トップスピードは80Kmが限界…正直、アク90の方が回るぶんだけ最高速は上w
出足はトルクが勝るGアクが上、足として使うならこっちがいいが、これもアク90の車体の軽さが
影響してると思えば、ラインオフの新車状態ならアク90が上かもしれない。
アク90のウィーン!という加速に馴れきってるためか、ベーー…と加速していくGアクが
いまいち、元気が無い感じもするが実際はGアクが速いw
さて、巡航時の話…3万キロを走りきったエンジン、駆動系で、あーだ、こーだを言うのは酷かもしれないが
現状ベースで話をすれば70キロで巡航してるとアクセルが余る。
アクセル開度で30~40°くらい…トップが80でこれだけ余るって、もしやエアが足りなくて
ちょいと濃いのかと、そのせいでトップが出ないのかも?とダクトを追加してみることにした。
小さい車体に大きなエンジンを組み合わせたため、とにかくスペースが無い。
エアクリ前側の一番下よりはちょっと上…あたりならなんとかなるかと、ホールソーで穴を開けてみた。
ダクトのリップがケースと合わないので脱落防止にタイラップで留めてみる。
キャブいじるのに、外装からかよ…とブツブツつぶやきながら外した外装を取り付け
早速試乗することに。
エンジンをかける…アイドルは安定している、何の問題もないが走りだそうとしてアクセルを開けると べ! で終わったw
ストールして前へ進まない…アイドル放置でクランクケース内にガスが溜まるとべー…と出ていくが
ガスが無い状態でアクセルを開けると べ! で止まるwww
結局、エアクリを外したのと同じ状態らしく、めちゃくちゃ薄いようだ。
その後ネットをチラ見してわかったのだが、どうやら85番あたりまで上げないとダメらしい。
ノーマルが78番…二輪館に行けばMJあるかも?と思ったが、セッティングのたびに
外装の取り外しがあるのかと思うと、その気もなくなった。
結局エアクリは元に戻され、話は振り出しに…
お疲れ~自分w
さて、前回の続き…
組み上げた状態で2本を比較してみる…全長差で5センチ強くらいか。
車体に対して斜めに組み付けるわけだから、仕上がりで前後差は相殺されるとみた。
シートパイプのダンパーオリフィス径はスズキの方が小さかったような…
でも数はスズキが多かった…G10を入れようかと思ったけど、たびたびバラすのは
メンドクサイ構造なので、やわらかめを…ん?純正ってどうよ?とネットで検索してみる。
SS8という銘柄を55ccらしいが、SS8ってなんだ!?スズキは原付デビュー以来、触ったことがない。
ワコーズの1番と10番を半々で混合、私的に5番を作って入れておくことにした。
インナーをステムに通し、トップキャップで留めるのはヤマハ・スズキとも同じ構造。
インナーを通して締めようと思ったら、トップキャップが通らない。
さてと、どうしようか?一番深い溝にはOリングが収まるわけだが、その上に段差がある。
これが邪魔をして通らない…ステム側を削る?と一瞬思ったが、やはり気になるのは強度。
ボルト側を削るかと思ったものの、こんな狭いところを手がけのヤスリか?…
あ、グラインダー+切断砥石でいいか…と砥石の側面で削ってみることに。
う、う、う、…ぅおあちっ!あちっ!…と、時々手からこぼれ落ちたものの、なんとか形になったw
一旦、スプリングを縮めた状態で固定、インナーを通しトップキャップを締めた後に解放。
…と、まぁ組み上げた状態。
この状態でリアフェンダー高さが35センチ、フロントが50センチ…
リア+12センチがフロントと思っていたが、思ったより高い!w
早速試乗に出てみたが、わがままなセルフステア!www
サイドスタンドをかけると、ハンドルが切れてくるのはどの車両でもあることだが
ちょっと傾いただけで、フルロック付近まで切れてくるような…
直進性は80キロ以上出ても、これなら安心だが一旦、バンクを始めると
最初はダルな領域があってそれを過ぎるとどこまでも切れてくるような…
なんかセルフステアの「山」が出来てしまった。
