なんくるないさ~、沖縄での研修医生活

臨床研修のメッカ沖縄にあって忙しさNo.1を自負する中部徳洲会病院。スーパー研修医がリレーでつづる研修医ブログ。

鍛えられる環境がある

2012-11-21 00:13:05 | Weblog
午前0時すぎ、離島ヘリ救急当番で当直しています。

電子カルテで外来患者さんの一覧を見たら、こどもさんも数名いました。
当院は夜間は小児科医はおらず、住民の皆さんもそれをご承知ですが、
夜間の患者さんの1/3くらいは子供です。
誰が診るって?
もちろん初期研修医の皆さんです。
内科と外科のスタッフの先生方もしっかりサポートしてくれます。
我々小児科医はオンコールだけで業務が回るのも、
研修医や内科外科スタッフの先生方のおかげです。

研修医の先生は嫌でも大勢のお子さんを診ることになります。
しかも2年間ずっとです。
おそらく、子供だけでも1000人以上は外来診療するのでしょう。
1回の当直で少なくとも10人は子供を見るとすると、月に100人、
2年間だと3000人近いな。大人はその倍は診ているでしょう。

こどもを診ている研修医にチャチャを入れようと思って、
ちょっと救急外来を覗きに行ったのですが、
救急車で来た患者さんが2名、観察室に数名居て、
診察待ちのウォークインも20名くらいいて、
医者も看護師も忙しそうにしていました。

研修医の真剣な表情が印象的でした。

邪魔しないで医局に戻ってきました。
彼らは間違いなく鍛えられています。
筋肉と同じです、ダメージを受けるくらい鍛えないと成長しません。

           研修委員長 小児科 今西康次

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