段ボールの備忘録

'80~'90年代のYAMAHAに乗ってます、メンテ記録のメモ代わりなブログです。

ボチボチ、フレームの下準備…

2013年05月24日 | 3Y5(XT250)

5速70Km/hで5000rpmなXT250…通勤に使い始めたのだが、なんかうるさいw
「こんなだったっけ?( ゜д゜ )」と思いつつ、「まぁ、あの当時はこんなものかε-(´∀`;」と、微妙に納得しながら乗っている。
あと1000rpmも低ければ、セローの感じに近づくかもしれないな…と思いつつ、ネットをウロウロしてたら、
どうやら初代XT250と後継のXT250Tは同じリアハブらしい…2号機で試すことが決まった!(・∀・)ニヤニヤ

GW中は気温が低く風も冷たかったので、目だった作業はしてなかったのだが、とりまスィング・アームから手はつけていた。

YAMAHAの溶接って、ホントに汚い!スパッタが飛び散りまくりだし、ビードも一定ではない。
バイトが溶接したのん?(´・ω・`)といった見栄えで、ワックスをかけるとスポンジが減る!www
「あ~、スポンジがスパッタに引っかかってる(´・ω・`)」と思いつつ、ワックスをふき取ると、
手にしたタオルからは糸のヒゲがぼうぼうと!w
ま、流れ作業の量産品だから仕上げなんてこんなもの…と、割り切るにしてはSUZUKIのフレームはキレイ。
商品に対する考え方の差なんでしょうネ!
とにかく、「引っかかるフレーム」は嫌なので、マイナスドライバーとハンマーでスパッタを飛ばして
ビードの角はドリルに軸付き砥石で丸めて、「引っかからないフレーム」にしようと思う。
砥石は#60番相当…ガリガリ削って#120の軸付きペーパーで磨く…その後#320で仕上げて
アンダーコートを吹く予定。
今回の化粧直しはちと実験したいことがあって…自分は下地に吹くサフの密着性を信用してないので
はがれ易いホームセンターのウレタン塗料の下地は何がいいのか!を2号機で試そうと思ってる。
ガソリンに溶けてしまうことを度外視すれば、車に使うアンダーコートやシャーシブラック仕上げでもいいのだが
やはり「ガソリンで溶けちゃった(´Д`)ハァ…」というのは回避したいので、対油性があるウレタンで仕上げたい。
鉄に直接ホームセンターのウレタンを吹くと、フレームに応力がかかった時に「パキッ!」と剥がれ落ちてしまうのは
SRのフレームで経験していたのだが
そのSR…剥がれ落ちて地金がむき出しになったところにシャーシブラックを吹いて様子を見たら
その後剥がれることは無かったので、サフの代わりにシャーシブラックを吹いて、そのままだとガソリンに溶けちゃうから
上塗りにウレタン…塗料同士の相性はいかほどに?…を、実際に試してみようと思う。

以下次回に続く…

ment.rec 1

2013年05月22日 | 3Y5(XT250)
H25.5.21 22,200Km: タペットカバーO-リング(93210-57412)×2個

排気側ヘッド~シリンダーの上半分がオイルで濡れてるのを発見。
ヘッドガスケットかと思いきや、タペットカバーだったw
O-リングを交換する前に、カバーを#150のペーパーで軽く面研…
面圧を上げてから組み付けた。
エンジンとか、Fフォークのオイルシールとか…そのあたりのオイル漏れは
服の膝下が汚れるのよネーw
そーいえば、縦割りケースの前面からのオイル漏れは、増し締めしたら収まったみたい…
オイルのにじみを見つけた時は「ガスケット交換!?縦割りだからめんどくせぇな(;´Д`)」と
ちと泣きが入ったが、増し締めで直るとは!…いいのか?これで(゜Д゜)
いつか出先でドバッと???((((;゜Д゜))))


3Y5-1

2013年05月19日 | 3Y5(XT250)

