまごましたことを片付けていたら

いつのまにか、陽が暮れてきたので、試乗は明日以降となったw

おつかれ~w自分。  

 

 

 

 


ダメ出し雑感

2016年02月20日 | 3ET(DT200R)

まずステムベアリング…クリックステアになっているので要交換。

アッパーがボールでロワーがローラーな純正仕様だが、アッパーもテーパーにしたい。

ヤマハのステムは新品を組んでもガタが出る設計なので、ボール特有の軽さは魅力だが

寿命が短すぎなのが難点。

Fブレーキをかけて、じわっと荷重をかけていくと、ボトム付近でステムから「カッコン…」

ベアリングの中でステムが遊んでいるのだ、これは構造上の問題。

組み上げ時の締め付けトルクがどうのこうの…の話ではない。

 

新品のピストンを入れたエンジンは、快調に回ってる。

新品を入れたことにより、少しは騒音が消えるかと思ったが

静かになったと感動したのは最初だけで、3~4回のフル加速で以前のカラカラに戻ったw

交換前ほどではないにせよ、やはり擦り減ったシリンダーは何をしてもダメ…ピストンを替えたくらいじゃ収まらない。

修復するならボーリングしかないと強く実感。

長いエン・ブレの後にパッとアクセルを開けると、必ずガッコン!とノッキングが一発入る…

前ってこんなだっけ?とそのまま組み上げたピックアップコイル…エアギャップが狭い気がする

ちょっと見てみないと?…かな。

 

溶接機を買ってきてステップ位置を変更…までやる予定だったけど、来シーズンまでに予定変更…そろそろR1-z

ステップ位置を変えて藪アタック…乗りやすさを求めて小変更を加えようと思っていたが

乗りやすくなったとしても、こいつで藪は自分には難易度が高すぎかな…とにかく取り回しがでか過ぎw

走り終わって「あ~面白かった」になれればいいけど、たぶんクタクタに疲れて「もぅ、いい…」になりそうw

久しぶりにコイツで林道を外れ踏み分け道をたどってここまで来たが、そんな感じがした。

こいつは林道どまりかなぁ…せっかくガードも付けたのにw

自分にはムズいな…w

 

 

 

 

 

 


動的ダメ出しの開始

2016年02月16日 | 3ET(DT200R)

…と、いうわけで再度、組みあがったDTで、数年ぶりの路上へ出てみた…

交換したサイドシールからの2次エアは無いが、他からまだ吸っている。

組みあがってから路上に出るまで1週間ほど時間があったが、その間は

ずっと2次エア対策に悩んでいた、どう直すのか?と。

液体ガスケットを使えば1発で直る!というのはわかっていたが

液ガス使用は自分のプライドが許さなかったのである。

平面を出せなかったので液ガスで止めました~はぃ(・ω・) みたいなw

原因はココ…キャブではない、リードバルブとクランクケース間である。(だと思っていた。)

