なんくるないさ~、沖縄での研修医生活

臨床研修のメッカ沖縄にあって忙しさNo.1を自負する中部徳洲会病院。スーパー研修医がリレーでつづる研修医ブログ。

新研修医9名 全員合格おめでとう

2009-03-27 15:10:20 | Weblog
さきほど医師国家試験の合格者発表がありました。
中部徳洲会病院には9名の研修医がマッチングしていますが、全員合格したようです。
おめでとうございます。
4月からは、はれて医師として、患者さんの側に立った医療を実践し、ご自身の医療技術の向上にまい進してください。皆さんの成長をお手伝いできるよう、職員一同支えていきますよ。がんばってください。

佐々木優花(旭川医科大学)
平岡知子 (秋田大学)
江角悠太 (三重大学)
直海玲  (宮崎大学)
上門あきの(琉球大学)
手登根勇人(琉球大学)
長田博臣 (琉球大学)
早川真人 (琉球大学)
山中理菜 (琉球大学)
                  副研修委員長 今西康次

東京マラソン レポート

2009-03-23 18:39:53 | Weblog
35000人が参加した東京マラソン。3年目にしてやっと抽選があたり出場することができました。沖縄とはまた違った雰囲気で、走ってよかったと大満足の大会でした。

会場入り口で都庁をバックに。ここから先は出場者のみ入ることができます。
私は5時間で申告していたので、スタート位置は前から2/3くらいとかなり後ろのほうでした。本当のスタート位置は突き当りをさらに左折したところで、10分かかりました。
最初に出会った芸能人はフジテレビの平井アナウンサーでした。走っているときも愛嬌たっぷりで、とってもかわいい人でした。走りながらとったのでぶれたのが残念。沿道からは盛んに声援が送られていました。たしか5時間1分ぐらいとタイムもすばらしい。
その直後に出会ったのが水道橋博士。背中に手書きで「水道橋博士」のゼッケンがあり、追い越しながら顔を見たら本人でした。取り巻きもなく、ややさびしい感じがしたかな?
浅草の雷門の様子です。このあたりは28kmあたりでしょうか。いつもだとそろそろ足がつり始めるころですが、今回は大丈夫でした。
30kmを過ぎてからは、あまり景色を楽しむ余裕がなくなってきました。雨も降って風も強く、写真を撮る余裕もありませんでした。写真はゴール直前の時計です。

ゴール直後に係員にお願いして撮ってもらいました。
東京マラソンでは5kmごとのラップタイムをインターネットで公表しています。最初の5kmが43分もかかっており、スターと地点まで10分程度かかっているのがわかります。以後のLAPは概ね30~32分で、6分前半で走り通せたことがわかります。沖縄の大会ではこの5kmLAPがないのですが、ぜひこのサービスを行ってほしいなあと思いました。随時更新されているので、応援する人にとっても便利なようです。

沿道の応援は途切れることなく、活気に満ちた大会でした。給水サービスもスポーツドリンクとミネラルウォーターが提供されていて、塩分不足を余り心配しなくてすみました。バナナやパンといった栄養補給もありました。ときどき「黒糖どうぞ」と沖縄のような沿道からの差し入れがあり、おそらく沖縄の人なんだろうなと、心温まる光景もありました。

コースは後半に緩やかなのぼりが何度かあるだけで、アップダウンの少ない走りやすいコースでした。品川や浅草への道は折り返しコースなので、速いランナーや逆にバスに収容されるランナーを対向車線に見ることができ、新鮮でした。

やはりトイレが大変です。早めに会場入りしたのですが、人ごみで荷物を預けるトラックまでなかなか到達しません。スタート位置への通路も大渋滞です。仮設トイレの前には何十人も並んでいます。一応並びましたが、スタート位置の締め切り時間(スタートの25分前)が迫ったので、あきらめました。走り始めて12kmあたりの仮設トイレに行きましたが、やはり待ち行列などで5分近くかかってしまいました。

