さとうかずこの〝大すき島本〟

かずこの雑感を折々に綴っています。

初めてのケーキ

2018年12月30日 | 日常
孫が韓国から来ていました。彼は小麦・乳・卵のアレルギーがあり、生まれてこの方ケーキを食べたことがありません。今年のクリスマスは、ママが高槻にアレルギー対応してくれるケーキ屋さんを見つけて、買ってきました。きれいなケーキに「ワァー」と喜んだ孫、飾りのサンタさんやプレゼントのリボンを付けた箱、メリークリスマスと書いたプレートに興味いっぱいでも、切り分けてお皿に乗せられたケーキには興味なし。食べたこともない物だから味も知らないしそんなものかと妙に納得。「せっかく喜ぶと思ったのに、」とママは残念がっていましたが。
1月半ばで2歳になる孫、前に来たときは、大人のいうことに従うばかりだったのに、今回は、自分の意志がはっきりして「いや!」と、意思表明。大きな目をキッパリと見開いて「いや!」、小さな手で目の前の机を「バシッ!?」とたたいて怒る様子は一生懸命怒っている彼には悪いけれど、かわいくてつい笑ってしまいそうです。彼は着実に育っています。

高槻母親大会

2018年12月16日 | 日常
高槻で母親大会がありました。島本からも12人が参加。文化行事と講演を楽しみました。
今年の文化行事は珍しい口笛の演奏でした。でもそれはただの口笛ではなく、立派な楽器の演奏でした。澄んだ美しい音色は、高く低く、強く弱く、繊細に優しく、また力強く、とても美しい演奏で会場のみなを魅了しました。演奏は「口笛吹と犬」「情熱大陸」「トルコ行進曲」そして「浜辺の歌」初めて聞きましたがすばらしいものでした。
講演は100人村の池田香代子さん。東京から来てくださいました。お話しは「平和な未来を子どもたちに手わたそう」
今の日本では、戦争中アメリカに亡命しようとするユダヤ人に国からの命令に背いて、自分の人道的な判断でビザを発給し続けた杉原千畝さんの行為を道徳の教科で、ゆがめて利用しようとし、日本会議はまるきり日本が人道的な国であったかのように事実を曲げてキャンペーンをするという、嘘も100篇言えば本当になると言わんばかりのことが起こっていると話されました。

天王山・山歩き小組

2018年12月16日 | 日常
新婦人の山歩き小組ができて、第1回例会で宝寺から天王山に登り、十方山、せせらぎの小道と歩き、椎尾神社の裏に降りてくるというコースを歩きました。
当日は6人参加、宝寺から、仁王門をくぐり、広場で準備体操をしてから登り始めました。山に入ったとたんに倒木が次々と現れます。登山道は地元のボランティアの皆さんがきれいに倒木をかたずけ、枝を払い、短く切った丸太があちこち積んであり、安全に歩けるように整備してくださっています。道を外れたところは根からひっくり返ったもの、幹の途中から折れたもの、裂けたもの、様々な形で被害を受けた木が。さぞこの登山道を歩ける状態にするのは大変だったろうと、感謝の思いがわきます。
寒い日で、風が冷たく、昼過ぎにはバラバラと霰が降り出す天気でしたが歩いていたらあったかくなります。
何年振りかの山歩き、とても気持ちの良い1日でした。

党と後援会の集い

2018年12月08日 | 日常
高槻の現代劇場で「党と後援会のつどい」が開かれました。
写真は中村市会議員が高槻市の取り組みの報告をしている舞台の横で、出番を待っている穀田さんと宮原さん。
穀田さんは、国会で外国人労働者の入管法審議を夜中の3時までやって、始発の新幹線で会場に向かったそうで、出番を待ちながら原稿に手を入れておられます。
宮原さんは抜歯後の歯茎が腫れて話しがしにくいと・・・・。
でもお二人ともお話しは素晴らしかった。
宮原さんは、府議会での話しをしながら、維新府政には財布が二つある、一つは大型開発用の財布、こちらは何百億だろうが、すっと出る。もう一つは福祉・教育用の財布、こっちはわずかの金額でも開かないと、会場は笑いに包まれながらなるほどと納得。
穀田さんは国会でのやり取りを生々しく、外国人技能修習生が失踪したのは、高い賃金を求めてと言いながらその内容はひどい労働実態。その調査内容を開示せよと言ったら、2000通以上だからコピーして渡せない、自分で見るなら見せるというので、野党議員が手分けして、書き取ったとのこと。その中でその労働実態が明らかに。なぜこの法律の成立を急ぐのかといえば、4月を過ぎるとみんな帰ってしまう、という、技能修習生なら帰って自国で技能を伝えたらよいはずで、図らずもこの答弁で、技能修習生と言いながら、安くて使いよい労働力が欲しいのだと明らかになった。と。安倍政権の数を頼んでのごり押し、むちゃくちゃな実態がよくわかりました。
集会会場は超満員後ろに立つだけでは収まらず、廊下にまで参加者があふれ、お話しに聞き入っていました。

号笛コンサート

2018年12月02日 | 日常
号笛のコンサートに友人と行ってきました。
座れなくなるかも、と心配で早くに行ったのですが、開場時間前にもう列ができていて、やはり早く行ってよかった、というところです。
比較的良い席が確保できてほっと一息、みるみる会場が埋まっていくのを半分呆れながら見ていました。
男声合唱団号笛は国鉄闘争の中で生まれた、国鉄労働者の合唱団です。その歌は時に力強く、時に繊細に聞くものに訴えかけます。生活・労働の中で生まれた民謡、闘争の中から生まれた歌などが、団員からも好まれるのだと思いますがよく歌われています。
今回も第一部は日本の民謡、韓国のろうそく革命で歌われた「真実は沈まない」、チリの抵抗歌「平和に生きる権利&ベンセレーモス」などでした。
号笛の真価は何といっても国鉄闘争で生まれた数々の歌です。
今回は第三部で合唱構成「いのちのレール」として歌われました。鉄道労働者の誇りと、それを踏みにじり、儲けに走っていく民営化の中での辛く厳しい闘いが歌い上げられていくと、会場は静まり返り、初めて号笛の歌を聞く友だちは身の乗り出して聞いていました。
歌う仲間と会場の仲間が一つになってこのコンサートを作り上げるというような、連帯感のあふれた感動的なコンサートでした。