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デラホーヤ対パッキャオ「The Dream Match」

2008-11-25 21:41:31 | 展望・直前情報
文字数オーバーで新たに建てますw(デラパック情報1



11月28日のニュース
Dec. 6 will be business as usual for Pacquiao
以下パッキャオ談
先週のハットンの試合に非常にインスパイアされた。オスカーとの試合後彼と140で戦いたい。でも今はオスカーとの試合に集中している。
私がキャリアを始めた時106ポンドで、デラが160で戦っている事を挙げて、多くの人が私たちの体格差の事を述べるが、私がプロになったのは16歳の時で現在まで(体の)成長し続けている。私は決して小さくは無い。
クラスを上げたからといって、決してトレーニングを変えてはいない。筋肉作りを少々やったが、ヘッドムーブメントと戦術、デラとのやり取り、といった事に最も重点を置いた練習をこなしてきた。
長いトレーニングキャンプになったが、妻が4人目の子供を妊娠しているのでキャンプは難しいものになった。なぜなら彼女は(パックが練習をしている)ロスにいるけれど、練習中は彼女の事を十分に看ていることができないからね。でもこの事は私がハードな練習をこなすための力になる。
彼女には私の試合を生で見て欲しくない。試合の日はホテルにいてもらうよ。
試合までの最終調整は難しい。肉体精神両面の準備を整えなければならなく、また同時に試合の宣伝にも参加しなければならない。
先週ワイルドカードジムで公開練習を行ったが、ジムが人で溢れかえって私は多くのエネルギーを貰ったし、非常に楽しかったよ。
TVや活字媒体のインタビューに約1時間答えた後に、ジムワークを披露した。
こういった機会のときに秘策がばれるのを恐れて練習で全てを見せない選手も中にはいるが、私は違う。私がやることに秘密は無い。
今回の試合では今までのどの試合よりも多くメディア対応し、秘密の暴露も多かった。この事は確かに疲れることだけれども、メディアは私の名前を大きくし、試合の価値を高めるためプロモートする存在だと言う事を常に意識している。
多くのメディアがオスカーとローチの確執について聞いてくるが、私から言うことは何も無い。ただ一つ言えるのは、私は試合に敗れたとしても決してトレーナーを非難はしないという事だけだ。
オスカーがこの試合を個人的なもので私をノックアウトすると言った、と聞くけれど私にとってはそんな事は無い。自分の仕事をやっているだけで、それはうまくいっている。
動画
A Great Fight: De La Hoya vs. Manny Pacquiao
The Weight Issues and Trainers for the Fighters
Popularity of De La Hoya and Manny Pacquiao

ROACH: PACMAN WILL BEAT OLD OSCAR
以下パッキャオのトレーナー、フレディ・ローチ氏談
デラホーヤは35歳で、今はパートタイムの選手だ。彼のスタミナは減少しているし、新しいことを身につけるのに彼は時間のかかる選手だ。マニーはそれらの要素とは対極の選手だ。マニーは全力疾走で3分間戦う事が12ラウンド可能で、初めて教えた事を1度で出来る。
オスカーは予定通りに事が運んでいる間はいい動きを出来る。対メイ戦では我々のゲームプラン通りに進んでいた前半は良かったが、(後半)彼は止まってしまった。
マニーはプランを実行するための規律とスタミナを備えているだけではなく、状況に応じて臨機応変に戦うことが可能になった。そして恐らくこの事が試合の鍵を握るのではないか。
ローチはパッキャオが勝つと考えているだけではなく、パックがデラのキャリアを終わらせると思っている。
マルシアーノがジョー・ルイスの、ホームズがアリの、ノリスがレナードの、そしてデラホーヤがチャベスのキャリアを終わらせたように。
1996年にデラに最初に敗れたときにチャベスが味わった気持ちを、今度はデラが味わう事になるだろう。

いまさらこんなのを見つけたので貼っておきます(遅っ)
夢の対決!デラ・ホーヤvsパッキャオ戦!~WOWOWが両選手に独自インタビュー!



11月27日
今日はパッキャオ選手の体重についてちと考えてみました。
今回の試合の契約リミットはウェルター級リミットの147lbs。

106ポンドでデビューし、最初に獲得した世界タイトルがフライ級だったパッキャオ選手にとってはムチャクチャとも思える増量、と映ります。
ですが、パッキャオ選手のここ最近の試合での試合当日のウェイトを並べてみると
対ディアス戦147lbs
対マルケス戦145lbs
対バレラ戦144lbs
と、前戦のライト級タイトルマッチ対ディアス戦のみならず、スーパーフェザー級での試合だった対マルケス戦、バレラ戦においてもリングに上がったときにパッキャオ選手はウェルター級でした。
この事から、今回のウェルター級リミットでの試合ってのはパッキャオ選手にとって一気に体重を増やしたムチャなものでは必ずしもない、といえるのではないでしょうか。
逆にデラホーヤ選手にとって、ウェルター級リミットで戦うのは約7年半以上前の対ガッティ戦以来。
147lbsという体重が現在の両者にとってより難しいものか、というのは実は微妙だったりもするのかもしれません・・・?