参加費は1万円と他の大会の倍くらいかかりますが、イベントの盛り上がりと、サポート体制の充実ぶりを考えると十分満足できる大会でした。記録も自己ベストを出すことができ、本当に満足できる大会でした。次はいつ抽選にあたるかわかりませんが、毎年応募しようと思います。これからも走り続けます。

今西康次

東京マラソン また走ってみたい大会です

2009-03-22 16:40:28 | Weblog
天気予報どおりお昼過ぎからは時折雨が降り、風も強い日となりました。
しかし、総じてコンディションは良かったのだと思います。
記録は、4時間44分37秒とベストタイムを出せました。

スタート位置が後ろのほうだったので、スタート地点まで10分かかったのが
残念でした。スタート前のトイレも大混雑。
一応並んだものの、スタート位置につく時間が迫ったので諦めて並びました。
10キロを過ぎたあたりでトイレに並びましたが、5分くらいはロスしました。
実質的には4時間半というところです。

一番うれしかったのは、1度も歩くことなく、ペースが最後まで落ちなかったことです。歩かなくてすんだのは、もちろん初めてです。
これはコースのアップダウンが少ないからだと思います。
沖縄のコースはアップダウンだらけで、難コースだと実感しました。

芸能人も大勢走っていたようですが、私が出会ったのは、フジテレビの平井アナ、
水道橋博士だけ。水道橋博士はタレントにもかかわらず、一人寂しく走っていました。東国原知事はサブ4の健脚です。すごい。

実質4時間半で走れたことは大きな自信になりました。まだまだ伸ばせそうな気がします。実現できるかどうかはわかりませんが、サブ4を次の目標にしましょう。
               今西康次

Road to TOKYO ついにあと9時間

2009-03-22 00:07:05 | Weblog
東京マラソン、あと9時間でスタートです。
昼ごろビッグサイトでナンバーカードを受け取りました。
各スポンサーのブースは大賑わいでした。
NAHAマラソンも3万人の参加者で、大規模ではあるのですが、スポンサー企業の熱の入れようは雲泥の差があります。
ランナー以外の参加者も多くて、イベント会場は大混雑でした。

明日は曇りで、昼過ぎから雨になるとの予報。
さあ、ゆっくり休んで明日はがんばります。
今西康次

Road to TOKYO

2009-03-15 23:10:54 | Weblog
東京マラソンは1週間後になりました。
フジテレビが7時間生中継をするそうです。もちろん沖縄では地上波での放送は午前中だけですので、早速CSのフジを申し込みました。これでばっちり録画できます。

2月22日のおきなわマラソンから3週間たち、この1週間だけで60kmの走り込みを行いました。ちょっと走りすぎたかもしれません。

今日はもう1週間前なので最後の走りこみです。昨日は最高気温が15度と真冬並みの寒さでしたが、今日は晴天に恵まれ23度程度まで上がったのではないでしょうか。日差しが暑いくらいでした。いつもの様に58号を北谷まで北上し、アラハビーチで水分補給し、折り返してきました。約16kmのコース。本番の予定スピードである6分30秒/kmで走ってきました。このスピードなら4時間後半でゴールできる予定です。

アラハビーチは家族連れが多くにぎわっていました。いつも半分ぐらいは外国人です。ビーチ沿いには外人マンションも多く建っています。アラハビーチでぼんやり一息入れるのが最高です。
                  今西康次

徳之島だより

2009-03-11 18:48:34 | Weblog
はいさい!徳之島から轟です。

いやー、那覇空港からセスナで北へ行くこと約1時間で情熱の島、徳之島に到着するんですがやはり沖縄より肌寒いです!!寒い寒いと言っていたら、病院職員からこの島に来て寒いといった医者は僕が初めてだったと笑われる始末。確かに、他の応援ドクター(毎月延べ80~100人ほど来ます!)は内地からやってくるため、暖かいのでしょう!10年間、沖縄で毛穴弛みっぱなしの生活を送っていた僕の肌にとっては少々辛い徳之島デビューとなりました。

