ウェルター級10回戦
WBOで1位にランクされる28歳の新鋭、マイク・ジョーンズ選手(Mike Jones)がラウル・ムニョス選手(Raul Munoz)に2回KOで勝利しています。
MJジョーンズ選手の鮮やかな勝利でした。身長で8センチ低いムニョス選手を長く正確で鋭い左ジャブでコントロール。ジャブだけでなく左フックリードやリードからフォローする右ストレート、強烈なボディブローや相手の入りに合わせる右アッパーなどのシャープなブローとフットワークとでほぼ完璧にペースと距離をコントロールしていたジョーンズ選手。
2回に左アッパーのボディブローでムニョス選手の動きを鈍らせてからのコンビネーションでダメージを与え、動きが止まったムニョス選手に狙いすました右を決めて10カウントを聞かせる快勝でした。
ジョーンズ選手は25勝(19KO)。ムニョス選手は22勝(16KO)14敗1分。
Mike Jones Stops Munoz in Two, Eyes Pacquiao Bout(Peter Ciani/BoxingScene)
Mike Jones Talks Munoz Knockout, Facing Pacquiao Soon(Lem Satterfield/BoxingScene)
マイク・ジョーンズ対ヘスス・ソト・カラス(2010/11/13)
マイク・ジョーンズ対アービン・ガルシア(2010/07/09)
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このあたりの階級には、もっと心躍るようなホープが欲しいところです。
このままでは世界チャンプになるのは難しそうですね。
この日の出来は見事だったと私は感じました。
今まで見た中で最も良かったかも。
ただパックの相手として考えた場合、全然話にならないとは私も感じます。
というか現在のパックに相応しい相手ってのは1人しかいないんですが。
>まっからむさん
ジャブでもう少し相手を突き放すことができるともっと良くなる気がするんですけどねぇ。
この日も相手が中に入ってくるのをパンチだけでは防ぎきれなかったように見えました。フットワークでそれを補っていましたが。