段ボールの備忘録

'80~'90年代のYAMAHAに乗ってます、メンテ記録のメモ代わりなブログです。

ステムとピボット周辺

2016年04月30日 | 3XC(R1-Z)

…ということで、まずはステムから。

以前入手しておいたローラーベアリングを組み込むことにする。

ん~、なんか余計な部品がひとつ…

スペーサーかな?内径からアンダー側に使用するみたい…

とりま、厚みを計ってみると…

純正B/gとほとんど同じ数値…R1-Z用ではないみたい、何用なのか箱に書いててくれればいいのにw

タイヤレバー2本でテコの応用でステムからボールレースを引き抜きコイツをセット…

できねーじゃん!(゜∀゜)ベアリングレースの厚みが薄い上に、ローラーホルダーの方がレースより高い!

何か、当て金…と、棄てずに取っておいた使用済みB/gの缶をゴソゴソ…

いけそうかな?w

こんな感じにセットして、あとは不要のインナーチューブでコンコン!

ヘッドパイプ内部の防錆に、スプレーグリスを一吹きw

レースが傾かないように気をつけながらレースを打ち込んで

あとはベアリングにグリスを揉み込んでステムを取り付ければ出来上がりw

ピボットシャフトを引き抜き、ピボットのダストカバーを剥がしてみる。

まぁ、錆は入っているがグリス切れはないみたい…

経費節減もわかるけど、もうちょっとグリスを入れてくれてもいいんでないかい?ヤマハさん。

ダストカバーの裏側がカラカラだw

ま、たっぷりグリスを詰めてあげることにしようかw

カラーもニードル転走面にはグリス切れ、焼け、かじりも無く、良好な状態

ただ、カラーの細くなっている部分に油分が無く、錆びてないのが奇跡www

ここにもプシュ!っと一吹き。

リンクはどーなの?と順番に開けてみた。

どこもこんな感じ…必要な分は入ってるが防水してくれるグリスが無いせいか

ちと錆が…ってな感じ。屋内保管だったのかなぁ…フレームの艶といい、錆の入り方といい

走行距離の割りには痛みが少ない…どこも、グリスアップでもう少し使えそうな感じ…イイネ!w

 

 

 

 


納品

2016年04月29日 | 3XC(R1-Z)

仕事、早っ!w

昼にネットでポチったら、翌日は手元に…w

呼び鈴、鳴ったかなぁ、気づいたら玄関先に裸で二本組みがゴロンと置き去りに…

日本もアメリカナイズされてきたな、いいのか?これで、ま、タイヤだけど。

標準110/70-17、140/70-17の組み合わせだが、リアは130にした。

ステップ、膝をすりそうなサーキット走行をしてた人の写真を見たら

リアは5ミリくらいは余ってる…オーバーサイズと判断して130にしてみたわけ。

見た目のかっこ良さも大事だけど、以前からリア周りのボリュウムがありすぎるっつか

なんか重い印象があったので、これを履いたらまぁ、どうなるか…w

メーカーは、以前から地味にいいタイヤ作ってるよなぁ…と関心があったIRC。

口コミでウエットのスライドがコントロールしやすいとの評判があったので

限界を超えるとスパッ!っと逝ってしまうグリップよりは、多少限界が低くても

穏やかに滑り出してくれる方が乗りやすいし、

モタードによく履かれているみたいだけど、ロードで履いてもいいよな…と購入決定。

べつに、R1-Zでカウンターをしたいわけではないw

 

先日、千葉から引っ張ってきたエンジン…ジェネレーターをはずそうとして、

ピックアップコイルの取り付けボルトが純正と違うことに気がついた。

よく見たら、液ガスの使い方も違う。ラインでは塗らないとこにも液ガスが載ってる。

ん~、何をしたのか…一度、火を入れて様子をみてから開けても遅くはないな…と

しばらくこのまま放置決定。

左:初お目見えの横浜R1-Z 右:引っ張ってきたエンジン

クラッチカバーが紙のように薄くなってる。次に転んで刺激したら間違いなく穴が開きそうなw

引いてきたエンジンのクラッチカバーと交換だな、アブナイねこれw

移植元エンジンには、棄ててしまった埼玉R1-Zの部品が残っていたので、そいつを付けておけばいいか…

まぁ、ぼちぼち…

  

