学校
息子は、1泊2日の小旅行、勉強ではないのでもしかしたら行くのではと思いましたが行きませんでした。
学校の友達には、「ゲームできないから行きたくない。」と言っていたそうです。息子の中にゲームの比重は、大きくなっていたのです。
ゲームは、息子のストレスのはけ口です。学校よりゲームを選んでいますが母は、それを息子の本心とは到底思えませんでした。
家庭
家庭ノートをつけ始め2週間が経ち、やっと要領よくノートに書き込みが出来るようになってきました。
今までの楽しい不登校生活を変えていかなくてはいけません。
息子に不登校の生活を考えさせる必要があるからです。楽しい不登校生活では自分の問題を所有できません。
ですから、現状の生活を問題とはせず、自己中心的な生活をしているわけです。
息子の場合、怠け心が自分を強く支配してしまい、自分にとって楽しい事のみに行動するようになっていたのです。
息子の性格から来るもの、親の過干渉、親の子に対する年齢相当な対応が出来ていなかった事(何時までも小さな子のような扱いをしている所がありました。)
母の過干渉は息子の自立をとても妨げるものでした。先回りばかりして息子に考えさせることが出来ていませんでした。
家庭ノートをつけることで私自身、こんなにもある。毎日同じ様な事ばかり言っている。文字にすることで、よく判りました。
例えば、朝起こすにしても何度も起きるまで起こしに行っています。息子は早く起きてもする事は無いので起きません。
それでも、やかましいぐらいに何度も起こしに行き、「うるさい!うっとおしい」と言われても起こします。
バカな母親です。学校に行こうとしないのに昼夜逆転が酷くならないようにと考えてしまうのです。
でも、よく考えると息子は友達と約束している時は何時に寝ようが自分で早くても起きれるのです。本人の意識の持ち方でいくらでも変れるのです。
親、発信しない。過干渉を無くすことから改めていきました。でも14年もこのスタイルで子育てをしてきましたので直ぐに変るのは難しいです。
日々、意識していかないと『つい』出てしまいます。あ~またやってしまった失敗の繰り返しです。所謂『ついつい気』に入っています。
でも、水野先生に週3回の電話カウンセリングを受けながら理解できない点は、質問し納得しながら進めていきます。
支援を受けていると、一人で悩むことはありません。心の拠所が有り、上手く出来なくても次はこうすればいいと理解しながら前に進んでいけます。
私も、泣いている次男や娘を置いて外に飛び出して電話やメールでご相談していました
我が家の子どもたちの性格を考えたうえでお返事をいただけるので、動揺しながらも「先生がついていてくださる」という安心感もありました。
当時、私の周りでは休み続けているお子さん、休んではいたけれど自分から「やっぱり学校行く」といったお子さんばかりで、私のように支援を受けた方はおらず、なかなか相談することもできなかったので、先生の存在だけが希望の光でした。
先生の言葉は、私だけでなく夫をも納得させてくれました。家族会議や、塾をさぼった時の父親対応なども教えていただいて…。
というわけで、いまだに家庭教育支援を受けている我が家です
私の周りには不登校のお子さんはいらっしゃいませんでした。
誰にも相談できない中での支援は、どれほど心強かったかしれません。
かのんさんと同じように先生の存在は希望の光でした。
日々いろんなことがあり、そのたびに右往左往しておりますが、確実に前進しているなと実感しております。