手持ちに220mmのショックがあるので、付け替えてみる…やはりこっちがいいな。
+20mmは大きい、山がかなり薄れたが、まだフロントが高い。
アクセルを抜いた旋回は、ニュートラルなラインの外へフロントが出ていってしまう。
まぁ、リム幅の影響もあるのだろうけど、しばらくこれで走らせるか…
標準サイズの90/90-10も、次回は100/90に変えて+Gアク前足にしてみたら
どんな感じに仕上がるか…ちと興味もあるw
なんだかな…青いよね、街乗りしかしてないのに。
効かないのが判ってたから、手前から早めのブレーキだったアク90時代は
焼き色なんて無縁だったが、メッシュを入れてダイレクトな感触に馴れたせいか
ギュッ!っとブレーキをかけてるようで、その影響が出たのか…
でも、街乗りのスピードなんて、せいぜい60キロ止まり。
ん~、やはりウィークポイントか…
前のめりの車両姿勢…リアサスが柔らかいこともあって、「殿様乗り」をしてるぶんには
コーナーもゆるっと回っていくが、これは好みではない。
フロントからスリップダウンしそうで、なんと不安で仕方ないのだが
じゃ、普通に乗ったらというと、旋回中にフラフラ…これはこれで、どーなの!?と思う次第。
フラフラ分、ラインが変わるならまだ使い道もあるが、ひやひやする割りには
ラインそのものの変化は無い。
フロントに対して、リアの5センチアップは結構、強烈…前を上げたくてY!オクをチラチラ…
いまどき26Φのインナーなんて、ホントに見かけなくて最低でも30Φ…33Φなんてものあったな。
とりま26Φで検索をかけたら、ヒットしたのはスズキのエポ50のみ。
流用前提に出品した業者が、スケールと一緒に写真を撮ってたため全長42センチ前後と判明。
アクシスが35センチくらい…あら?いいんじゃない!?と、ステムと一緒に取り寄せてみた。
早速バラして単品で比較…エポのインナーにアクシスのスプリングが入ることを願いながらの作業…
早速、スプリングを当ててみたが…入らないw
ブレーキの都合上、ボトムケースはアクシスを使うのが絶対条件。
写真、上から エポ:インナー
アク:インナー
エポ:シートパイプ
アク:シートパイプ
じゃ、シートパイプ等のパーツはどうなのか…というと、ヤマハが太い
インナーだけスズキでシートパイプ、スプリング等はヤマハを使えれば、一番ラクな組上げなのだが
スプリング、シートパイプもダメ…おまけに、シートパイプを固定するボルト径まで違う。
写真 左:アク 右:エポ
アクのボルト径よりエポが細い…ケースの穴、でかすぎじゃん、シートパイプとセンター、合うの!?と
アクのボルトを使えないか、タップを立てることも考え、つき合わせてみる。
タップ通したら、肉厚が薄すぎかな…強度、どうなの!?という不安。
ちなみに外径差はこんな感じ…ホントに少しの差だが、アクのシートパイプは
エポのインナーを通らない。
アレもダメ、これもダメ…インナーとシートパイプをそっくりアクのボトムケースに入れることにした…
が、しかし…ボルトを通してトルクをかけたら、シートパイプがケースにめり込んでこない!?と思ったので
ワッシャーを一枚、噛ませてみることに。
サス、取り付け部分は見かけは違うが、構造的には全く同じなので、取り付け自体に不安はないが
このまま付けたら、スプリングが傾きそう。
サス、アッパーにもスプリングシートは入るが、これは樹脂製なので力がかかると変形する。
シートの外形とスプリングの内径はほぼ同じなので、ガタが出るほどの遊びは無いので
圧縮方向の変形だけ考えればよい…金属製のシートを鉄板から切り出すか、鉄パイプを輪切りにするか…
ところでエポのステムにはどう付いてたっけ?…と
取り付け部分を見てみると…これを切り出せばよくね?
とりま、切り出してみる…Cリングの形状だけに、応力で「開いて」くるかもしれない…
隙間を溶接で埋めちまうかとも思ったが、これだけ広いと収縮量も大きい。
埋めたはいいが、インナーに通らないことも考えると、とりまこのまま使って
開いてくるようなら、その時にまた検討するかと、バリを削り落として終了。