ただ、パッキャオ選手の上記の通りの試合当日の体重の重さが過去の試合におけるパワーでの優位性=パッキャオ選手の大きな武器を生み出す大きな要因であったことは明白で、それが今回は失われる、あるいは少なくとも大きく目減りするであろう事は確実でしょう。
一方、体重を増やしたことでスピードが落ちてしまうのでは・・?という懸念は、過去の試合でもウェルター級の体で戦っていた事を考えれば払拭できるような気もします。
まあこの考えは、計量時に比べて試合当日に大きく増量していたこれまでのパッキャオ選手と違い、今回はさほど体重アップはしないのでは・・?との推測に基づいた私の憶測でしかないのですが、、

現在35歳のデラホーヤ選手が久しぶりに147lbsの体を作る上で以前には無かった苦しみを味わい、その結果ベストのパフォーマンスを見せることが出来ない、、
レイ・レナード選手がかつてのスピード、キレを全く見せることが出来ずに無残に敗れ去った1991年の対テリー・ノリス戦のような展開が、もしかしたらあるのかも・・??????w




11月26日のニュース

Pacquiao thinking big!
パッキャオ「現在149~150ポンドで、あと2週間あるから体重作りは問題ない。今はディフェンス、ヘッドムーブメント、戦術の練習をこなしている。デラは非常に強いが、彼のパワーをコントロールできると確信している。試合後はライト級には戻らずスーパーライト級に行ってハットンと戦いたいかな・・、けれど今は対デラにのみ集中している。」
Video: Manny Pacquiao Workout; Pac Interview Transcript
Manny Pacquiao Media Interview Transcript
De La Hoya's Weight Loss, Cause of Shoulder Problem?
Manny Pacquiao Plans Junior Welterweight Move Next Year
Oscar De La Hoya – Manny Pacquiao: The Feedback II


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ここで改めて両者の体格について触れておきます
身長:デラホーヤ(5'10"1/2=179.07 cm)、パッキャオ(5'6"1/2=168.91 cm)
リーチ:デラホーヤ(183cm)、パッキャオ(170cm)

身長差4インチ(10.16 cm)、リーチ差13cmの差はやはり小さい差では無いですね。
(リーチはWOWOWホームページ参照、デラ選手の身長は対メイ戦時のデータ、パッキャオ選手の身長は対ディアス戦時データ)
デラホーヤ選手のリーチに関しては7年前の対ガッティ戦でのデータでは73インチ(=185.42 cm)となっていたりもするので、リーチに関してはデラ選手が13cm~15、16cm優位と見るべきでしょう。

ただ、最近のHBOの試合でよく用いられている「Arm Length」つまり腕の長さを比較してみると、パッキャオ選手25インチ(63.5 cm)、デラホーヤ選手24インチ(58.42 cm)と優劣が逆転します。(追記:試合当日の両者のデータではデラホーヤ選手のArmLengthは24インチ、パック23インチとなっていました…全然違うやんw)
「リーチ」は手を開き両腕を左右に限度まで広げた時の中指から中指までの長さ(参照wikipedia)を指しますが、これに対して「Arm Length」ってのは数字から見ても純粋な腕の長さ(片方)の事のようです。
このArmLengthに注目するとパッキャオ選手は、バレラ選手に対して1.27cm、マルケス選手2.54cm、ディアス選手8.89cmいずれもリードしていました。
それに対してデラホーヤ選手は、マルケス選手と同じでバレラ選手よりも半インチ短い数値で、パッキャオ選手の腕の長さ、デラホーヤ選手の腕の短さ、が浮き彫りになって面白いです。「リーチ」の数値からは見えない事実です。

さらに加えると、これらの数値から両者の肩幅が導き出せて、パック43cm、デラ63.5 cmとなり、この大きな差がつまり体の大きさの違いという事になるのではないでしょうか。すごい差です。

興味出たので「armlength」調査してみました。
29.5 ビタリ
29.0 ラクマン
26.5 トニー
26.0 メイ、
25.5 アレオラ、Pウイリアムス、Aターバー
25.0 パック、Cキンタナ、モズリー、マルガリ
24.5 バレラ、パブリク、マヨルガ
24.0 JMマルケス、デラ、カルザギ、ロイ、Sマルチネス、モラレス、ジョニゴン
23.5 Jカークランド、Jテイラー、Jフリオ、マルガリ、コット、Vフォレスト、バルドミール
23.0 マリナッジ、レイシー、ホプキンス、カッツディス、Hソト、Oラリオス、Jリナレス、Wライト、ジョンルイ
22.5 ポンセデレオン、
22.0 ジュダー、ガンボア、ベルト、ファレス
21.5 Dディアス、Jディアス、ペニャロサ
21.0 バリオス
20.0 ハットン

