元記事が文字数オーバー寸前なんでw、新たに立てて昨日のパッキャオ選手が巻き起こした奇跡、これに関する続報&私なりの総括なんぞを・・
【ドリームマッチ】 オスカー・デラ・ホーヤvsマニー・パッキャオ 4-1
【ドリームマッチ】 オスカー・デラ・ホーヤvsマニー・パッキャオ 4-2
【ドリームマッチ】 オスカー・デラ・ホーヤvsマニー・パッキャオ 4-3
【ドリームマッチ】 オスカー・デラ・ホーヤvsマニー・パッキャオ 4-4
パッキャオ圧倒 劣る体格、手数重ねTKO
ボクシング=パッキャオ、デラホーヤにTKO勝利
10キロ軽いパッキャオが圧勝/ボクシング
TKO負けデラ・ホーヤ引退へ/BOX
【記者ブログ】史上空前のハプニング? デラホーヤのTKO負け 清水満
パッキャオ日本ジム所属選手とは2度対戦
Manny Pacquiao Shocks the Boxing World by Forcing Oscar De La Hoya to Retire on his Stool
CompuBox Post-Analysis: Pacquiao Overpowers De La Hoya
対フロイド・メイウェザーJr戦を求める、あるいは実現可能性にについての記事
Can Floyd Mayweather Junior Resist The Irresistible Fight - Vs. Pacquiao?
Floyd Mayweather Jr. vs. Manny Pacquiao - The Fight That Has To Happen
Pacquiao leaves door open to fight Mayweather
フォトレポート
NO MAS: Pacquiao makes De La Hoya quit!
写真
December 6, 2008: De La Hoya vs Pacquiao - Las Vegas, NV / C.Cozzone & R.Kasprowicz
MANNY PACQUIAO DISMANTLED DE LA HOYA WINNING EVERY ROUND AND FINALLY STOPPING HIM AT THE END OF THE EIGHTH ROUND.
試合後の会見のフォトレポート
Mismatch? Sure was!
試合後の会見の動画
Pacquiao post-fight press conference
・・・試合を振り返って・・・
パッキャオ選手の起こした奇跡、デラホーヤ選手の目を覆わんばかりの「醜態」
しつこいですが、とにかく驚きました。
今年の3月にはスーパーフェザー(130)で戦っていたパッキャオ選手が6月の前戦で1度だけライト級(135)で戦い、そして今回SWスーパーライト(SL)を飛ばして初のウェルター級(147)での試合、
ということで、試合前はパッキャオ選手の「増量」という視点で語られる事の多かったこの試合でしたが、結果的に勝負の鍵となったのはデラホーヤ選手の「減量」でした。
パッキャオ選手の試合当日の体重を見るとはっきりしますが
デラ戦148.5、ディアス戦147、マルケス戦145、バレラ戦144lbs
パッキャオ選手にとってウェルター級の体を作ることは決して無茶な増量を伴うものではなく、いままで通り+ちょっと筋肉アップだった事がわかると思います。
パッキャオ選手にとってウェルター級の体重で戦うことが、急激に増量したものだとは必ずしも言えない、という事は既に述べたとおりです。(デラホーヤ対パッキャオ「The Dream Match」)
ですので、パッキャオ選手の動き自体は過去の試合で見せてきた通りのシャープな動きを見せることができると予想します。
そして懸念される体格差による距離の違いは、パッキャオ選手の鋭い踏み込みとスピードを持ってすれば克服できるであろうと私は考えます。
ちょうど前戦のディアス戦で見せたような、スピードとテンポに重きを置いたパンチで積極的に攻め立てるボクシングで戦うのではないでしょうか。
このあたりのわたくしめの試合前の予想は珍しく的中していますw
さらに
現在35歳のデラホーヤ選手が久しぶりに147lbsの体を作る上で以前には無かった苦しみを味わい、その結果ベストのパフォーマンスを見せることが出来ない、、
レイ・レナード選手がかつてのスピード、キレを全く見せることが出来ずに無残に敗れ去った1991年の対テリー・ノリス戦のような展開が、もしかしたらあるのかも・・??????w
と、こんな事も書いてたのですが、書きながら「まさか、んな事はあんめぇ」と確信してました。
ですが、試合直前になってデラホーヤ選手の当日の体重が147だという情報が入ってから「もしかすると・・・」との思いは過ぎりました。でも過ぎっただけで、その後のパッキャオ選手の一方的な勝利を予想することはできませんでした。
仮にデラホーヤ選手がコンディション調整に致命的な失敗を犯していたとしても、それでもやっぱりパッキャオ選手に勝利を望むことは難しいだろう・・