 

 

 

 

 


再度検討 2

2016年04月25日 | 3XC(R1-Z)

先週、某オクでR1-Zのフレーム、エンジン、ライトケース、ステム他こまごまとしたものを

同一の出品者から落札、千葉まで取りに行ってきた。

送ってもらうのが普通だが、フレームの送料が¥6000弱…いったいドコから送ってくるつもりなのか?w

こっちから送れば¥3000で届いてしまう…まぁ、そんな業者。

当然に同梱を考えるわけだが…つまり¥6000で収めたいわけだが、その同梱の旨を伝えたら

送料は¥9000になった!同梱の意味ねーだろ、それ!www

久しく遠出をしてなかったので、じゃ¥9000でガソリンを買ってドライブ…自分が楽しんでしまえ!と

ま、そんな感じで引き取りに行ってきた。

とりま、今回落札したフレームのチェック…手前は旧フレーム。

フレの数値は前回の記事に出てきたシルバーのフレと同じ数値…振れてはいるが、まぁ誤差の範囲!?

興味深いのは新フレームも、シルバーのそれもどちらも右に振れている…

メーカーが溶接してもフレーム製造時に熱歪みは絶対に出る。形になった直後はフレーム単体の中に

いろんな方向の力が内在してるわけだが、これを熱加工することによりその力を解放し、

安定した状態になったところで「製品」として完成するわけだが、会社?車種?ライン?特徴として右に振れてしまうのだろうか?

まぁ、あるものは右、こっちのは左とかバラバラだと不安だが、安定してどれも右に振れているなら

その技術は、ある程度信頼できるかも。

写真の状態からピボット部分で切り離し、旧フレームに着けてみる。

やはり結果は前回のチェック時と同じ…振れが大きい。

同じスイングアームでこれだけ数値が違うということは…やはり転倒時のショックが大きかったのだろう。

ホントに美しいフレームなのだが、諦める決心がついた。

同時落札のステムにインナーを通し、きっちりボルトを締めてみる。

緩めたままだと、ステム内でインナーが遊んでしまうので、使用時と同じトルクでボルトを締め

トップブリッジを通すと、スポッ!と組めてしまった…もしや無転倒!?ま、立ちゴケ、ちょいゴケは

あったとしても、大きな転倒は無かった!?なら、このステムを使っていたらしい新フレームは

そこそこ信頼できるのか!?…落札価格¥110…こんな掘り出しモノがあるからやめられないw

ちな、フレームは¥430…あっはっはwww

さて、問題はこいつ…

実働・絶好調♪のタイトルに、積み替えてすぐ使える!と思った自分は落札まで頑張ったわけだが

梱包を開けたら腐ったガソリンの臭いがぷ~ん…どうなんだ?これw

むき出しのフライホイルを正・逆回転にピストンが動かない範囲で手でカタカタと回してみると

フライホイル外周上で1ミリは無かったけど0.5以上は遊びがある。

ビッグエンド、スモールエンドのクリアランスが過大…走行8000キロ台らしいwww

排気側、右ピストンは吹き抜けて真っ黒…ミッションオイルはクルマのデフオイルの

極圧減少剤のような、ちと鼻に残る香りが…プライマリ・ギア側のサイドシールから吸ってなければいいが。

ちな、¥25000だったかな…わりと傷の無いクラッチカバーとOHベースのクランク、シリンダー、

ドライブスプロケ周辺が割れてないケース…で2.5諭吉が高いのか安いのか…

メーカーから取れなくなったシフトフォークもまだ、生きていればいいが。

まぁ、開けてからのお楽しみ…w

 

さてと…ここまでエンジンの台数は4。ホントは5だが埼玉R1-Zの腰下とタンクはもう棄ててしまった。

エンジンの形をしているのは、横浜R1-Zと今回入手のこのエンジン。横浜、新潟TZRのエンジン2機は全バラ状態。

現状R1-Zの使えそうな後期型フレームを入手したので、エンジンの問題さえ無ければR1-Z、TZRのどちらも組めるが

TZRのスタートラインはクランクのOHから…それを省略できればラクかと今回入手のエンジンだったが、あの様子じゃ…

せいぜい部品取りか!?

