なんくるないさ~、沖縄での研修医生活

臨床研修のメッカ沖縄にあって忙しさNo.1を自負する中部徳洲会病院。スーパー研修医がリレーでつづる研修医ブログ。

今日の実習生

2011-05-23 18:19:04 | Weblog
 沖縄は相変わらず梅雨でじめじめしています
が、本日は晴れ間が見えなかなかいい天気でした
さて、本日も関東方面からの実習生が来ていただいており、ダ・ヴィンチのデモ体験をしていただきましたのでご紹介いたします。


学生さんは今日は救急を研修されているW先生について一日が始まりました。が、ダ・ヴィンチのでも体験ができるということで救外を抜け出し息抜きに


覗いてみると3Dで奥行きのあるリアルな視界でオペできると皆口をそろえて言っていました。

足で視界やアームの選択ができ、腕を使って近づいたりすることができるとのことです。



その後たくさんの職員が来られてきましたが、学生さんは業者の方にアームのことなど興味津々で質問して帰る時も「楽しかったです!」と目を輝かせていました

その後、研修医がアッペのオペなどに誘ってくださり、ただ今堀川先生のCTカンファレンスに参加しております


今日始まったばかりなので、無理はしないでくださいね!

ダ・ヴィンンチ
米社が開発した手術ロボット。世界中で10000台が稼働中(2009年まで)。
臓器が立体視された画像(3D画像)を医師が見ながら操作する。前立腺ガンや子宮ガンの治療に使われている。
ダヴィンチは米ナスダック上場の米イントゥイティブ・サージカルが製造している。ロボットの腕の先に内視鏡や電気メスなどを取り付けて使う。
1990年代、戦場で傷ついた兵士を米国本土や空母から医師が遠隔操作で手術するという発想から開発を進めた。2000年に米国で承認。米国では前立腺ガンの手術の7~8割がダビンチで実施されている。
ダビンチ手術では執刀医は患者から2~3㍍離れた操作台に座り、内視鏡が映し出した3D画像を見ながら手元のコントローラーを手で操作し、足のペダルでメスに電気を流す。
前立腺は狭い骨盤内の奥深いところにあり、腹腔鏡手術の長い鉗子で扱うのは難しい。前立腺を覆う膜には神経が網目状に走っていて、手術で傷つけやすく、勃起障害や失禁などの合併症のリスクも高い。ダビンチでは合併症を防ぎながら精密な手術が容易にできる。
事務担当 木村



川上先生の教育回診

2011-05-21 14:21:35 | Weblog
 今日は上部消化管出血の救急室での対応から予防法までレクチャーしていただきました。
 実際に自分たちが経験したケースを、NEJMでのレビューを使ってまとめられたことはとても勉強になりました。

コモンディズィーズの吐血でやるべきことを教えてもらって、講義もしてもらってすごくためになりました。今後活かしていきたいと思います。 
                                                一年次研修医U


患者さんに感謝。

2011-05-18 17:42:10 | Weblog
 今日も沖縄は梅雨の影響で雨が降ったりやんだり
午前中内科の平良先生から「学生さんに勉強になるから、連れてきてください」とお電話をいただき、救外で実習中のTさんに電話をかけたら心良く返事をいただき、別館外来へ。
 とそこには以前も実習生が来たときにご協力いただいた、患者さんが診察を受けられていました。
私としては同じ患者さんに実習生に診察していただくのは気が引ける感じがしましたが、その患者さんは顔色変えず聴診器を当てさせてくださいました。
 また、実習生Tさんも一生懸命聴診器をあて心音を聞いていたのでその姿勢が患者さんに伝わったことと思います。
 実習生、頑張れ!