パッキャオ選手のペースで始まった試合を見ながらも、その考えは根強くこびりついていました。
そして、パッキャオ選手の衝撃的な圧勝劇を見届け一日たった今もまだどこか信じ難い思いが拭えずにいます。
当方WOWOWの未加入のためWOWOWでの映像はニコ動に上げられていたダイジェスト動画しか見ていないのですが、小泉さんがヘンリー・アームストロングの名前を挙げていました。
HBOの放送でも試合後に同じ名前が取り上げられていました。
1930年代に当時8階級に1つずつしかなかった世界王座を同時に3つ制覇し(フェザー→ウェルター→ライト)、ウェルター級を19度防衛。
パッキャオ選手が成し遂げた快挙と比較するサンプルが伝説のボクサー・アームストロング以外に無い
それほどのとんでもない事が起きた日でした。
+以前の記事で両者の「arm length」について取り上げてパックのほうがデラよりも腕の長さ自体は長い、と書きましたが
この試合でのデータでは
パック23インチ、デラ24インチ となっていました
やっぱ海外のこういう数字はアバウトっすねぇ~w
けっこう前からこの試合に関する情報収集に励み、様々な想像を膨らませ、そしてダラダラといっぱい書いてきて、そして試合が終わってしまって少々呆け気味でありますw
先週末はカーン選手の復帰戦や地味に好カードだったスーパーミドル級王座決定戦などの注目カードがあったのですが、ちょっとそれどころじゃなかったですw
----------------------------------------------
記12月11日
Fight generates $70M in TV revenue
デラホーヤ対パッキャオ戦のPPVの結果が出て、購入125万件、売り上げ7千万ドル、との事。ヘビー級以外の試合で100万件を越えたのはこれが4例目で歴代3位。
パッキャオ選手が新たなボクシングの歴史を切り開いた「ドリームマッチ」は、興業的にも大成功を収めたようです。
前にも紹介した過去のPPV売り上げランキング
Boxing’s Biggest Pay-Per-View Paydays
過去のPPV売り上げランキング
1位:メイウェザー対デラホーヤ(2007,240万件)
2位:ホリフィールド対タイソン2(1997,199万件)
3位:ルイス対タイソン(2002,197万件)
4位:タイソン対ホリフィールド(1996,159万件)
5位:タイソン対マクニーリー(1995,155万件)
6位:デラホーヤ対トリニダード(1999,140万件)
6位:ホリフィールド対フォアマン(1991,140万件)
8位:ブルーノ対タイソン2(1996,137万件)
9位:タイソン対ラドック2(1991,125万件)
10位:ルイス対ホリフィールド1(1999,120万件)
夢の対決を制したパッキャオ 「スピードはこの戦いのカギとなった」
フィリピン国民がパッキャオを祝福
英雄パッキャオ アロヨ大統領を表敬訪問
【ドリームマッチ】 オスカー・デラ・ホーヤvsマニー・パッキャオ 4-1
【ドリームマッチ】 オスカー・デラ・ホーヤvsマニー・パッキャオ 4-2
【ドリームマッチ】 オスカー・デラ・ホーヤvsマニー・パッキャオ 4-3
【ドリームマッチ】 オスカー・デラ・ホーヤvsマニー・パッキャオ 4-4
パッキャオ圧倒 劣る体格、手数重ねTKO
ボクシング=パッキャオ、デラホーヤにTKO勝利
10キロ軽いパッキャオが圧勝/ボクシング
TKO負けデラ・ホーヤ引退へ/BOX
【記者ブログ】史上空前のハプニング? デラホーヤのTKO負け 清水満
パッキャオ日本ジム所属選手とは2度対戦
Manny Pacquiao Shocks the Boxing World by Forcing Oscar De La Hoya to Retire on his Stool
CompuBox Post-Analysis: Pacquiao Overpowers De La Hoya
対フロイド・メイウェザーJr戦を求める、あるいは実現可能性にについての記事
Can Floyd Mayweather Junior Resist The Irresistible Fight - Vs. Pacquiao?
Floyd Mayweather Jr. vs. Manny Pacquiao - The Fight That Has To Happen
Pacquiao leaves door open to fight Mayweather
フォトレポート
NO MAS: Pacquiao makes De La Hoya quit!
写真
December 6, 2008: De La Hoya vs Pacquiao - Las Vegas, NV / C.Cozzone & R.Kasprowicz
MANNY PACQUIAO DISMANTLED DE LA HOYA WINNING EVERY ROUND AND FINALLY STOPPING HIM AT THE END OF THE EIGHTH ROUND.
