WBOウェルター級タイトルマッチ
無敗のWBO王者ポール・ウイリアムス選手(Paul Williams)がプエルトリコのカルロス・キンタナ選手(Carlos Quintana)を挑戦者に迎えて臨んだ初防衛戦は、キンタナ選手が12回3-0の判定で勝利する番狂わせとなっています。(体格比較)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/22/3cbf18b2608b254560eef4663a63b79e.jpg)
強豪アントニオ・マルガリート選手に競り勝ちWBOタイトルを獲得し、フロイド・メイウェザーJr選手、ミゲル・コット選手らスターが揃うウェルター級戦線の一翼を担うと期待されていたウイリアムス選手の意外な完敗でした。
ウイリアムス選手と同じくサウスポーの挑戦者キンタナ選手は、過去に有望株のホエル・フリオ選手を破った星が光る31歳のプエルトリカンですが、ミゲル・コット選手と争ったWBA決定戦での不甲斐無さが印象に残り、ウイリアムス選手の勝利は間違いないと予想していたのですが、見事に外れましたw
試合を通じて印象的だったのがキンタナ選手の左ストレートでした。このパンチが面白いようによく当たっていました。
よく動き、出入りしながらこの左ストレートを当てて見事なスタートダッシュに成功したキンタナ選手。
中盤以降はプレスを強めたウイリアムス選手の攻撃を受け明らかに動きが落ち苦しくなったキンタナ選手でしたが、ウイリアムス選手に最後まで的を絞らせないボディワークやごまかしが上手かったです。
終盤に入ると焦りの色も見せ始めたウイリアムス選手。焦れば焦るほどキンタナ選手のパンチを貰ってしまうという悪循環に陥ってしまったようにも見えました。
競ったラウンドも多く、公式の採点結果は二人が116-112、115-113と僅差でしたが、試合内容的にはキンタナ選手の明白な勝利でした。
ウイリアムス選手は、その反則な体型・サウスポー・いやらしいスタイルに加え、マルガリート選手に勝ってしまった事、初防衛戦でコケてしまった事など、やることなすこと全て空気読めてない感じ・・(ちょっと酷いかな?w)
ですが、まだ26歳。再起に期待したいです。
キンタナ選手の勝利でウェルター級の世界タイトル4つのうち3つをプエルトリカンが保持する事になっています。(コット選手、カーミット・シントロン選手)
さらに、リカルド・トーレス選手、ポール・マリナッジ選手に続いて3人目の「コット選手に敗れた後に世界王者になる」ケースだったりします。
キンタナ選手は25勝(19KO)1敗。ウイリアムス選手は33勝(24KO)1敗。
Quintana dethrones Williams!
Carlos Quintana "Punishes" Paul Williams To Win
CompuBox: Williams-Quintana Punch Stats
UPSET DECISION VICTORY FOR QUINTANA
QUINTANA STUNS WILLIAMS
Quintana, Williams speak!
DiBella Likes The Sound of Quintana-Mosley
写真
Photos: Paul Williams-Carlos Quintana Gallery
Quintana shocks Williams!
試合動画(youku)
試合のハイライト動画(YouTube)
HBO Boxing: Paul Williams vs. Carlos Quintana (HBO)
アントニオ・マルガリート対ポール・ウィリアムズ(2007/07/14)
ポール・ウイリアムス対サントス・パカウ(11/4)
ミゲル・コット対カルロス・キンタナ(2006/12/02)
無敗のWBO王者ポール・ウイリアムス選手(Paul Williams)がプエルトリコのカルロス・キンタナ選手(Carlos Quintana)を挑戦者に迎えて臨んだ初防衛戦は、キンタナ選手が12回3-0の判定で勝利する番狂わせとなっています。(体格比較)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/22/3cbf18b2608b254560eef4663a63b79e.jpg)
強豪アントニオ・マルガリート選手に競り勝ちWBOタイトルを獲得し、フロイド・メイウェザーJr選手、ミゲル・コット選手らスターが揃うウェルター級戦線の一翼を担うと期待されていたウイリアムス選手の意外な完敗でした。
ウイリアムス選手と同じくサウスポーの挑戦者キンタナ選手は、過去に有望株のホエル・フリオ選手を破った星が光る31歳のプエルトリカンですが、ミゲル・コット選手と争ったWBA決定戦での不甲斐無さが印象に残り、ウイリアムス選手の勝利は間違いないと予想していたのですが、見事に外れましたw
試合を通じて印象的だったのがキンタナ選手の左ストレートでした。このパンチが面白いようによく当たっていました。
よく動き、出入りしながらこの左ストレートを当てて見事なスタートダッシュに成功したキンタナ選手。
中盤以降はプレスを強めたウイリアムス選手の攻撃を受け明らかに動きが落ち苦しくなったキンタナ選手でしたが、ウイリアムス選手に最後まで的を絞らせないボディワークやごまかしが上手かったです。
終盤に入ると焦りの色も見せ始めたウイリアムス選手。焦れば焦るほどキンタナ選手のパンチを貰ってしまうという悪循環に陥ってしまったようにも見えました。
競ったラウンドも多く、公式の採点結果は二人が116-112、115-113と僅差でしたが、試合内容的にはキンタナ選手の明白な勝利でした。
ウイリアムス選手は、その反則な体型・サウスポー・いやらしいスタイルに加え、マルガリート選手に勝ってしまった事、初防衛戦でコケてしまった事など、やることなすこと全て空気読めてない感じ・・(ちょっと酷いかな?w)
ですが、まだ26歳。再起に期待したいです。
キンタナ選手の勝利でウェルター級の世界タイトル4つのうち3つをプエルトリカンが保持する事になっています。(コット選手、カーミット・シントロン選手)
さらに、リカルド・トーレス選手、ポール・マリナッジ選手に続いて3人目の「コット選手に敗れた後に世界王者になる」ケースだったりします。
キンタナ選手は25勝(19KO)1敗。ウイリアムス選手は33勝(24KO)1敗。
Quintana dethrones Williams!
