ダイワコーポレイション株式会社(リサイクルショップ ハローズ/家具のダイワ)社長のひとりごと

仕事の事、趣味の事、子供の事etc昭和40年生まれのおやじのブログ

一本道/友部正人

2011-11-17 08:00:41 | ロックほか音楽
中学時代はフォークソングを聴く人が圧倒的に多かったと思います。当時流行っていた松山千春アリスはメロディーや歌い方が日本的な演歌フォークと言ってもいいと思います。ロックが好きな私も、それ以前のかぐや姫吉田拓郎井上陽水はそれとなく聴いていました。高校時代に聴いたフォークの神様と言われるボブ・ディランはそれまで聴いた日本のフォークとは全く違うものでした。日本のボブ・ディランと言われる方は多く、岡林信康・吉田拓郎等がいますが、ラジオで聴いた友部正人の枯れた感じの歌は正に日本のボブ・ディランだと思いました。しかしエアチェック(←ラジオから録音したモノをそう呼んでいました。)した曲を聴いてはいましたが、歌詞についてもあまり深く考えた事はありませんでした。

それを久しぶりに聴いたのは今年の鶴岡での遠藤ミチロウさんのライブで、ミチロウさんがカバーしたものでした。高卒後、大学時代を中央線沿線で過ごした訳ですが、鶴岡に戻って20余年、歌詞を見ると本当に感慨深くなります。良かった事も悪かった事も、いろいろと想い出さずにはいられません。


一本道/友部正人

ふと後ろを振り返ると そこには夕焼けがありました  
本当に何年ぶりのこと そこには夕焼けがありました
あれからどのくらい経ったのか あれからどのくらい経ったのか
ひとつ足を踏み出すごとに 影は後ろに伸びていきます
悲しい毒は はるかな海を染め 今日も一日が終わろうとしています
新生一箱分の一日を 指でひねってゴミ箱の中
 
ボクは今阿佐ヶ谷の駅に立ち 電車を待っているところ
何もなかったことにしましょうと 今日も日が暮れました
ああ中央線よ空を飛んで あの娘の胸に突き刺され
 
どこへ行くのかこの一本道 西も東もわからない
行けども行けども見知らぬ街で これが東京というものかしら
尋ねてみても誰も答えちゃくれない だからボクももう聞かないよ
 
お銚子のすき間から覗いてみると そこには幸せがありました
幸せはホッペタを寄せ合って 二人お酒を飲んでました
その時月が話しかけます もうすぐ夜が明けますよ



友部さんの曲はクロマニヨンズのマーシーもカバーしている曲もあったり、フォークというジャンルにはおさまりきれないアーティストです。他にもいい曲が沢山ありますが、この曲はヤマエさんに捧ぎたいと思います。
↓悦子/友部正人


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