なんくるないさ~、沖縄での研修医生活

臨床研修のメッカ沖縄にあって忙しさNo.1を自負する中部徳洲会病院。スーパー研修医がリレーでつづる研修医ブログ。

こんばんは。

2010-02-28 22:50:05 | Weblog
久々にブログを見たら、熱いですね。私もやっと内科認定医の提出書類を終えて、ほっとしているところです。K先生遠路遥々ありがとうございました。すごく刺激になったし、今後もしっかりと上を目指してがんばっていけそうですね。
 それと同時に、知識の良し悪し、知識の量だけでは、先輩づらできないことも認識しました。こういった手法が広がってしまえば、簡単に知識を得ることができてしまい、今後先輩医師として、やっていくには人間的に魅力のあることをしないといけないなと感じました。

前にもお話したACGMEの医者に必要な6つの能力に関してですが、まさにネットの到来により、Medical knowedgeは、飛躍的に進歩した分野だと思います。
 話はかわりますが、池原先生が、ハイチ地震でのTMATでの活動報告を聞かせていただきましたが、まさにsystem-based practiceだと思いました。それぞれのTPOにあわせた治療が必要であるとおっしゃられていました。本当にいい講演でした。
 日本での診療・治療スタンダードでは、貧困や発展途上国においては行うことが不可能だし、現地の医療水準に合わせたことをする必要があるといわれて、まったくそのとおりだと思いました。病院では、困ったらCT,MRが当然のように行われています。でもそれは、場所的、時間的、人員的、金銭的に可能であるときに、行えるのであって、それらがソロわなければ、何かで補わなくてはならないんです。どこでも行える医療というのは、私の夢であり、目標です。もっと問診や身体所見を極めたいと思いました。

昨日はチリ地震がありましたね。なるべく被害が大きくならないように祈るばかりです。
僕の医師となるきっかけを与えてくれた南米だから、病院長にお願いしてお手伝いに行きたいです。

それではまた。 Dr.Oでした。

EX.six competencies
・Patient care
・Medical knowledge
・Practice-based learning and improvement
・Interpersonal and communication skills
・Professionalism
・Systems-based practice