なんくるないさ~、沖縄での研修医生活

臨床研修のメッカ沖縄にあって忙しさNo.1を自負する中部徳洲会病院。スーパー研修医がリレーでつづる研修医ブログ。

たなばた

2007-07-31 21:25:19 | Weblog
最近とても嬉しかったこと
  七夕の短冊に ”〇〇先生が,太って元気になりますように”
と書かれていました.
 当院の医師の中には,BMIが30を超えている人もいる中で,私のようにBMIが18程度の人はか弱く見えているのか,もしくはもっと働けーと渇をいれられているのか?
 今日は患者さんの気持ちになろうと大腸カメラをしてしまいました.
サナダムシは飼っていなかったみたいなんで一安心です.しかしながらかなりの苦痛を感じながら,出来るものなら検査に偏った医療はしてはいけないなと感じた今日この頃です.
  みなさんも検査漬けの診察を少しでも減らすようにしましょう.

今週のお客様 7月30日 大阪より

2007-07-30 18:01:35 | Weblog
今週は大阪にある済生会病院で研修中の池田先生がおいでになりました。救急をご専門に研修なさっておられるそうで、当院の救急総合診療部にご興味をお持ちくださり見学においでになりました。中徳研修医ホームページやこのblogをご覧になったのがきっかけということで、作成者と致しましてはこの上ない喜びです。

当院での初期研修は内容てんこ盛りで、嘔吐しそうなぐらいです。他院にはないユニークな経験がいっぱいできますし、やる気のある研修医の邪魔をしないのが何よりの自慢です。好きなだけやってくれ(やってくれないとこっちがもたない)、困った時はまかしとけ!って感じです。ありのままを伝えるのが一番の魅力だと信じてページを作っています。
                    副研修委員長 今西

今週の学生さん 7月30日~

2007-07-30 17:50:24 | Weblog

6年生の見学・実習が落ち着いたところで、5年生以下の学生さんの見学・実習が始まりました。今週は早速4名の学生さんがおいでになっています。横浜市立大学、産業医科大学、旭川医科大学の3~5年の学生さんたちです。

早くから臨床の現場に出ることで得ることはとても多いと思います。大学の講義や実習で何を学ぶべきなのかといった問いに、何らかのヒントを得ることができるでしょう。モチベーションを高めるためにも病院見学や実習は必要です。

私も、医学部3年の夏に三重県鳥羽市にある神島という離島の診療所で実習したのが最初でした。当時、自治医大1期生で地域医療部の助教授だった奥野先生のエッセーを読んで、奥野先生が赴任しておられる診療所に行ってみたくなったのがきっかけでした。基礎しか学んでいない3年生でも、現場ではお手伝いもできるし、勉強のヒントがいっぱい転がっていました。診療の合間に奥野先生がモリを片手に海に潜り、突いた魚を夕食にするという、ウソのような楽しい生活でした。

ということで、今回の皆さんにも、いっぱい勉強して、いっぱい遊んで帰ってもらうことにします。若い先生方は、しっかりお相手するように!!
                       小児科 今西

今週のお客様 7月26日 喜界島より

2007-07-26 20:37:01 | Weblog

喜界島で研修中の小出医師、医局秘書、クラークの3名が見学においでになりました。喜界島にも徳洲会病院があり、今月からは当院の新里小児科部長が月に1度だけですが、小児科の診療に出張しています。小児慢性疾患の診療が中心になると思います。
さて、喜界島からの皆さんは、院内の施設見学や電子カルテを熱心にご覧になっていました。院内を見学中に待合室で急変した患者さんに遭遇し、すぐさま仕事モードに切り替わって、私服のままバイタルチェックなど機敏に処置されていたそうです。すぐに駆けつけた当院医師に引き継いで、院内見学をお続けになったそうですが、他院にいてもテキパキと仕事ができる姿が、徳洲会で鍛えられた証かなあと思いました。
                    今西

後期研修説明会 in 沖縄

2007-07-23 14:16:51 | Weblog

群星臨床研修プロジェクト主催の後期研修説明会が土曜日に開かれました。県外からも10以上の病院がブースを開いてくれました。徳洲会本部も中徳や南徳とは別に独自のブースを用意し、篠崎専務理事(後期研修委員長)と佐土原先生(前期研修委員長)が来沖されました。