ケースがあってガスケットがあって、リードバルブホルダー(?)があってインシュレーター…

インシュレーターがゴム製なので、ホルダーとインシュレーター間にガスケットは挟まない構造。

以前、サイドシールからも吸っていた時は、混合気に充分すぎる酸素があったため、

強燃性のブレークリーンをスプレーすると回転上昇が見られたが、サイドシールからの吸気を止め

メーカーのキャブセッティングにより近くなった現状では、酸素量が減っているためスプレーをかけると

エンジンがストールする…ガスが濃すぎるわけである。

最後に乗ったとき、2次エアって何?というくらいに調子は良かった。

再度乗ろうとしてエンジンをかけたら、保管中にシールの劣化が進みバラす羽目になったが

ケースを割る時に、ケース~ホルダー間のガスケットがケースに密着していて

ガスケットをはがすのに手間がかかった記憶が強かったせいか、自分はここのガスケットの

気密性を疑って他に眼がいかなかった。

インシュレーターを止めるボルト周りは密着してるハズ…ならばボルト同士の中間点かと

ホルダーのケース側のフランジ面を凸型に加工してみた。

ボルトを締めると中間点がより強く圧着されることを狙ってのやすり掛けである。

順番通りに部品を合わせ、エンジンに取り付ける…10ミリのボルト4本を均等に締め付け

あと一歩でフランジ面がケースに密着という時に「バン!」…

見たらインシュレーターの給油ニップルを堺にヘの字に曲がっている…「あ~、割っちゃった…」

インシュレーター内部のアルミ構造材を貫通する形でニップルが付いているようで、どうしても強度が低く

凸型に削られたホルダーの変形に追従できなくなったようで、一気に割れてしまった。

直そうと夢中になるあまりに、他の部品をキズ付けたり壊したり…何年、いじってきたのか┐(´д`)┌

別にプロじゃないから、かまいはしないがそれでいいのか?自分。

取り外してストックの部品と並べてみる。

左:使用中 右;ストック

ホルダーの表面はケース側は鋳造肌でキャブ側は面研した上で防錆塗装なのか、茶色に塗られている。

写真左のホルダーはシルバーに光っているがこれは研削した跡。

ボルトが通る穴の中間を目安に、直線的に削り落としてみた。

これはボルトを締めるごとに接地点が移動するようでは、気密が保てないせいである。

つまり弧を描いてる切削じゃ、削った意味が無い。

インシュをひとつ壊して、ちと冷静になった自分…インシュレーター裏側のこの、溝にOリングを嵌めたような構造に

初めて眼がいった。おまけに四方から大気圧がかかるような?構造でもある。

今でこそ平らに潰れているが、新品ならこのOリングに相当する部分は、フランジ面より高いハズ…

ここで気がついた…新車時からずっと馴染んでいたホルダーとインシュの接合面のミクロ的な環境は

自分がバラしたことにより破壊されたのかと。

つまり張り付いて固まってたモノを剥がしたことにより、再接着が不可能になった…これで納得がいった。

そうと理解出来れば話は早い、液ガスの正当な出番である。

薄っすらと塗りもう、夜ではあったが翌日に試走をしたくてちゃっちゃと組み上げた。

プロの人でも液ガスを塗って組み上げ、すぐオイルとか入れてしまう人もいるようだが

自分は最低でも常温で24時間は乾燥させている。

生乾きでガソリン等の浸透性が高い液体に触れると簡単に解けてしまう…

完全に乾燥すればOKなのだが。

…というわけで試走に以前、よく通っていた林道へ…

暖冬のせいで昼間は溶け夜間に凍るを繰り返していたせいで

普段なら表面しか固まってないのに、今年は深層部まで固まっているため

踏み抜くことなく雪の上に立ててしまう。

3速に入れアクセルをあおってクラッチをスパン!とつなぐ。

まるでチェーンソーが木を切るごとく、足を雪面を蹴りながら50mほど進むと

カン!カン!カン!とノッキング、見たらリザーバーからLLCが吹きこぼれていた(゜Д゜)

あわててラジエターに雪をかけ、冷えるのを待ちながら写真を一枚。

昔はよく、夜中にクルマで練習しに来たなぁ…遠い記憶が蘇る。

帰宅後、再度バラシにかかる。液ガス併用でもまだ吸っているようだ。

仕上がりを気にして、使い方が少なすぎたか!?

ちょっと足りなかったみたい(^^;

以前、大気圧がかかるような構造…と言っていた部分は接触してないしw

一旦、こいつで流せるトコは流して…

もう、バラしたくないので使えるトコは全部液ガス…

結局、こうなりましたwww

なんかダメだなぁ…雑というか面倒臭がりというか考え方がラフ過ぎというか…うむ。

 

 

 

 

 

 

 


現状のクリアランス

2016年02月01日 | 3ET(DT200R)

さて、取り外したシリンダーをじっくり見てみることにする。

左側が先日、どこかに仕舞ったはずと言ったストックしておいたモノで

右側が使用中のシリンダーである。

まだ使えるとイイナー…という淡い期待は、ちと甘かったw

シリンダーの磨耗を見る為にSTDピストンも入手。

 

結構、縦キズが激しい…排気側より吸気側が激しいようだ。

異物を噛み込むのはピストンが上昇する時…っつーと吸気、圧縮行程…

燃焼後の掃気、排気行程では噛み込まないことになる…

砂とかチリなんだろうなぁ…ピストン・リードほどではないにせよ、

ケース・リードバルブでも、若干、ピストンに新気は当たるから、

その時にでも噛み込んだのだろうか?

