さとうかずこの〝大すき島本〟

かずこの雑感を折々に綴っています。

劇団未来の「雉はじめて鳴く」

2021年11月29日 | 日常
劇団未来のお芝居を観に行きました。「雉はじめて鳴く」これは24節気72候の小寒の末候で1月15日頃のことだそうです。お芝居はとある高校でのお話しでテンポの良い会話が飛び交いながら進みます。シングルマザー家庭の貧困、生きづらさ、友情、青春、恋愛、内容は現代社会の問題を凝縮したような問題だらけ、どう解決したらよいのかわからないような問題を、生徒と教師が力を合わせて乗り越えようと頑張ります。バラバラでは弱い力も寄せあえば…。よいお芝居を観たという暖かい想いを抱いて帰れました。

大阪韓国映画祭

2021年11月28日 | 日常
毎年大阪韓国文化院主催の韓国映画祭があります。日本で未公開の映画も多く質の良い韓国映画が観られるので人気の高い催しです。今年は三日間にわたって6本の映画が上映されます。韓国語教室の友達がチケットを手に入れてくれた「光と鉄」を観に行きました。二台の車が起こした事故で一方の運転者は死亡、もう一方は意識不明で二年間病院で寝たきり。残された双方の妻はどちらもその事故で苦しんでいます。運転していたそれぞれの夫はどちらも問題を抱えて運転しており、どちらにどのような事故責任があったのかは闇の中。一応の解決はしていても、責任があるとされた方の妻は納得できません。話しが進んでいくにしたがって様々な問題が次々と明らかになっていき、ますます事故内容は混とんとしていく、真実はあかされないまま映画は終ります。質の良いサスペンスドラマを観た気分でした。

はらから40回目の定期大会

2021年11月28日 | 日常
大阪市北区の地域労組はらからの40回定期大会が開かれました。いまだコロナ禍の気を許せない状況の中での大会なので記念すべき40回目とはいえ、参加のほとんどを委任状により大会後の懇親会もありません。やむ負えないとはいえ少し寂しい事でした。時間もできるだけ短く切り上げようとすべて簡素化、必要最小限で行われました。とはいえさいわい緊急事態宣言は解除中、終わった後は有志で行こうということになるのは自然の流れ?で、行ってみると結果的には用事のある人、体調の悪い人等以外ほぼ参加、で久しぶりでもあり大いにおしゃべりの花が咲き楽しい時間となりました。

第20回高槻・島本シルバーフェスタ

2021年11月21日 | 日常
高槻現代劇場で20回目のシルバーフェスタが開催されました。まだまだコロナ感染に対しては気が抜けないので時間も短く、参加人数も例年の半分に減らしての開催でした。皆、出会いに飢えていたのか会場にはおしゃべりと笑い声が満ちていました。たとえ時間は短くても内容は充実しています。いつものバザーも健在、お客さんがあふれていました。舞台も素晴らしい、優しい音色のリコーダー演奏に続いてフルートの演奏、これは懐かしい映画音楽やフォークソングをジャズナンバー風に軽快にとピアノとバイオリン、打楽器とのコラボで素晴らしい演奏でした。そしてマジックショー、に中国伝統芸能の変面ショー、皆さん素晴らしい舞台を見せてくださいました。

友人の俳句、角川春樹賞受賞

2021年11月18日 | 日常
在日韓国人の友人が今年の角川春樹賞を受賞しました。30句の連作「一本の芹」で応募、彼女は自分の出自を深く問いかける句を読みました。その30句は読み終えるとまるで質の良い掌編小説を読んだような気になります。
絵本を作ったり、韓国から国楽の楽団を招聘したり、パンソリのコンサートを開いたり、彼女自身が韓国舞踊の踊り手でもあり、とても幅広い活動を繰り広げていました。最初は友人を通しての出会いでした。韓国語を勉強しようとしたときですからもう何年になるのでしょう。その人柄の、分厚いとでも表現したいような、深さ、広さ、大きさに魅了されました。私が町会議員になってから活動範囲が町内が主になり出会う機会が減ってしまいました。今回、久しぶりに友達のシャンソンコンサートで会うことができ、この受賞のことを聞き、受賞作品を読むことができました。とてもラッキーでした。