
夏になると、
海に行って花火を、、、私も20代の頃は友人10人くらいのグループで、

夜の湯の浜海岸に出掛けたものでした。
おもちゃ屋さんで買い込んだ、大量の花火の中に
コウモリ花火という、羽の付いたコウモリの形と言うより、
ギャオスという怪獣に似た形をしたものがありました。砂浜で着火してみたのですが、シュルシュルと変な動きをして
パンッと爆発しました。
『これはアスファルト上でやるモノじゃないか?』駐車場に移動して、そのコウモリ花火を円になって囲み、火を付けました。コウモリが凄いスピードで回転をしながら、きれいな火を放つ。

まるで縁日で売っていた
風車の様にきれいです。しばらくすると回転しながら1mほどの高さまで浮き上がりました。
『おおっ』と歓声があがりました。次の瞬間、コウモリはある1方向に一直線にすっ飛んで行くのです。円になって囲んでいるので、そっちには誰かがいるのです。どう動くかなど何も知らない、飛んできた方の人間は
ビックリ。慌てて逃げます。更に驚くことに、そのコウモリは飛びながら
自爆するのです。私は
『こんな危険な花火ってありえないよなぁ、何かの間違いだろう、もう一度やってみよう』こう言って、着火。みんな固唾を呑んで見ている。内心
ドキドキだ、今度は私の方向に飛んできた。

やはり追いかけられて自爆した。他のみんなは大爆笑だ。面白い。もう一度やろうと提案したふが、女性たちに却下されてしまった。
『君達は、いままで腹を抱えて、涙流して笑っていたくせに、、、』
『あの花火をもう一度やってみたい』最近その衝動にかられ、ネットで探しているのですが、ございません。やはり、
あまりに危険だったのでしょう。