夜は南徳の研修医を囲んでの打ち上げがありました。沖縄から徳洲会の研修を改革していこうという熱いメッセージを伝えることができました。全国の徳洲会で学ぶ研修医が集う中間研修会なども、我々がプログラム作成に積極的に加わり、より内容あるものにしていこうということになりました。

手始めに、「病院対抗、急性腹症のCT画像診断コンテスト」を盛り込む方向で話が進みました。徳洲会では、中徳の堀川先生による「急性腹症のCT」カンファが研修の目玉の一つになっていますが、その読影力の高さを競い合おうというものです。このコンテストは私が責任を持って実現させますので、お楽しみに。
               副研修委員長 今西康次

中徳、世界基準。

2007-07-23 01:30:27 | Weblog
今週の土日は東京にPALSの講習会を受けに行ってきました。

中徳国際HUB化計画を目指すに当たっては数をこなすと同時に、質も高めないといけません。

症例数はどこにも負けない中徳だからこそ、世界的な基準となっているBLS,ACLS、PALSを習得し世界に通用するレベルを目指さないと駄目なのです。

内容は「いざという時に、まずやらなければならないABCDEを確実にこなす」というものでした。

今までは自分のやってきていることが正しいのかどうか不安だったりもしました。しかし、今回のPALSやACLSも受けて思ったのですが、いつもやっていることの基本事項の確認が主で、中徳で研修していれば特に難しいことはありません。やはり現場での実践が一番なんですね。

中徳の研修でやることは一つ。
目の前の症例に必死に喰らい付いていくこと

これを1年間継続すれば、一年後には離島で通用する医者になります。自分が見本です。
これを見ている医学生の皆さん、一緒に中徳で頑張りませんか!!

投稿者 もっちん

今週の学生さん 7月18日~

2007-07-19 08:11:59 | Weblog

今週は久しぶりに女性の学生さんがおいでになりました。
2度目の実習ということで、院内にも知った顔がいて、何の違和感もなく実習されています。
写真の隣の男性は、群星の他施設からの研修医の西平先生です。今月は当院のERで研修されています。後日、感想を書いていただこうと思っています。
                      研修委員会 今西

平成19年 新潟県中越沖地震

2007-07-18 11:35:10 | Weblog

7月16日(月)
10:13頃 新潟県上中越沖を震源とする地震発生

すぐにTMAT先遣チームが編成された。
第1チーム 東京西徳洲会病院の医師看護師等
第2チーム 静岡徳洲会病院、四街道徳洲会病院の医師看護師等

11:30 四街道徳洲会病院を救急車で出発。
12:10 東京西徳洲会病院を救急車で出発。

先遣チームは現地で情報収集を行い、医療資源の不足している地域に
活動拠点を設置し、本隊を召集。

当院には、すでに3名の派遣候補メンバーが揃っているが、
11/17に救急総合診療部の河本医師(写真)が出発した。

すでに全国の徳洲会病院から派遣チームが編成され、
現地の医療需給に応じて追加派遣されることになる。
派遣メンバーは1週間をめどに順次交代すると思われる。

詳細はホームページをご覧下さい。
http://www.tokushukai.jp/user/calamity/niigata_h19/index.html

通常の診療で多忙であるにもかかわらず、地震発生からわずか1時間足らずで
出動できる体制が実現しているのは、すばらしいというほかありません。
                   副研修委員長 今西