横浜R1-ZのクランクをTZRに移植して…は、絶対やらない。エンジンとして「まとまって」いるので

わざわざ部品取りにはしない。今回、なんの為にエンジンを入手したのか…その前提が崩れてしまう。

とりま、タイヤ1セット分だけR1-Zを先に走らせて、その間にTZRのエンジンを仕上げようと思う。

 

 

 


ライ・ポジの詰め

2016年04月11日 | 3ET(DT200R)

ホイルベースに対して重心が高すぎるため、制止状態でほぼ50:50の重量配分もアクセルを開けた途端に

フロントの接地感が無くなるという車体まわり…

とにかく前の荷重を増やしたい、重いものはなるべく下に移設したい…とりあえず自分が座る位置を下に前に

移動することから始めたライ・ポジの変更。

下はだいたい限界まで来たかな…シートベースのごつごつが尻でわかるくらいだから、これ以上に下げるのは

ちょっと自虐的になりそうw

じゃ、前は?…と以前が様子をみながら少しづつシートを削ってはいたが、もうそろそろいいかな…と思い

乗りながら仕上げに入った。

ヤスリを置いてある所が削るポイント…ここはまだ下に削れるが着座位置は削るほどに後ろに行くので削れない。

削るのは前方…なるべくタンクに座る感じで削ることにした。

30分ほど乗って感覚を確かめ、また削る…

まぁ、このあたりが限度…と考えをまとめ、フロントはこれでOKとしタッピングビスでしっかり留める。

あとはリアかな…ライダー側を削ったせいでタンデムシートのラインがちぐはぐ…いずれなんとかしよう。

以前からちょいと気になっていたFサス…硬いというほどではないが、常にコツコツと路面を拾う。

「あれ?オイルはいつ替えたっけ?…」だったので、この際交換時期のポイントを記録するために

帰宅後に抜いてみることにした。

いつものビールケースに乗せて、ドレンを抜いてみる…

想像してたよりキレイwもっとギラギラしていて、そのせいで硬いと感じてると思ってたが…

スプリングもカラーも特に気になる錆もないし、スプリングにメタルスラッジが付いてると

こうして置いた場合にパール塗装の輝きになるものだがそれもない。

以前、G10を入れたのは覚えていたがそれでも硬い…なにかストックしてたっけ?と、

ゴソゴソしてたら出てきたのがこれw

いつ買ったんだろ?トラ車で遊んでいた頃かなぁ…DTなどの「オフローダー」に比べると

走るスピードレンジは格段に低いトラ車…中にはクルマのATFを入れる人もいるほど柔らかい足が都合が良い。

買ったとすれば、トラ車の頃だから相当に古いw

色はこんな感じ…

片側512cc…足りない部分はG10で補うとしてとりま、両足に500cc

一本めを入れ終え二本めの足に、フルボトムの状態でオイルを注ぐ…

エア、噛んでないよな?とゆっくりストロークさせたつもりが…ビユッ!

あ~、やっちまったw何cc漏れたんだろ?計った意味が無くなったwww

適当にG10を足してオイル交換は終了w

ロードスポーツって300cc前後くらい!?その1.5倍以上の500ccもあると

さすがの1番手のオイルでも、ちゃんと減衰してくれる。

乗った感じは結構、好みw小さな路面の凹凸をハンドルに伝えることなく

林道をサラッと走る分には申し分なく快適w

次回も1番でいいかな…自分の走り方が変わらなければ。

ただ…間違いなくリアとのバランスは悪くなったwww