いつも研修育成にご協力いただいております平良先生、ご協力してくださいました患者さん、2週間体調崩し?ながらも笑顔の絶えない実習生Tさん。ありがとうございます。


最初は座っていましたが…


真剣さが伝わってきました


その場で紙に書いて確認。

慣れない環境の中で、体調を崩しやすい時期ですがあと二日頑張ってください!
ちなみに懇親会をほぼ毎日参加している?むしろ積極的?なTさん…かなりタフかと
 
 

スタンフォード大学教員を迎えて

2011-05-16 20:42:05 | Weblog
今日は雨ですね。どしゃぶり。低気圧眠いです。書記だったので起きていられました。
気がついたら5月半ばになっていて中だるみ真っ最中です。
今日は当直ですが,お家に帰りたい感が…
先週は1回だったのに今週は当直3回。この差は一体
今日の教育回診は宮城先生と一緒にDr.LarsOsterbergも来てくださいました。
英語なのに,みんな活発に意見を出し合っていてすごいです。学ぶことはまだまだ沢山で気が遠くなりますが,ゆっくり頑張っていこうかと思います。


                                                  一年次研修医K

一年次研修医 友利です!

2011-05-16 14:38:17 | Weblog
ども。研修医一年次友利 at中徳です。
昨日は40時間働きました。限界に挑戦です笑。でも夜はうまいビールとワイン飲んだんで今日は全開っすね、ごきげんin da中徳です
同期のみんな、5月の半ば、中だるみとか梅雨とか吹き飛ばしていきましょう。

さて、今日は城所先生の教育回診でした。プレゼンターはかわみつしぇんしぇー(一年次研修医 川満先生)でした。筑波大学からの学生さんT、三年次研修医の長田兄さんも交え、活発な意見交換のある二時間の回診となりました。
特に、終盤の、このひと月半でみんなが学んだちょっとしたヒヤリや学び・経験を報告しあい、城所先生からのアドバイスをいただく時間はとても為になりました。
なかなかみんな忙しく、ゆっくりおしゃべりする余裕もないので、こういった時間がとても大切なんすね~♪
城所先生、ありがとうございました!!

さて、それじゃ、スメア染めてきます!
やべ、おれ、研修医っぽい~笑。
今日は土曜、夜は当然、party peopleといきたいとこですが、どうなることやら・・・(苦笑)。
ではでは~。

感染症…

2011-05-13 17:41:17 | Weblog
 今救急内科を回っています。昨日は夜10時まで勉強会がありそれから1時まで先生方との飲み会で思いっきり睡眠不足でした。ウトウトしながらも、喜捨場ワールドに徐々に引き込まれ、いつのまにかオメメばっちりでノートを取りまくっていました(^^ゞ。
 
 胸部XP上では左下肺野だけが肺炎におかされている患者さんが、今回ここまで極端に呼吸状態が悪くなった原因に、脳出血後の右片麻痺があるという先生の分析にはハッとさせられました。右の肺はキレイに見えていても、片麻痺がある人は右肺ではまともに呼吸できていないんですね。しかも今回の症例では、脳梗塞後の人といえばすぐに誤嚥性肺炎と思い込んでしまいがちなところ、救急対応をした仲間の1年目研修医がきちんと痰のグラム染色をして肺炎球菌を見つけたことが適切な治療につながったということで、臨床の面白さも実感することができました。
喜捨場先生が、「君たちいつも睡眠不足でウトウトするほどこの病院で仕事をしているんだから、こうした適切な治療ができて治っていく患者さんを見てこそ楽しみなさい!」と言われた言葉に、自分たちも人の命を少しでも助けることのできる医者の端くれになりつつあるのだなーと感慨ひとしおでした。
 今夜も当直で30時間以上連続勤務で明日フラフラになっているだろうけれど、眠いくらいで人は死なない、眠さに耐えればこそ人が救えるのだと思いがんばりまっす!!