さて徳之島の簡単な紹介ですが、徳之島の文化は琉球文化と日本文化の和琉折衷です。結婚式ではかぎやで風(徳之島では御前舞といいます)を舞いかちゃーしー(ここでは六浄といいます)で締めるとの事。食事も沖縄そばや油ソーメン(ソーメンチャンプルーっす)、豚足(てびちっす)などなど沖縄風の香りがしています。景色も海が綺麗で、生えている植物はソテツ、アダン、ハイビスカス、がじゅまるやなんやと沖縄と一緒で、サトウキビも生えまくっていてマンゴー、パッションフルーツあって。家屋は平屋に石垣で・・・しかーし、庭にはシークヮーサーではなくミカンがなっていて、屋根は赤瓦でなくて青瓦でシーサー乗らずにシャチホコ乗っているではないか!!ここは何処じゃー!!と思わず突っ込みたくなる景色です。(笑)
 他にも情熱の島と言うだけあって全国町別出生率ランキングの表彰台1-3位を徳之島が独占したという快挙もあり、島で唯一の産婦人科医(あるときは新生児治療医)の伊藤先生は大活躍ですし、闘牛の島と言うだけあって子供は犬の散歩ではなく巨大な牛の散歩を日課にしているというスケールのでかい島です。

まあ徳之島のつかみは理解されたところで病院紹介ですが、人口2万7千人の島に唯一の急性期総合病院です。200床の病床に常勤医は外科医3人、産婦人科医1人の状態です。これに現在内科後期研修医が僕を含め2人、2年目の初期研修医が2人という状況です。

僕の仕事内容ですが、病棟管理(約40人)、一般外来2~3回/w、訪問診療1回/w、日中の救急対応が1~2回/w、当直1回/wとなっております。これに自分の患者さんのオペやカテに入ります。(初期研修医は上記から一般外来が取り除かれ、スタッフは病棟管理がないため、実は後期研修医が一番忙しいかも・・・)
まず病棟での患者さんの内訳ですが、肺炎7名(内1名はガフキー1号で隔離精査中)、UTI1名、蜂巣織炎2名、ARDS1名、リウマチ患者の胸痛(今のところ薬剤性疑い)1名、ANCA関連腎炎(PAN類猿疾患)1名、DKA1名、異型狭心症1名、心不全2名、脳梗塞1名、脳出血1名、脳腫瘍1名、IE後の感染性脳動脈瘤破裂1名、胃潰瘍2名、肝癌ターミナル1名、胆嚢癌ターミナル1名、舌癌ターミナル1名、直腸癌に胃癌合併1名、胃癌1名、敗血症性ショック後左手指壊疽1名、脱水症1名、褥瘡2名、多発外傷によるクラッシュシンドローム、骨盤骨折1名、大腿骨骨折2名、腰椎圧迫骨折1名、両鎖骨骨折1名、上腕骨折+下肢骨折1名、足腱断裂1名、以上40名です。これら患者さんは療養を除いた急性期患者さんです!ここはICUがないため、ARDSや心不全、DKA、クラッシュシンドローム、脳出血の患者さんたちの管理はむちゃくちゃに大変です。整形外科疾患や脳外科疾患は週2日応援の先生が来て下さるため手術をやってもらっています(外科系疾患における僕の仕事は術前術後管理+手術助手、または麻酔です)。

また、一般外来では、外科・内科・小児科・マイナー科関係なしでみます。
特に小児なんて週4日来てくださっていた常勤の先生がお辞めになったため乳児健診や予防接種も僕がおこなったり、外来も凄い緊張感で見ています。中徳ではバックに小児科の先生がいてくれていたから安心して小児科を診れていたんだと実感しました。
その他驚きなのは、沖縄と比べても高齢者の方々がめちゃくちゃ元気だということ、肥満・DMが少ないこと、高血圧が異常に多いことです。
こちらの高齢者は間違いなく沖縄のオジーオバーより元気です。畑仕事を継続していること、島には外食産業がほとんどなく、保存食が多いため、肥満・DMが少なく、高血圧は多いのではないかと推測しております。実際数年前まで脳卒中は内地の3倍だったそうです。ARB、CB、利尿剤などをfullに使用して血圧170overの老人がザラにいます。徳之島住民の塩分摂取量を減らすのが内科医の使命だと強く思う今日この頃です。