試合後の会見のフォトレポート
Mismatch? Sure was!
試合後の会見の動画
Pacquiao post-fight press conference
・・・試合を振り返って・・・
パッキャオ選手の起こした奇跡、デラホーヤ選手の目を覆わんばかりの「醜態」
しつこいですが、とにかく驚きました。
今年の3月にはスーパーフェザー(130)で戦っていたパッキャオ選手が6月の前戦で1度だけライト級(135)で戦い、そして今回
ということで、試合前はパッキャオ選手の「増量」という視点で語られる事の多かったこの試合でしたが、結果的に勝負の鍵となったのはデラホーヤ選手の「減量」でした。
パッキャオ選手の試合当日の体重を見るとはっきりしますが
デラ戦148.5、ディアス戦147、マルケス戦145、バレラ戦144lbs
パッキャオ選手にとってウェルター級の体を作ることは決して無茶な増量を伴うものではなく、いままで通り+ちょっと筋肉アップだった事がわかると思います。
パッキャオ選手にとってウェルター級の体重で戦うことが、急激に増量したものだとは必ずしも言えない、という事は既に述べたとおりです。(デラホーヤ対パッキャオ「The Dream Match」)
ですので、パッキャオ選手の動き自体は過去の試合で見せてきた通りのシャープな動きを見せることができると予想します。
そして懸念される体格差による距離の違いは、パッキャオ選手の鋭い踏み込みとスピードを持ってすれば克服できるであろうと私は考えます。
ちょうど前戦のディアス戦で見せたような、スピードとテンポに重きを置いたパンチで積極的に攻め立てるボクシングで戦うのではないでしょうか。
このあたりのわたくしめの試合前の予想は珍しく的中していますw
さらに
現在35歳のデラホーヤ選手が久しぶりに147lbsの体を作る上で以前には無かった苦しみを味わい、その結果ベストのパフォーマンスを見せることが出来ない、、
レイ・レナード選手がかつてのスピード、キレを全く見せることが出来ずに無残に敗れ去った1991年の対テリー・ノリス戦のような展開が、もしかしたらあるのかも・・??????w
と、こんな事も書いてたのですが、書きながら「まさか、んな事はあんめぇ」と確信してました。
ですが、試合直前になってデラホーヤ選手の当日の体重が147だという情報が入ってから「もしかすると・・・」との思いは過ぎりました。でも過ぎっただけで、その後のパッキャオ選手の一方的な勝利を予想することはできませんでした。
仮にデラホーヤ選手がコンディション調整に致命的な失敗を犯していたとしても、それでもやっぱりパッキャオ選手に勝利を望むことは難しいだろう・・
パッキャオ選手のペースで始まった試合を見ながらも、その考えは根強くこびりついていました。
そして、パッキャオ選手の衝撃的な圧勝劇を見届け一日たった今もまだどこか信じ難い思いが拭えずにいます。
当方WOWOWの未加入のためWOWOWでの映像はニコ動に上げられていたダイジェスト動画しか見ていないのですが、小泉さんがヘンリー・アームストロングの名前を挙げていました。
HBOの放送でも試合後に同じ名前が取り上げられていました。
1930年代に当時8階級に1つずつしかなかった世界王座を同時に3つ制覇し(フェザー→ウェルター→ライト)、ウェルター級を19度防衛。
パッキャオ選手が成し遂げた快挙と比較するサンプルが伝説のボクサー・アームストロング以外に無い
それほどのとんでもない事が起きた日でした。
+以前の記事で両者の「arm length」について取り上げてパックのほうがデラよりも腕の長さ自体は長い、と書きましたが
この試合でのデータでは
パック23インチ、デラ24インチ となっていました
やっぱ海外のこういう数字はアバウトっすねぇ~w
けっこう前からこの試合に関する情報収集に励み、様々な想像を膨らませ、そしてダラダラといっぱい書いてきて、そして試合が終わってしまって少々呆け気味でありますw
先週末はカーン選手の復帰戦や地味に好カードだったスーパーミドル級王座決定戦などの注目カードがあったのですが、ちょっとそれどころじゃなかったですw
----------------------------------------------
記12月11日
Fight generates $70M in TV revenue
デラホーヤ対パッキャオ戦のPPVの結果が出て、購入125万件、売り上げ7千万ドル、との事。ヘビー級以外の試合で100万件を越えたのはこれが4例目で歴代3位。
