35000人が参加した東京マラソン。3年目にしてやっと抽選があたり出場することができました。沖縄とはまた違った雰囲気で、走ってよかったと大満足の大会でした。
会場入り口で都庁をバックに。ここから先は出場者のみ入ることができます。
私は5時間で申告していたので、スタート位置は前から2/3くらいとかなり後ろのほうでした。本当のスタート位置は突き当りをさらに左折したところで、10分かかりました。
最初に出会った芸能人はフジテレビの平井アナウンサーでした。走っているときも愛嬌たっぷりで、とってもかわいい人でした。走りながらとったのでぶれたのが残念。沿道からは盛んに声援が送られていました。たしか5時間1分ぐらいとタイムもすばらしい。
その直後に出会ったのが水道橋博士。背中に手書きで「水道橋博士」のゼッケンがあり、追い越しながら顔を見たら本人でした。取り巻きもなく、ややさびしい感じがしたかな?
浅草の雷門の様子です。このあたりは28kmあたりでしょうか。いつもだとそろそろ足がつり始めるころですが、今回は大丈夫でした。
30kmを過ぎてからは、あまり景色を楽しむ余裕がなくなってきました。雨も降って風も強く、写真を撮る余裕もありませんでした。写真はゴール直前の時計です。
ゴール直後に係員にお願いして撮ってもらいました。
東京マラソンでは5kmごとのラップタイムをインターネットで公表しています。最初の5kmが43分もかかっており、スターと地点まで10分程度かかっているのがわかります。以後のLAPは概ね30~32分で、6分前半で走り通せたことがわかります。沖縄の大会ではこの5kmLAPがないのですが、ぜひこのサービスを行ってほしいなあと思いました。随時更新されているので、応援する人にとっても便利なようです。
沿道の応援は途切れることなく、活気に満ちた大会でした。給水サービスもスポーツドリンクとミネラルウォーターが提供されていて、塩分不足を余り心配しなくてすみました。バナナやパンといった栄養補給もありました。ときどき「黒糖どうぞ」と沖縄のような沿道からの差し入れがあり、おそらく沖縄の人なんだろうなと、心温まる光景もありました。
コースは後半に緩やかなのぼりが何度かあるだけで、アップダウンの少ない走りやすいコースでした。品川や浅草への道は折り返しコースなので、速いランナーや逆にバスに収容されるランナーを対向車線に見ることができ、新鮮でした。
やはりトイレが大変です。早めに会場入りしたのですが、人ごみで荷物を預けるトラックまでなかなか到達しません。スタート位置への通路も大渋滞です。仮設トイレの前には何十人も並んでいます。一応並びましたが、スタート位置の締め切り時間(スタートの25分前)が迫ったので、あきらめました。走り始めて12kmあたりの仮設トイレに行きましたが、やはり待ち行列などで5分近くかかってしまいました。
参加費は1万円と他の大会の倍くらいかかりますが、イベントの盛り上がりと、サポート体制の充実ぶりを考えると十分満足できる大会でした。記録も自己ベストを出すことができ、本当に満足できる大会でした。次はいつ抽選にあたるかわかりませんが、毎年応募しようと思います。これからも走り続けます。
今西康次