また、こちらに来ての僕の感想ですが、やはり離島は厳しいですが、面白いし勉強になります。島に1つしかない病院の為、患者さんは選択の余地なしに全員当院へやってきます。僕は後期研修で中徳で内科と救急を中心にやってきて幅広くやってきたと思っていましたが、まるっきり勘違いでした。実は中徳に来る前にすでにaccess freeによる患者さん側からのbiasがかかっているということと、中徳の中で各科住み分けの中での内科および救急疾患を扱っていたことに気付きました。なのでこちらに来てからも勉強しっぱなしです。
もう一つ感想として、徳之島は海に囲まれているというハンデはあるものの内地の徳洲会とほぼ同レベルの診断、治療が可能であるということです。(24時間採血、エコー、CT、MRIは使用できますし、例えばANCA関連腎炎の診断には腎生検まで迅速に行いました。)以前まで僕は徳洲会での研修とは夜間1人で島で当直できる医者を育成していると思っていたのですが、それだけではなく、離島で都会の徳洲会の医療を実践している、逆を言えば徳洲会は都会で僻地・離島医療をやっているんだと感じました。(医療難民は実は都会と僻地に存在しているんだと感じました。)

 もし中徳の研修医の皆が離島研修選択できるならば、是非、伊良部島と徳之島の研修を勧めたいです。この2つの島の似ている点は島で医療における最後の砦だと言うこと、異なる点は物が揃っているか揃っていないかです。出来れば初期研修に伊良部島、後期研修に徳之島がいいのではないかと考えます。なぜならば伊良部島は物がないため医者には島で見れるか見れないかを病歴やバイタルで判断することが要求されます。徳之島では物が揃っているため、ある程度1人で診断・治療できる能力が要求されます。

 とういうことで色々書いてまいりましたが、皆さん是非是非徳之島へ!休日には隣の奄美本島へ行ったり、夜光貝磨きに精を出したり、飲み会に行ったりと楽しんでおります!夏は海で遊べるし、今年の夏なんて皆既日食も見れるし(日本では奄美諸島だけ!!)。
僕も残りわずかですが、徳之島でも仕事もプライベートもガッツリ楽しんでいきたいと思います!それではー。

Road to TOKYO

2009-03-11 15:21:59 | Weblog
おきなわマラソンがおわって2週間たち、東京マラソンまで残り10日余りとなりました。東京へ向けての練習も今週いっぱいというところでしょうか。

先週末は離島勤務だったので、日曜日の夕方に帰ってきて、すぐ走りにいきました。10kmの予定で家を出ましたが足も軽く、北谷アラハビーチまでの約20kmとなりました。ペースもまずまずでいい感じです。

昨晩も少し早めに、といっても9時ごろ、帰宅できたのでコンベンションセンターまでジョギング。このコースは約7kmで、なんとなく物足りなく、帰りに牧港の坂を58号からバイパスまで駆け上がってきました。牧港の坂は50mの高低差で1kmぐらいの距離があります。結構急な坂です。

22日が待ち遠しい。 今西康次

優勝おめでとう メディカルラリー 中部徳洲会&沖縄市消防チーム

2009-03-09 09:55:16 | Weblog
「第1回JPTEC沖縄プロバイダー資格更新コースにともなうJPTEC勉強会(ラリー形式)」が3月8日に沖縄県消防学校を会場にして開催されました。

沖縄で開催された第1回のメディカルラリーで、このところ、全国で活発に行われるようになってきています。
参考:横浜メディカルラリー

当院からは、ERの杉本医師を中心とするメンバーと沖縄市消防との混成チームで参加しました。

日ごろ、ドクターカーを通じて息のあったメンバー5人が見事に優勝しました。

優勝チームのメンバーは次のとおりです。

杉本龍史 ER医師  中部徳洲会病院
池田光憲 外科医  中部徳洲会病院
宮城昇  ER看護師 中部徳洲会病院
仲間靖明 救命士  沖縄市消防本部
名嘉雅之 救命士  沖縄市消防本部

