ウェルター級10回戦
元ライト級王者のホセ・ルイス・カスティーヨ選手(Jose Luis Castillo)が昨年7月に喫した敗戦からの再起のリングに登場。30歳の米国人ジェームス・ウェイカ選手(James Wayka)に2回KOで楽勝して戦線復帰しています。
体重超過の常習犯カスティーヨ選手が一気にウェルター級へクラスを上げたのが半年前。その時のウェルター級進出初戦でいいところ無く敗れ去った試合の出来や、35歳の年齢もあって、引退かな・・?とか思っていたのですが、この日の久しぶりの試合では、長年世界のトップで戦い続けてきた熟練の技巧を見せ付けて健在振りを示した一戦でした。
巧みなボディワークで相手のパンチを空転させながら、自らのパンチを様々なアングルから決めるカスティーヨ選手。非常にリラックスしながら戦う様はまさに職人。やはりその技術は流石だと思わせる戦いぶりでした。
初回に左フックのボディブローでウェイカ選手を弱らせ(これはちょっと低く入ってましたが)た後に軽い左アッパーでダウンを奪い、続く2回に左フックボディで10カウントを聞かせる完勝でした。
カスティーヨ選手は56勝(48KO)9敗。ウェイカ選手は16勝(8KO)8敗。
試合動画(youtube)
Jose Luis Castillo v James Wayka
ちなみにこの試合は、昨年惜しまれつつ終了した「Soloboxeo」の代わりとなるべく、トップランク社のボブ・アラム氏が仕掛けると言っていた新シリーズの開幕興業として行われた試合でした。
Top Rank bringing quality fights in '09
今後もバレラ選手やアンティヨン選手がこのシリーズに参戦が予定されているようで、この新番組には期待していきたいです。(現在発表されている放映予定)
Castillo crushes Wayca!(Fightnews)
Jose Luis Castillo Stops James Wayca in Two Rounds(Boxing Scene)
ホセ・ルイス・カスティーヨ対セバスチャン・ルハン(2008/07/30)
リッキー・ハットン対ホセ・ルイス・カスティーヨ(2007/06/23)
ホセ・ルイス・カスティーヨ対ヘルマン・ヌジョー(2007/01/20)
元ライト級王者のホセ・ルイス・カスティーヨ選手(Jose Luis Castillo)が昨年7月に喫した敗戦からの再起のリングに登場。30歳の米国人ジェームス・ウェイカ選手(James Wayka)に2回KOで楽勝して戦線復帰しています。
体重超過の常習犯カスティーヨ選手が一気にウェルター級へクラスを上げたのが半年前。その時のウェルター級進出初戦でいいところ無く敗れ去った試合の出来や、35歳の年齢もあって、引退かな・・?とか思っていたのですが、この日の久しぶりの試合では、長年世界のトップで戦い続けてきた熟練の技巧を見せ付けて健在振りを示した一戦でした。
巧みなボディワークで相手のパンチを空転させながら、自らのパンチを様々なアングルから決めるカスティーヨ選手。非常にリラックスしながら戦う様はまさに職人。やはりその技術は流石だと思わせる戦いぶりでした。
初回に左フックのボディブローでウェイカ選手を弱らせ(これはちょっと低く入ってましたが)た後に軽い左アッパーでダウンを奪い、続く2回に左フックボディで10カウントを聞かせる完勝でした。
カスティーヨ選手は56勝(48KO)9敗。ウェイカ選手は16勝(8KO)8敗。
試合動画(youtube)
Jose Luis Castillo v James Wayka
ちなみにこの試合は、昨年惜しまれつつ終了した「Soloboxeo」の代わりとなるべく、トップランク社のボブ・アラム氏が仕掛けると言っていた新シリーズの開幕興業として行われた試合でした。
Top Rank bringing quality fights in '09
今後もバレラ選手やアンティヨン選手がこのシリーズに参戦が予定されているようで、この新番組には期待していきたいです。(現在発表されている放映予定)
Castillo crushes Wayca!(Fightnews)
Jose Luis Castillo Stops James Wayca in Two Rounds(Boxing Scene)
ホセ・ルイス・カスティーヨ対セバスチャン・ルハン(2008/07/30)
リッキー・ハットン対ホセ・ルイス・カスティーヨ(2007/06/23)
ホセ・ルイス・カスティーヨ対ヘルマン・ヌジョー(2007/01/20)
もとからそっくりだったけど。
メキシカンの打つボディブローってのはこの国の選手共通のものがありますが、これって何なんでしょうね?
>プクーさん
カスティーヨ選手の相変わらずの巧さを見せ付ける完勝でしたが、私は彼がウェルター級のトップと対等に戦えるとは思ってません。(少なくとも現時点では)
前戦での完敗っぷりの印象が強く、このクラスでは決定的にパワー不足体力不足だと感じてます。相手のレベルが上がれば上がるほどこの差は明白になるんじゃないかと・・?
ただ、ウェルター級ではなんともパワー不足だと思います。中に入るまでに相当打たれそうですし、会心のパンチを入れても、トップ選手にはあまり効かない気がしますね。
あの体格なら、Sライト級でがんばって欲しいと思います。
カスティーヨ選手は昨年、当時SL級王者だったジュニア・ウィッター選手への挑戦権を賭けてティモシー・ブラッドリー選手と対戦することが決定していたのですが、体重超過でその試合が中止→その後ブラッドリー選手がウィッター選手に挑戦して王座獲得という事がありました。(ご存知かもですが)
傍から見ている分には減量がきついような体には見えないんですけどねぇw
ですが無理に減量して体調を崩すぐらいならば、自分のやりたいクラスでやるのがいいのかも知れません。
もう若くはないカスティーヨ選手ですが、この日のようにベテランの底力を見せる勝利を重ねてチャンスを掴んで欲しいですね。
メキシカンの打つボディブロー。チャベス選手やカスティーヨ選手に共通のこのパンチに代表される、メキシカンスタイルってのが確かに存在しますよね。
日本人と体格的にそんなに差が無いようにも思える彼らと何が違うのか、昔からの不思議です。
>バンキさん
ウェルター級での実績がまだ2戦で、そのうち1試合が押しこまれまくっての完敗でしたから限界かな?とも感じたのですが、しっかりと休養をとった今回の出来は悪くはありませんでした。
確かな技術とこのクラスでの経験の蓄積があれば、かつてと同様の力を発揮できそうですね。もう一花咲かせる姿を見たいです。