なんくるないさ~、沖縄での研修医生活

臨床研修のメッカ沖縄にあって忙しさNo.1を自負する中部徳洲会病院。スーパー研修医がリレーでつづる研修医ブログ。

明日から・・・

2009-09-23 22:39:13 | Weblog
いよいよ今年のマッチングが始まりますね。
競争率が高い病院を受験される方は、大変かもしれませんがまだまだ自分をアピールすることができますので頑張ってくださいね。
あとはどうしてか、マッチからはずれても二次募集ってことがあるので、中途半端に羅列的に病院名を並べるのではなくて、削除することも大切かなと思います。

今度はまた新しい制度が始まるのですね。どんな制度でも悪くなりそれを強調するひとがいますが、その制度の使用の仕方ですよね。野球でも、ドラフト制度から、FA制度、希望枠…とありましたが、いろいろなバックグラウンドがあってのことだと思っています。 私も今度の変更した理由を勉強して、後輩に迷惑がかからないようにしようと思います。

後輩を伸ばすためのいい環境を提供するのが、この病院のいいところだと思っているので陰ながら努力しようと思います。  Dr.Okumura

何から勉強すれば…。

2009-09-20 21:07:22 | Weblog
上記のように質問されることが多くなりました。いつもはぐらかそうと思っているんですが、なかなかしつこい後輩も増えてきました。

私のように、CPAを遠くから眺めたい人から、S先生のようにコールがなれば走って行って、挿管をする、そしてボスミン、ボスミンと叫ぶ人もいる。
最悪の事態に備えて、ACLSを学ぶことはすごーく大事です。

当院では、やはり救急医療が初期研修2年間のコアになっており、今後もかわらないと思います。以前は嗅覚(直観のことですが)が大切と思うことが何度も思いましたが、最近は論理的な思考パターンが大切なんだなと思うようになりました。

いつかバイタルサインの読み方を講義したいと思うんですが、血液ガスとかと似ていて、計算や背景の考え方など、短い時間でするのは難しいと思っていつもできないんですよね。病棟でも外来でもどこからか依頼があればしてみてもいいかなと思うこのごろです。

NAHAマラソン 予定通りの締め切り 今年は参加者が多そうですね

2009-09-20 13:14:06 | Weblog
NAHAマラソンは9/18に応募締め切りとなりました。
例年だと1週間くらいは延長になるのですが、今年は予定通りの終了。
ということは、多くの参加申し込みがあったんでしょうね。東京よりも多いかも?

涼しくなってきたので、今週から練習頻度を増やすことにしました。
きっかけは、先週山形に出張へ行ったときに、大隅鹿屋の田村先生が「月に20日は走っているよ」、とおっしゃっていたのに発奮させられたからです。私は夏場は月に2回ほどしか走っていなかったので、ちょっと気合いが入りました。

auの run and walk に蓄積されたデータを振り返ってみました。
4月  4/4:7.1km  4/12:15.0km  4/26:28.9km             計 51.1km
5月  5/24:9.5km                                    計 9.5km
6月  6/2:6.6km  6/14:14.5km  6/21:10.8km  6/28:14.5km  計 46.5km
7月  7/5:11.1km  7/14:7.0km  7/31:17.8km             計 36.0km
8月  8/9:11.1km  8/23:21.5km                        計 32.7km
9月  9/8:11.3km  9/12:14.1km  9/17:11.1km
    9/18:8.0km  9/19:7.7km                         計52.4km

まあ、暑い盛りに割と頑張ったかなあと思いますが、まだまだ」少ないですね。
さすがに、3日連続で走ったので、ちょっと疲れました。
今日は走るのはお休みかな?
                                    今西 康次

お留守番

2009-09-13 13:56:45 | Weblog
こんにちは。
みなさんお留守番ってしたことありますか?最近は、当院の医師が増えてお留守番ってことはなくなってきたのですが、昔話をしてみますね。
それは、少し前、いやほんの数年前、いやいや実は数カ月前のことだったかもしれない。
内科系の先生は、たぶん6人程度だったと思いますが、H先生は島に診療へ、●○先生は、休暇中、××先生は、近医の応援へ、△先生は、講習会へなど、結局は、自分ひとりしかいなくなって、内科系患入院患者さん合計100名以上+当直をしないといけなくなる場合があります。
こういう場合は、どういう対応をしたらいいのでしょうか?

こういった状況がもし24時間以内であれば、ひたすら何もないことを望みながら、みんなが無事帰って来るまで、もしくはコールがあるまで待ちます。看護師さんや研修医の言葉を信じて、患者さんに少しでも危険なサインがあれば、すぐにかけつけるようにします。(申し送りを受けていても回りきれないので、体力温存のために寝ます。)
24時間以上の場合は、あきらめて重症そうな患者から順に回っていきます。

医者であれば、必ず一人で乗りきらないといけない状況になるときがあると思いますが、まあ何よりも平時よりイメージすることが大切だと思います。

S先生が出張で、週末任されているOでした。

第15回指導医講習会 in 山形庄内

2009-09-12 15:40:02 | Weblog
徳洲会の指導者講習会も15回目になりました。
従来は東京や大阪で行っていましたが、昨年から地方都市でも開催しています。
今回は山形・庄内での開催となりました。
徳洲会は庄内余目病院、山形病院、新庄病院と山形県内に3つの病院があります。
3つの病院からはもちろん、東北、関東、関西、沖縄から医師が参加しました。
沖縄からは中部の宮里先生(整形)、杉本先生(救急総合)がきています。
昨年から看護師も毎回数回参加するようになり、名称も指導医講習会から指導者講習会と改めています。研修医は全職員で育てるものだと考えるからです。

講習会は厚生労働省の指針にしたがってカリキュラムが組まれており、受講すると厚生労働省から修了証書が交付されます。徳洲会主催の講習会ではこれまでに約350人が終了しています。このほか、医師会主催の講習会などの修了者もいます。


写真は指導医のあるべき姿を考えるロールプレイングでのひとこまです。
指導医役と研修医役にわかれて演じます。2日間の講習会で一番盛り上がるセッションです。

私は、第8回からタスクフォースの一員としてお手伝いをしています。自分よりも大先輩の先生方が受講生のことも多いので、冷や汗をかきながらやっていますが、いろんな病院の先生方と知り合う機会ですので楽しみもいっぱいです。

                副研修委員長 今西康次