コロナのせいで見られなかった劇団未来のお芝居を久しぶりに観に行けました。今回の芝居は「書く女」樋口一葉の芝居です。樋口一葉と言えば、貧乏生活の中で魅力的な小説を書き続けた、女性として草分け的な小説家。貧乏の中で若くして亡くなった悲劇の人。と思っていましたが、お芝居の中では貧乏はしてもたくましく生きた、深く秘めた恋情を小説の中に花咲かせた、魅力的な人としてたくさんの友を持っていた、決して悲劇的なばかりの生涯を送ったわけではなかったのだと教えられました。久しぶりの観劇、楽しんできました。
今年もコロナ禍の中で平和行進の時期をむかえました。実行委員会でどうするか相談した時に、核兵器禁止条約が国連で発効したこの年の平和行進、何か取り組まないかんやろう！と水無瀬駅前でアピール行動をすることになりました。例年どおり6月最後の土曜日、26日の11時から日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める署名を小さなテーブルの上に消毒薬とともにおいて通る人にしてもらうよう用意をしました。各団体ののぼりやポスター、タペストリー、被爆写真などそれぞれ持ち寄り、約40人が集まりました。町長からのメッセージ、参加してくれた四人の町会議員の紹介、代表しての戸田議員からのあいさつ、実行委員会を代表して二団体からのあいさつ、参加した人からの土地規制法に対する訴えなどの後アピールを採択、みんなで歌を歌って解散しました。
昨年、韓国にいる娘が母の日に贈ってくれた紫陽花を鉢から庭に植え替えました。しっかり根付いて可愛い花を咲かせ始めてくれました。韓国の娘の家族と会えなくなって1年半になります。韓国の娘夫婦はコロナワクチンのキャンセル分の順番が回ってきて、今週にもワクチン接種をするそうです。私は町の第1回予約で日程をゆっくり目に取った方が確実に予約できるだろうと6月の日程で予約したのでまだ少し先です。「韓国はまだ先進国じゃない」と娘の夫は言います。でもこの差は何だろうと何かにつけ思うこの頃です。