Carlos Quintana "Punishes" Paul Williams To Win
CompuBox: Williams-Quintana Punch Stats
UPSET DECISION VICTORY FOR QUINTANA
QUINTANA STUNS WILLIAMS
Quintana, Williams speak!
DiBella Likes The Sound of Quintana-Mosley
写真
Photos: Paul Williams-Carlos Quintana Gallery
Quintana shocks Williams!
試合動画(youku)
試合のハイライト動画(YouTube)
HBO Boxing: Paul Williams vs. Carlos Quintana (HBO)
アントニオ・マルガリート対ポール・ウィリアムズ(2007/07/14)
ポール・ウイリアムス対サントス・パカウ(11/4)
ミゲル・コット対カルロス・キンタナ(2006/12/02)
などと、キンタナ選手に失礼な感想をわたくし的には抱いてますw
キンタナ選手の戦いは見事なものでしたが、それ以上にウイリアムス選手の不手際が目に付いた番狂わせでした。
ベルト選手は今回の素晴らしいパフォーマンスで一気に期待度が上がりました。
新王者のキンタナ選手とやったらチャンスあると思います。
フリオ選手は個人的に最も好きで期待しているホープなんですが、スーパーウェルター級で戦うことも多く、最終的にどのタイトルをターゲットにするのかにも注目してます。
いつも身体がたぷたぷしてるフリオ選手が、ここんとこしばらく試合していないのでちょっと心配です
アマチュア85勝無敗だそうです。
ミランダとかアメリカ・プエルトリコ以外からもスーパースター出てきて欲しいですね。
まさにそんな感じですねw
ウィリアムス選手は、評価下げた上にやりにくいタイプであることに変わりはないので、試合を受けてもらえなさそう・・・
この二人の再戦はあるんでしょうかね。
>3人目の「コット選手に敗れた後に世界王者になる」ケース
そうなんですよねえ、でもそれでコット選手の株が
上がってるようには感じないのが不思議です。
これからですかね。
>ぴよさん
フリオ選手のナチュラルな強打は素晴らしすぎますよね
世界タイトルに挑む姿を早く見たいです
>松虫さん
ウイリアムス選手は今回の試合に対して油断があったのではないかと思います。
再戦は・・あんまり見たくない試合ですねww
ウイリアムス選手は今回の試合、前日の計量時から当日のリングに上がるまでに17ポンド以上増量していたので
(計量時146.75→当日164)
クラスを上げると言う選択肢もあるのではないか、とはシロートの推測ですたw
>ssさん
対フリオ戦も今回と同じ感じでしたょ
今回の試合よりも右を多用し、よく動き効果的にパンチを当ててフリオ選手の良さを殺す戦いでの完勝でした。(初回にダウンを喫していましたが、ダメージは感じられないものでした。)
今回の試合同様
よく動く、といっても走り回るわけではなく、また効果的に当てるパンチと言っても、相手にダメージを与えるパンチでもなく、なんと言ったら良いのでしょうか、相手の先手先手を取る動きとパンチで、はぐらかす術に長けている選手だと思います。
対コット戦でも序盤はまずまずの動きだったんですけどねぇ
ボディで急激に弱った不甲斐無さが今なお強く印象に残り、王座を獲得した今も彼の前途には懐疑的、との個人的感想です。
今回の試合で見せていた、ブレイク後とかに距離を取る時に、半ば背中を見せながらスタスタ歩いて離れる仕草、
コット選手にボディを攻められて観ている方が拍子抜けするほどの失速してしまった場面
これらの場面から感じたキンタナ選手の印象は、ファイティングスピリッツの欠如したクセモノ優等生、
といった感じでしょうか。
誰とやっても持ち味を発揮できそうな高い能力は感じさせますが、闘志ギンギンで向かってくる相手にはあっさり屈してしまうのではないかと、感じました。
メイウェザー選手相手には決して勝てないながらも善戦しそうだけれども
マルガリート選手がゴリゴリ来たら、さっくり負けそう
とか現時点で無謀にも予測してみますたw