…と、いうわけで1KHの代わりに急遽、引っ張り出された3Y5の1号機…思えば私のバイクライフはこの1台から始まった…ウソです!w
連日、帰宅後に作業場である玄関先にフレーム、エンジン、足回り等を揃えて組み上げ
今夜はハーネス、翌日はフレームにハーネスをセット、その次の日は電装…と、いった具合に
少しづつ段ボールから部品を取り出して、組み上げていったわけである。
先日、1KHを廃車したと同時に自賠責をこちらに付け替えて登録完了…いきなり遠出とか、市街地走行も
なにかトラブルが出たらヤバいので、しばらくは試走のみの使用になる。
段ボールにバラして仕舞う前はごく普通に走ってたバイクなので、「起こした」車両のように
どこが不調になるかわからない…といったトラブルは出ないと思うが、「寝ていた部品」は
なにかしら不調を訴えやすいものだ。
特にエンジンのオイルシール、ガスケットの類は「寝ていた」時に劣化が進み、再起したときに
「抜け、漏れ」が発生しやすい…
なので、どうしても近所の試走を繰り返し、様子を見る作業が必要になる。
これをせずにいきなり遠出をすると、行った先でトラブル発生で帰宅できなくなる可能性も、無きにしも在らずなのだ。
まぁ、今回の現役復帰も2号機が完成するまで、または移設した自賠責が切れるまでのどちらかなので
そう長い復帰ではないのだが、しばらくは通勤、買い物などの生活の足として走ってもらわないと困るので
そこそこ、調子を仕上げておかないと「使いにくい」道具は始末に困るわけだw
加えて、この車両のフレームと前後足回りを除いたパーツはそっくり、2号機のフレームに移設になるので
足として使いながら、2号機を作っているようなもの…今から手を入れておくのも悪くはないw
…と、書いてる間に「お漏らし!」車両の下にはガソリンの海w
レギュラーが¥150/Lのこのご時世に、バブル全開貧乏人は願い下げ!撒いてやるからオマエら拾え!仕様なのだwww
…なんて冗談は言ってられない、危ないし直さなきゃ!( ゜д゜ )
原因はすでにわかっている…フロートバルブにゴミ、噛んだでしょ!( ゜д゜ ) と、思ったアナタ、甘いっ!www
確かに、ゴミの噛み込みはオーバーフローの代表的な事例かと思う…しかし、クラシカルな車両のトラブルは部品一つ一つを疑うどころか
その材質まで疑わないと、「原因」にたどり着けないこともある。
このキャブの場合はシリンダーヘッドに例えると「2H0-14190-20 .ニードルバルブアセンブリ」 の中のフロートと連動するニードルは、
シリンダーヘッドのIN・EXバルブに相当する。
バルブシートはヘッドに圧入され、バルブはバルブシートと密着して気密を保つわけだが、ニードルを受ける「バルブシート」はキャブ本体に圧入されてるわけではない、「バルブシート」とキャブ本体の間にあるのはO-リングなのだ。
このO-リングが経年変化で痩せ細り、気密が保てなくなっているのでオーバーフローが発生しているわけだ。
CRCのキャブクリーナーはトルエンを含むので、ゴム製品には使えない…なぜならトルエンがゴムを膨張させてしまうからである。
この性質を利用して、直接ニードルバルブに吹き付けて1時間ほど様子を見た…「バルブシート」をキャブ本体から引き抜こうとすると、
ちと抵抗感が増したような気がする(・∀・)
腫れ物に触るようにそっとキャブを組みなおし、様子を見てみると「ダラダラ」もれていたのが「ジワッ…」くらいになったw
「そんな手間をかけるならO-リングを買えばいいのに」…正論である!
しかし単品では売ってないのだ!ASSY交換するしかないのだ!( ゜д゜ )
小指の爪ほどの部品が¥6,132 !
社外品のOHキットが2セットも買えてしまう…ネットで注文して、その到着を待つことにした。




嫌とかなんとか言いながらも…

2013年05月04日 | 3Y5(XT250)

何だ?この輝きは!
誰だっ!嫌がっていたのはwww
っと言うか、ワコーズのメタルコンパウンドで磨いたら
結構、艶が出てしまっただけで、バフをかけたわけではないw
5mmほどリムに置いて、着古したトレーナーでゴシゴシ…
最初のザラザラ感が消えたら、ちょい力を入れて数回こすると、
このくらいの艶なら、すぐに出てしまう…結構、お手軽デスw

…で、組み込むハブを物置で発見!
油汚れにまみれていたせいで、かなり錆びは少ない(^^
買ってきた新品スポークでリムを組む前に、ちとこの作業…

ネジ部にちょん!と付け、回転させながらふき取るのだ。
リム組みの時の潤滑作用より、防錆効果を期待しての作業…錆び付くとホントにめんどいw
36本全部を処理して、はやる心を抑えずちゃっちゃとハブに通してみた。

新品…(・∀・)イイ!もう心の赴くままに、リムに組んでしまおう!
ハブ右内側、外側、ハブ左内側…まで組んで「やっちまった!( ゜д゜ )」
リム組みは両ハブ内側からだった…差す方向を間違えた左内側のスポークを、正しい方向に向けるため
一旦組んだ右ハブスポークを数本外して…あ~~、仕事が増えちまった!しかもまだ組んでないスポークが
リムに当たってバリバリに傷付けてるし!www

(・ε・)キニシナイ!

…で、とりま全スポークを通してみた。


フレームの化粧直しをGW中に…と思っていたが、平年並みに暖かかったのは1/3くらいで
残りは3月並みの気温にしかならなかった上、風が強くて全然作業ができなかった(´・ω・`)
しばらく、このまま部屋に飾っておこうかナー(^ω^)