副研修委員長 今西康次

離島より

2009-03-08 07:21:12 | Weblog
宮古島の隣、伊良部島に応援に来ています。
ほぼ2ヶ月ぶりにやってきました。
島にはいつもと変わらぬゆっくりとした時間が流れています。
宮古島と伊良部島を結ぶ橋の工事も進み、来年度中にはつながり、
4年ぐらい先には利用開始されるだろうということです。
橋ができたら、両島の人の流れは一変するでしょう。
滑走路が短い宮古空港に変わって、下地島空港が正式な玄関になりそうです。
下地島空港はジャンボも離着陸可能な長い滑走路を持っています。
ターミナルさえ建設すればすぐに使えますので、安上がりです。

沖縄地方は2月の後半から天候が悪く、沖縄本島では喘息患者が多かったのですが、こちら伊良部島でも喘息発作が多くなっています。必ずしも適切なコントロールができているわけではなく、本来なら吸入ステロイドをコントローラーとして使用すべき患者さんが何人かいらっしゃいました。調剤薬局が閉まっている週末の当直応援ですので、本人への指導とカルテに吸入ステロイドを始めるべきとの記載をしておきました。次に診てくれる先生がきちんと処方することを期待して....

今西康次

なぜ女性は男性より脂肪がつきやすいのか

2009-03-06 10:39:43 | Weblog
医学雑誌の速報版に興味深い報告を見つけました。
ホルモンの働きって複雑なんですね。
ちなみに、oestrogen = estrogen = エストロゲン(卵胞ホルモン、女性ホルモンの一種)

以下は引用です。速報の原文もつけておきます。
ダイエット外来 今西


------紹介記事(日本語)からの引用
なぜ女性は男性より脂肪がつきやすいのか
University of New South Walesの研究チームは女性ホルモンが脂肪の蓄積と妊娠に大きな影響を与えていることを初めて突き止めた。女性ホルモンの一種oestrogenは食後の脂肪燃焼を減少させ脂肪を蓄積しやすくする作用があることが分かった。この研究は『Obesity Reviews』に発表された。

------原文の引用
Public release date: 2-Mar-2009
Contact: Anthony O'Sullivan
a.osullivan@unsw.edu.au
61-413-165-562
University of New South Wales

Why do women store fat differently from men?

Evidence points to estrogen as the regulator of body fat
It's a paradox that has flummoxed women for generations – their apparent ability to store fat
more efficiently than men, despite eating proportionally fewer calories.
While it has long been suspected that female sex hormones are responsible, a University of New
South Wales (UNSW) research review has for the first time drawn a link between one hormone
– oestrogen – and its impact on fat storage for childbearing.

On average, women have 6 to 11 percent more body fat than men. Studies show oestrogen
reduces a woman's ability to burn energy after eating, resulting in more fat being stored around
the body. The likely reason is to prime women for childbearing, the review suggests.

"Female puberty and early pregnancy – times of increased oestrogen – could be seen as states
of efficient fat storage in preparation for fertility, foetal development and lactation," the study's
author Associate Professor Anthony O'Sullivan, from UNSW's St George Clinical School, said.

The findings, which appear in Obesity Reviews, the journal of the prestigious International
Association for the Study of Obesity, may have implications for dietary advice given to women
during pregnancy and the design of exercise regimes.

"From an energy balance point of view there is no explanation why women should be fatter than
men, particularly since men consume more calories proportionately," Associate Professor
O'Sullivan said. "In fact, women burn off more fat than men during exercise, but they don't lose
body fat with exercise as much suggesting women are more efficient fat storers at other times.
The question is why does this paradox exist?"

An obvious answer is that fat storage by women gives an evolutionary benefit, he said. However,
additional research was needed to provide more insights into the role of oestrogen in the
regulation of body fat.

Associate Professor O'Sullivan stressed that while oestrogen's effects on postprandial fatty acid
oxidation provide a mechanism for fat accumulation, the findings do not explain why some
women are obese. Factors contributing to obesity are complex and include both genetic and
environmental factors, he said.
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