患者さんからの贈り物

2007-07-16 14:33:12 | Weblog
徳州会グループでは「患者様からの贈り物は一切禁止」とあります。

みかん一つでももらったらクビ、というくらい厳しいものですが中にはこんな例外も。

←この絵は自分が医者になって1~2ヶ月目の小児科研修の時に、担当した女の子から貰った僕の似顔絵です。

本物同様、とっても上手にかっこよく描けていますね

仕事で苦しい時や楽な方向に流れてしまいたい時、机の前にはってあるこの絵を見ると「ようし、頑張るぞ!!」ととっても元気になります。

こんな贈り物ならいつでも大歓迎!!皆さんも患者さんからもらった「宝物」、どんどん教えて下さいね。

投稿者 もっちん

気付かないけど・・・

2007-07-13 00:18:32 | Weblog
診療所で得たものの中で一番大きかったのは

「中徳って恵まれているな」と思えるようになったことと、
「診療所や他の病院も中徳を頼ってくれているんだな」ということが分かるようになったことです。

必死になって頭を絞って考え、治療し、それでも上手くいかなかった時、最後の頼みの綱となるのが「他病院への紹介」です。
逆を言えば紹介されてくる患者の裏ではそうした必死の努力と苦悩がある訳で、紹介するまでに至った経緯を、紹介される方は忘れてはいけないのです。

自分も必死に頑張ったのに
「何でもっと早く送らなかったんですかね?」
「それくらいそっちでできるでしょう」
と言われて電話を雑に叩き切られたことがありましたが、その時はムカついたのはもちろん、「俺も今までに同じような態度をとってきたことがある」ことに気が付き、深く反省しました。

その時初めて、中徳に患者を送る他病院の先生の気持ちが理解できたのです。

送ってくるにはそれなりの理由があります。その病院の特有の事情があります。
フォローの採血ができない、モニター管理ができない、死亡退院の処理に慣れていない等中徳にいると当たり前と思っていることが実は当たり前でなかったりすることはたくさんあります。

中徳という恵まれた環境にいると気付きにくいですが、そうした事情を理解し、協力することが、地域の中核病院で働く者の義務である、と自分は思うのです。

投稿者 もっちん

無重力

2007-07-10 23:58:21 | Weblog
一口にダイビングといっても人によってそれぞれ好みがあります。

小さい魚が好きだったり、地形が好きだったり、大物が好きだったり・・・

最近の自分の流行は
「透明な海と真っ白い海底の砂浜の上に浮かんで何もしない」
ことだったりします。

この気持ち良さ、一度味わったら忘れられないっすよ

投稿者 最近中徳のアピールを忘れているもっちん

今週のお客様 その2

2007-07-09 18:13:49 | Weblog
徳洲会札幌東病院の松田先生もER(救急総合診療部)の見学においでになっています。松田先生は札幌東のERで後期研修中で、当院の國永Drが札幌東を見学に行ったときに、意気投合したそうです。札幌、鎌倉、沖縄とERの協力体制が着々と構築されていきます。

今週のお客様 その1

2007-07-09 17:24:43 | Weblog

神奈川県にある湘南鎌倉総合病院ER部長の太田先生がおいでになりました。当院のER(救急総合診療部)の見学と、研修医の働き振りを見においでになりました。

今朝6時からの前期研修医向け「CTカンファ」にもご出席になり、1年目研修医が的確に読影している姿を見て、「急性腹症のCTをしっかり読んでいる」とお褒めの言葉を下さいました。CTカンファは毎週月曜日の朝6時から行われており、同一疾患を10症例も20症例も読まされるので、とっても実力がつきます。外部の先生にご評価いただいたので、研修医たちもうれしかったんじゃないかなあ。

http://www.cyutoku.or.jp/rinshou_prog/homepage/1081.html

 

離島研修を通して、湘南鎌倉と中徳で協力し合っていきましょうということになりました。国際HUB化計画にむけて着々と進行中です。


今週の学生さん 7月9日~

2007-07-09 17:14:21 | Weblog

夏空の続く沖縄です。

今週も地元琉球大学の学生さんが実習に来院されています。

琉球大学のなかでも中徳は一番忙しいという噂があるそうです。

忙しいとわかっていて実習においでになる学生さんは立派ですね。

少しでも何かをつかんで帰ってくださいね。    研修委員会 今西


仕事以外では?

2007-07-08 21:36:11 | Weblog
仕事だけではなく趣味、プライベートも充実している人は仕事でもメリハリが出て頑張れるものです。

僕の場合はダイビングですが、何気に大の飛行機ファンだったりします。
そしてジャンボジェットを操縦(もちろんシミュレーター)したことがあるのがとっても自慢だったりします。

皆さんは仕事以外では何に熱中していますか?

我こそは!!と思う人はこのブログで思う存分自慢して下さい。

投稿者 医者もいいけどパイロットにもなりたかったもっちん