前オーナーがエアクリ無しで乗った時期があったのかも!?

自分は外して乗ったことはない。

一方、使用中のシリンダー…こちらは平均的に磨耗してるものの、ストック版のような縦キズはない。

シリンダーの前後方向が磨耗しやすいのはわかるが、部分的に強く当たってるところが

あるというのが興味深い。

やはり、熱膨張がらみなのだろうか?

さて、取り寄せたSTDピストン…ヘッドに95の刻印…なんだろう?と思って試しにノギスを当てると

65.95の意味でしたw斜めに撮影しているために95の位置で目盛りがズレて見えるが

真上(正面)から見るとゲージの目盛りは 95 で一致。

ついでに…と、使用中のピストンも計測w結果は65.85でしたw

シリンダーの磨耗を推察するため使うのはSTDピストン…たまたま95という数字と

当てたノギスの目盛りは一致したが、ノギスは目盛りに誤差というか公差を含むので

マイクロメータ、ダイアルゲージのように、直接測った数字を信用するわけにはいかない。

私が考えているのはたぶん、これは正確なんだろうという新品の部品を当て、

隙間にゲージを刺してみるという計測方法としてはかなり原始的な手法…

私のような素人レベルが部品の良否を判断するには、これでも充分有効かと考えるw

早速、刺してみる…と思ったら、うまく入らないのでピストンに巻きつけてみた。

結果は0.07…0.08は入らない

一方のストックシリンダーは0.13~0.14といったところ…

仮に0.14として…

65.95+0.14<66.4…フムフム…

 

さて、組み上げますか!w

 


ド壷!(゜Д゜)

2016年01月30日 | 3ET(DT200R)

あの暖かい日はどこへ行ったのか…

ケースを開けようとしたら雪である

寒いじゃまいかっ!w

こんなコツコツと、手先の作業が続く時に限って、しんしんと冷えるとはw

陽気に誘われ作業を開始した私はトラップにかかった獲物のようだwww

ま~、我慢できるトコまでは作業するか…w

久しぶりに写るメイト90だが、ヤツは冬用のタイヤを履かせてもらえないため

雪が降ると軒下の雪が積もらないところをDTとAXISに追われて転々としているw

 

先日下ろしたエンジン、ケース内をよくみると結構、ゴミがチラホラ…

開けたミッションも底の方にスラッジが溜まってるっぽいのと

バラシ作業中の軍手の綿ゴミが付いているので

ガソリンでサラッとすすぐことにした。

ミッションはカセット式ではないが、Eクリップ一個でまとまっている状態…

こいつを外すと全部がバラバラになるので、このまま作業する。

使われていた液ガスは黒…ヤマハって黒だっけ?FZRは白だったが、一度開けられてるのかな?

ただ、使い方はかなりの数をこなした手馴れた印象がある。…「無駄」がないのだ。

…っつか、寒い…ちゃっちゃと洗って今日はここまで!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


待ち人、来ず…

2016年01月29日 | 3ET(DT200R)

こんな時にやってくるのは、たいがいは会いたくない人だったりする…

会いたいな~と思う人ほど現れず、おめーかよっ!という輩ほど目についたりするものだ。

これは自然も同じで、降るなよ?と願うほど土砂降りの雨だったり、

峠の登り始めで「上が寒くないといいが…」と思うほど寒かったりする。

暖冬と思われていたこの冬、115年ぶりに奄美に雪が降ったとか

沖縄では冷たい海流に、仮死状態となった魚が浜辺に打ち上げられたりとか

年が明けてからは、結構冷え込みがきつい…

軒下ガレージの私には、気温の変化が結構大きな問題で、家中にちらばったパーツを集め

ひとつのフレームに組み上げる、大きな動作の時は寒さも気にはならないが、

例えばじっと座ってコツコツとヘッド裏にオイルストンをかけるような小さな動作が続く時は

手足、足先、肩からシンシンと冷えてくる…

この日は朝から快晴の無風…前夜からの気温の推移も高めだったこともあり

3月を思わせる陽気となった。

「やるなら今しかない…」かくして私は追い込まれた。

 

いつものビールケースにセット…このあと外装をはぎとり、エンジンを下ろす。

いったん、コロがすことができる状態まで組み上げ車両は移動…

エンジンをバラし始めた。

外したシリンダーとピストンをまじまじと見たが、ヘッドを外した時の印象とはまた違って

やはりそれなりに吹き抜けが多い…補修用のO/Sピストンをどこかのメーカーが作っていたなら

そっちを使いたい感じ…どこも作ってないのが悲しいw

そー言えば、もう一個捨てずに保管してたシリンダーがあったハズ…どこに仕舞ったっけ?

