さとうかずこの〝大すき島本〟

かずこの雑感を折々に綴っています。

コロナのせいで・・・

2020年03月30日 | 日常
今日は年金者組合のお花見の予定でした。
でも、新型コロナウィルスの流行で自粛要請が出たり、感染が日々広がっている状態の中で、「公園で花見をしながら、弁当を食べたりお酒を飲むのはまずかろう」との判断で、集まる人は寺子屋で一緒にお昼を食べておしゃべりしよう、ということになり10人ほどが集まりました。
島本は桜の木の多い町で山にも、駅前にも、公園にも、川沿いにも、企業の庭にも、あちこちに桜が満開になっています。
皆家からの移動中に美しい桜を楽しんできたので、ま、いいか、と美味しいお弁当を食べながらコロナの様子やら、国会の様子、テレビの報道の話しなど次々飛び出す話題に「へ~」「ふ~ん」と尽きない話しを楽しみました。

後援会行事の下見、久しぶりの枳殻邸

2020年03月17日 | 日常
後援会行事で大学の学食巡りをしています。3月は京都女子大学の学食から泉涌寺を回るコースが予定されていました。新型コロナウイルスの影響を考えて行事は延期とし、下見だけすることになりました。
前から学食巡りに行きたいと思っていたので、下見の日がちょうど空いていたのを幸い、一緒に連れて行ってもらいました。
けれどこの日はあいにくの天気。午後からは晴れるという予報を信じて、皆で勇んで出かけたのですが、雨が降ったり、晴れたり、あげくに霰がバラバラと。寒いし、いったい、どうなってるんやろ。とみんなでこぼしながら京女に着いたら、守衛さんに「関係者以外は入れない」と言われて「え~」
学食巡りの京女版はできないことが判明。すごすごと泉涌寺に向かうことにしました。山肌に沿って歩く道を行くと、住宅が現れたり、谷の向こうにお寺の物らしい、屋根瓦が見えたり、ムスカリが、ボケが、雪柳が、こぶしが、木蓮がといろんな花が次々と咲いて美しい様子をみせてくれてと変化にとんだ景色を楽しめました。
泉涌寺には初めて行きましたがとても大きなお寺らしく、寺域もとても広いようでした。以前は境内までは無料で入れたそうですが、今回は山門から入るのに千円の入山料がかかるとのことで、皆山門の手前で思わず止まってしまいました。なんとなく出ばなをくじかれ「もういいか」と入らずに東山通りに下りました。
七条通りを京都駅に出るべく歩いていて、「まだ時間が早いし枳殻邸に行く?」と聞けば皆行ったことがないとの事。どうせ近くまで行くし、行ってみようということになりました。
枳殻邸は、私が幼稚園まで育ち、高校の時兄と二人で下宿した、伯父の家からすぐ近く、父は同級生がいて子どもの時は遊びに行っていたといいます。東本願寺の大谷さんのお家です。昔は公開されていませんでしたが、いつからか庭園が公開され、渉成園と言われています。私が公開後初めて行ったときは無料で、維持費に充てるのにいくらかの寄付をとお願いされていましたが、今回は五百円の入園料になっていました。皆入ったことがないとのことで入ってみました。あまり有名でもないし、コロナの影響で観光客も少ないしで、先客は二組だけ。
「こんなところがあったんや、これはええところや」「来てよかった」と皆喜んでもらいました。昔は見えなかった高いビルが庭園の池や築山越しに見えつや消しですが、園内はいつにもまして静謐で美しく心安らぐ場所でした。

君の誕生日

2020年03月10日 | 日常
韓国語教室の先生からアジア映画祭の映画のチケットをもらい、見に行きました。
韓国で修学旅行の高校生を乗せて沈没したセウォル号事件。このセウォル号に乗っていて亡くなった高校生の息子を持つ家族のお話しです。
子どもの死を受け入れられない母、このお母さんの苦しみは自分に引き寄せればとてもよくわかります。
外国で働いていて、誤解から事故の責任を問われ獄につながれ、家族の悲劇のその時にそばにいられなかった父。
優しい兄を亡くし、悲しみから立ち直れない母と共に暮らし、悲しみ、寂しさに懸命に耐える幼い妹。
三人の残された家族が周りの人々とともに悲しみを乗り越えて、家族のきずなを結び直していく姿を描いた感動の映画です。
6月5日からロードショーです。時間が許せばまた見たい映画でした。

ドングリ帽子第2話

2020年03月03日 | 日常
暖かい日曜日の午後、韓国語教室の先生と生徒が集まって帽子を作りました。
新型コロナ肺炎の影響でお仕事になった一人を除いて、まったく初めて毛糸を編む人と30年ぶりの人、そして私と三人です。
先生は7か月になったお孫さんのために、もう一人は自分のために。ドングリ帽子は糸と針で大きさを変えます。
毛糸を選んでかぎ針の太さを選んで、編み始めます。輪っかを作ってその中に4目の細編みを入れるところから大苦戦、私も同じものを自分用に編むことにして、何度もやってみます。
ようやく最初の4目を作って次の段の4目の細編み、その次の2目増やして6目の細編みと小さいものを編んでいくうちにてっぺんの所のしっぽが形になっていくのがわかりだし、皆、面白くなってきます。初めてで次の目ってどれ?と、苦戦していた先生もだんだん編んだものが大きくなってくると、目もわかりだし、どんどん調子が出てきます。30年ぶりに編んだ人も思い出せば増し目がどれくらいでどうなるか予想が立てられ、どんどん編み方を外れて工夫ができていきます。
3時間で3人とも無事出来上がりました。先生のはアイボリーホワイトの直系10センチほどの可愛いドングリ帽子、もう一人はピンクの段染めの糸で編んだベレー帽、私はグレーの大人用のドングリ帽子。
おやつを食べながら、おしゃべりしながら、手を動かし楽しい時間を過ごしました。
忘れないうちに、もう一度やりたいねと話しています。