                                            1年次研修医O

今回はがんばって準備しました!準備をすればするほど喜捨場先生も答えてくださって、本当に勉強になりました。
                                            1年次研修医N

教育回診 

2011-05-12 14:44:18 | Weblog
 本日は茅ケ崎徳洲会病院の院長である亀井徹正先生に来ていただきました。
教育回診のコメントですが、完全な手探り状態で何を書けばいいのかわからないですが。。。
中徳での教育回診は、自分の受け持ちの患者さんをプレゼンし、症例に対しどんな診察、鑑別診断が必要かなど復習していく形式です。これから8期生のスタイルを確立し、楽しく学べるカンファレンスを作っていきます!!

                                                  1年次研修医U

徳洲会の長編ドキュメント放映 『巨大病院の挑戦~いのちある限り』

2011-05-10 19:22:58 | Weblog
 お疲れさまです。
卒業生の皆様昨日、今年度初の研修医通信「SMILE SMILE」を郵送致しました。
もし届かない方、住所がかわった方、私も無料購読したいという方がおられましたら 
→ h.kimura@cyutoku.or.jp

さて、4月24日にBSで徳洲会グループのドキュメントが放映されました。

「日本最大の民間医療グループへと成長した徳洲会にとって、この数年間はまさに激動の時期だった。
 修復腎移植問題では患者さんの立場に立ち続けて戦っている。疲弊する自治体病院の指定管理者にもなった。一方、ブルガリアのソフィア徳田病院では、多発性硬化症や自閉症などの治療に果敢に取り組み、アフリカ各国では透析センターを順次立ち上げている。あるいはまた、文部科学省の「オーダーメイド医療実現化プロジェクト」への参加をきっかけに、大規模治験ネットワークを構築し、対がん戦略でも目覚ましい成果をあげつつある。
 しかし、こうした急成長の原動力となる理念や精神はなかなか理解されにくい。今回放映が決定した長編ドキュメント『巨大病院の挑戦~いのちある限り』は、制作に4年もの期間をかけ、膨大な映像資料と丹念な取材で、徳洲会という医療グループの実像に迫っている。」

こちらから →  『巨大病院の挑戦~いのちある限り』



中部徳洲会病院 臨床研修事務担当 木村

徳洲会 臨床研修メールマガジン 第8号

2011-05-10 09:48:28 | Weblog
臨床研修メールマガジン第8号が発行されました。
目次は以下の通りです。

今回の記事、バックナンバーや購読申し込みはこちらから。


第8号 目次

■TMATに参加された他院医師からのメッセージ

1.日本人PAが気仙沼、南三陸で医療支援-TMATに参加
 2011年4月22日 gooニュースより

2.東日本大震災における医療活動に参加して
 2011年4月25日 週刊医学界新聞 第2926号より


■研修医手記

3.神戸徳洲会病院

              研修委員長 今西康次

奄美の離島に行っててみて。 by 実習生 F

2011-05-09 10:15:57 | Weblog
まず入ったことのないフェンスのゲートから滑走路に入り、
乗ったことのないセスナに乗って奄美大島へ。
ものすごいスピードで移動し、ものすごいスピードで病院を回る先生に付いて島を回り,一日の総移動距離が1000km弱とそのことだけでも圧倒されました
なんだかよくわからないうちに終わったような気がしますが、病院の印象としてはやはり人が少ないと感じる一方で、島内移動の道中では思った以上に途切れなく人が住んでおり、患者の数はそれなりにいるのだろうなと思いました。
どこかのんびりとした雰囲気でしたが、人がいるところならばどこにでも医療が必要とされるという当たり前を感じさせられました。


一ヶ月間の実習で合間を見つけて一日スタッフに同行していただきました。お疲れさまでした。
当院における離島研修は2年次に2ヶ月間ございます。昨年は宮古島、石垣島に9名の研修医が行き成長して帰ってこられました。 
さて実習生Fさんの感想にも書かれていますが、私も今回の震災で日常の有りがたさを再認識させられましたが、離島におきましては病院や設備が当たり前に有るということの当たり前がないところも沢山ございます。そのような環境での研修をして立派に成長して帰って来られます。来月から2年次のY先生が宮古島、伊良部島がスタート致します。ちばりよ~


                                              臨床研修事務担当 木村