パッキャオ選手が新たなボクシングの歴史を切り開いた「ドリームマッチ」は、興業的にも大成功を収めたようです。
前にも紹介した過去のPPV売り上げランキング
Boxing’s Biggest Pay-Per-View Paydays
過去のPPV売り上げランキング
1位:メイウェザー対デラホーヤ(2007,240万件)
2位:ホリフィールド対タイソン2(1997,199万件)
3位:ルイス対タイソン(2002,197万件)
4位:タイソン対ホリフィールド(1996,159万件)
5位:タイソン対マクニーリー(1995,155万件)
6位:デラホーヤ対トリニダード(1999,140万件)
6位:ホリフィールド対フォアマン(1991,140万件)
8位:ブルーノ対タイソン2(1996,137万件)
9位:タイソン対ラドック2(1991,125万件)
10位:ルイス対ホリフィールド1(1999,120万件)
夢の対決を制したパッキャオ 「スピードはこの戦いのカギとなった」
フィリピン国民がパッキャオを祝福
英雄パッキャオ アロヨ大統領を表敬訪問
boxingscenseなど海外サイトも見ますが、
まとまりがないので、最初にこちらで確認してます。ボクシング関連サイトってなんであんなにサイト構成がしょぼいんですかね。
パッキャオが勝ってファンとしてはすごくうれしいですが、試合内容的にはパスカルvsフロックすごかったですねぇ。
を読んだことがありました。発達した上体から踏み込みよく力みなく放たれるパッキャオのパンチも当たれば誰でも倒れる威力があるのかもなぁと感じてしまいました。過去の誰と戦った時よりもデラホーヤの顔はボコられていました。パックマンは3回で勝利を確信し後は時間の問題だと感じていたらしいです。今回はスピード重視で積極的でも慎重でディフェンスも反応速度もよく、やっぱバレロやリナレスなんかよりもはるかにレベル高いかもなあと改めておもいました。
こうなると、今後がますます楽しみになります。
パッキャオ選手がおそらく中心になるんでしょう。
まさか、こんな選手が出てくるとは・・・
フィリピンに感謝します。
ミット持ってたのにテンション上がりました~。
いつになくメキシコを背負ってる感じがして、
フィリピンVSメキシコで盛り上ってましたね。
パッキャオ本人は不本意だそうですが
メキシカンキラーとしてまた一つ勲章を得ましたね。
あ、今度はパッキャオ制作中なので
軽~く待っていて下さい~。
自分はエキマ見ながら発狂してしまいましたパッキャオにはこれからもボクシングファンを唸らせてもらいたいものですね
ご指摘ありがとうございます。その通りですね。修正します。
スーパー○○級、てのよりジュニア○○級に馴染みがあるのでよくこんがらがってしまいます(良い訳)
>ADARKさん
お褒め頂きありがとうございますです
アクセス解析とかを見ると、海外記事へのリンクはあまりニーズが無いみたいだな・・
とか思っていたのですが励みになります。
海外サイトがしょぼいとは、ブログやってる身としてはとても言えないんですがw見つけたい記事を探しにくいな~、とは感じますねぇ(私の場合単に語学力不足ゆえってのが大きいんだと思いますが)
フローチ対パスカルはまだ見てませんっ・・w
>プクーさん
デラ選手の目の腫れがみるみる悪化していった7ラウンド目は本当に信じられない思いでした。
パックの今年1年の活躍ぶりは、ちょっと空前絶後というか、他のボクサーたちと次元が違うレベルの活躍だったと感じています。
>タモリファンさん
パッキャオ選手が今後の世界のボクシングの中心になる事は間違いないでしょう。
ハットンやメイウェザー、マルガリやコットなどのビッグネーム達に対して対戦を求めるのではなくて、
ん~、誰とやっちゃおうかなぁ♪とパック選手サイドが選べる立場。
・・凄いことだと思います
>ウィンキーさん
デラ腫れ顔&パック拝見させていただきましたよ~
パックがなんというか知的な感じで綺麗でいいですねぇ いつもながらお見事です!
サラゴサはHBOの直前番組「24/7」で見て、すごくじじぃになったな~、、、いやまて前とあんま変わって無いか、とか思ってしまいましたw
>じろ~さん
私のフィリピン人の知人たちに今回の結果を教えても「そりゃそうでしょ。パッキャオ強いだから」みたいな反応ばっかりですw
パッキャオのような偉大な同胞を持つ彼らが羨ましいですよね。そして同胞たちからの絶対的な信頼と支持に支えられているパッキャオ選手。いつも彼の強さの根幹を見る思いがします。