マルガリ選手は対ポーウリ戦では25インチとなってましたが、対コット、対ゴールデン・ジョンソン戦で23.5インチ。今回調べた限り他の選手で数値が違っていたケースは無かったですが、結構アバウトなのかも。(パッキャオ選手のデータはかなりいっぱいチェックしましたがいずれも25でした)
腕の長さでポーウリ選手とパック選手が半インチしか差無いってのは驚きです。
上でデラ選手腕短いと書きましたが、パック、マルケス、バレラ、モラレスこの辺の選手の腕の長さがちょっと際立ってるのかも。
重いクラスで短めな選手はゴツい傾向がある気も
トニーさんは腕長いんですねぇ。ラクマンがこれだけならレノルイとかどのくらいなんでしょうね?
それにしても、ハットンさん腕短かっw


11/25日のニュース
Oscar's Left Shoulder Could Be a Problem Against Manny
デラホーヤ選手が2006年3月のマヨルガ戦の後に明かした、数年来痛めている左肩の怪我が対パック戦で問題になり得る、との記事
当時のデラ選手「スパーを制限しなければならないほど深刻なもので、8から9ラウンドスパーをすると肩が痺れて動かせなくなる」
デラ選手が本来左利きながらもオーソドックススタイルで戦っていることは広く知られているし、彼の強烈なリードハンドがボクサーとしての成功に寄与している部分は大きく、彼が左に依存しすぎだとして「one-handed」ボクサーだとの批評もあるくらいだ。
HBOが4回シリーズで放映中の両陣営に密着したドキュメント「24/7」。この番組内でデラホーヤ選手が今も左肩の問題を抱えていて、特別のケアを受けている様子が窺える。(針治療とかしてましたね)
デラ選手の怪我は手術をすれば治るものなのだが、彼は手術を受けていない。
2007年の対メイウェザー戦の時にデラホーヤ選手のコーチを務めたフレディ・ローチ氏は、彼が何故メイ選手に対し左ジャブを用いなかったのかその理由を知っている、と述べている。そしてそのミステリーをパッキャオ選手のコーチを務める今回に生かす、と。

11月24日のニュース
Boxing’s Biggest Pay-Per-View Paydays
過去のPPV売り上げランキング
1位:メイウェザー対デラホーヤ(2007,240万件)
2位:ホリフィールド対タイソン2(1997,199万件)
3位:ルイス対タイソン(2002,197万件)
4位:タイソン対ホリフィールド(1996,159万件)
5位:タイソン対マクニーリー(1995,155万件)
6位:デラホーヤ対トリニダード(1999,140万件)
6位:ホリフィールド対フォアマン(1991,140万件)
8位:ブルーノ対タイソン2(1996,137万件)
9位:タイソン対ラドック2(1991,125万件)
10位:ルイス対ホリフィールド1(1999,120万件)


動画
MANNY PACQUIAO WORKS THE SPEED BAG
MANNY PACQUIAO WORKS OUT WITH FREDDIE ROACH
PACQUIAO TRAINS FOR DE LA HOYA
MANNY PACQUIAO OPEN WORKOUT
ようつべがいつのまにか横長になってますねぇ


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5 コメント

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肩幅 (ロイ)
2008-11-26 18:44:51
こんにちは。
デラホーヤの肩幅なんですが、ぱっと見でも狭く見えるのに63cmは無いんじゃないかと思います。
58.42cmというのは腕の長さのみですので中指の長さを足さないと計算がくるうのではないでしょうか?

デラホーヤとほぼ同じ身長の私の中指が8.5cmですので、デラホーヤも同じと仮定します。

(58.42+8.5)x2+X=183
X=約49cm

デラホーヤの肩幅は49cmくらいじゃないんでしょうか?
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Unknown (管理人)
2008-11-26 20:17:18
>ロイさん
わざわざどうもです
ArmLengthの長さ自体どうやって測ってるのかよくわからない数値で、肩幅ってのもまあ便宜上「肩幅」と呼びましたが、そこまで深く考えてませんでした
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Unknown (名無し)
2008-11-26 23:09:29
ハットン腕短すぎワラタwwwwww
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骨格の違いはすごいですが (まっからむ)
2008-11-26 23:28:58
外国選手のリーチ・身長表示は適当、という印象があります。見た目でも、確かにパックとデラの肩幅は全然違うように見えますが、差は10cm程度かな、と思います。それでも、ものすごいですが。
骨格的にはパックはどう見ても軽量級、デラは中量級ですね。が、増量してもちっともブヨらないパックは、余程インナーマッスルが発達する体質なのかも知れませんね。ということで期待大です。

デラの加齢と減量によるスピードの低下で意外なほどスピード差があるのでは?と思います。

もし、デラが左手を伸ばして懐を深く構えると勝負になりませんが、さすがに打ち合うでしょうから、そうなると回転力に勝るパックのパンチが嫌なタイミングで先に着弾すればあるいは…と期待してます。

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Unknown (管理人)
2008-11-27 20:10:53
>名無しさん
ほんとっすよねww

>まっからむさん
両者の増量、減量について私の考えるところを記事に追加しておきました

肩幅についての私の書いた事はあまり信用しないで下さいwロイさんの指摘どおりです。
見直してみたらパックの腕の長さ=デラの肩幅、って事になっててありえねーーっ、です
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