そいつの磨耗具合も気になるな…こっちより、まともだといいが。

どーしよ?もう一度STDピストンを取り寄せて、クリアランスを見た方がいいかな…

ピストン周りで¥2万くらい!?来月からR1-Zの準備があるからなぁ…GWには間に合わせたいし。

やはりDTは仕舞おうかな…でもブーツを新調したしなぁ…

なんてなことを考えてると手が止まる…あ”-www

( …続く )

 

 

 

 

 

 

 

 


更新はしていなかったが…

2016年01月27日 | 3ET(DT200R)

ほぼ組みあがっている…ブレーキパッドとチェーンをセットすれは、ナンバーは取ってあるので

すぐに公道を走れる状態なのだ。

先日、クランクの左側サイドシールの交換を済ませ、アクセルについてくる状態を確保したが

アイドリングで暖気中に床面にLLCを発見…漏れるモノはすべて漏れてくる現実に

笑いとため息ではあったが、2stの場合はすぐヘッドをはがせるので、まぁLLCを抜く手間はあるが

ガスケットを発注してすぐヘッドを外しにかかった…

そーいえばこの個体を開けるのは初めてかな…こいつは2台めw

初代は右直事故でフレームをねじってしまい全損扱いとなった(自分は直…右折禁止の交差点www皆さんも気をつけて下さい。)

わりと状態は良い!?クロスハッチはまだしっかり残ってるし、

アイドル時のピストンの首振り打音がそこそこうるさいので、自分はピカピカになったシリンダーを想像してたけど

STDサイズのピストンとリングで、もうちょい使えそうな感じ…まぁ、気になる人はボーリングなんだろうけど

自分は「気持ちよく動いてくれればOK」なだけなので、そこまでは考えてはいない。

同じYPVSが装着のR1-ZやTZRには見られなかった縦キズ…なんだろね?

以前TZRのピストン側面にピンホールのような穴を見つけて、不思議な気持ちで見てたけど

あの穴は、このキズ対策だったのか!と今さらながらに感動w

今回はガスケットの入れ替えだけなので、この後はオイルストンで接合面をサラッと磨いて

ちゃっちゃと組み上げて終了…

ふたたびアイドルで様子を見てた時、ふと指先を当てたミッションのブリーダーホース…負圧を感じた指先www

アクセルを開けた時は、そっちから吸っているのでブリーダーに負圧は感じないが、

アクセルを戻してアイドル状態になると、間違いなくブリーダーから吸っている…

左側のサイドシールを交換した後、アイドルで時々回転ムラがあったのはこのせいか…

レーシング時に回転落ちがなんとなく遅いっつか、もやもやした感があったのもこのせいかも。

まぁ、気にすればのレベルだったので、その時はそのまま見過ごしたけど、

なにげに指を当てたら、原因がわかった現在w

ふたたびLLCを抜き、ミッションオイルを抜いてみた…オイルバットの底面が隠れないくらいに

オイルの吐出が少ない…基準は750ccだが、どう見ても500ccくらいか。

ケースカバー右をはがし、クラッチハウジングを外し、ドライブピニオンを外し、オイルシールとご対面…

内側から打ち込むタイプらしい…左シールとは違って外側から交換は出来ない(´・ω・`)

またバラすの!?ここまで組み上がってるのに…

シート外してシュラウドを外してタンクを下ろして

チャンバー外して、寒さでより硬くなったインマニが憎いくらいのキャブを下ろして

スィングアームと共締めなエンジンのリアマウントのピボットシャフトを抜いてエンジンを下ろして

シリンダーを外してケースを割ってミッションを取り出し、クランクには退場を願ってやっと手がかけられる右サイドシール…

あ~~~~もう、触りたくない、こんな小さな部品、一個のためにwww