なんくるないさ~、沖縄での研修医生活

臨床研修のメッカ沖縄にあって忙しさNo.1を自負する中部徳洲会病院。スーパー研修医がリレーでつづる研修医ブログ。

ブルガリアからの視察チーム

2008-05-29 10:56:59 | Weblog
1年前にブルガリアにオープンした徳洲会ソフィア病院から、事務総長以下4名が来院されました。ソフィア病院は平均在院日数4日台と、日本ではありえない短期入院期間を誇っています。心臓の開心術も日に5件、月間の新規入院数は1500人を越えています。今や名実ともに徳洲会内でトップの成績を誇っています。ブルガリアでは新規の病院開設は40年ぶりとのことで、国内の優秀なドクターがソフィア病院に集結しています。写真は、視察チーム4名、伊波院長、今年ソフィア研修に行った、関口研修医と私です。ソフィア研修にはすでに3名が参加しており、今年度も研修医が順次行く予定です。

今回の来日の目的は、治験事業立ち上げのための視察です。徳洲会ではグループの総力をかけて、ゲノム創薬と治験事業に取り組んでいます。当院でも1年前から本格的に治験事業を開始していますが、海外の製薬企業の監査にも合格し高い評価を得ています。ブルガリアでの治験事業開始に当たり、当院の治験室を視察においでになりました。事務総長はドクターでブルガリアの厚生省にあたる省庁ご出身です。他のメンバーは、治験室ドクター、治験薬剤師、通訳の3人です。
                          今西康次

新研修医オリエンテーション at お台場

2008-05-28 09:38:15 | Weblog
5/24-25に全国の徳洲会病院で研修している1年目研修医が東京お台場に集いました。写真はそのときの集合写真。

毎年この時期に行われるオリエンテーションでは、同じ大学の友人と再会することもあり、横のつながりが生まれます。医師として約2ヶ月が経ったわけですから、それぞれの病院での研修の様子などお互いの情報交換も活発に行われていました。

今年の新研修医は約120名で、医師国家試験合格者の約1.6%にあたります。120名もの研修医を集めるのは、東大など一部の大学病院だけです。これだけ多くの研修医を預かるわけですから、研修医の内容もよりよくする努力が肝心です。徳洲会では、各病院ごとに研修委員会があり、それをまとめる形で全体の研修委員会があります。カリキュラムの作成や研修上のさまざまな問題点に関して、グループ全体で対応しています。

新臨床研修制度も5年目をむかえ、来年度からはいくつかの見直しがなされます。研修医に対する指導医の位置づけも見直され、これまで努力目標であった指導医講習会の受講が必須化されます。徳洲会では、厚生労働省の指針に沿った指導医講習会をこれまでに9回行い、200人以上が受講者していますが、来年からの省令改正に対応すべく、今年度だけで6回の指導医講習会を全国行脚で行います。指導医講習会では、著名な先生や大学の教官を講師としてお招きして、ワークショップ形式で行っています。次回は6月に東京で行われます。
                          研修委員会 今西康次

NHKの取材がありました

2008-05-28 09:04:28 | Weblog
5/26にNHKの取材がありました。
NHK富山放送局が製作する研修医に関する番組の取材でした。
富山県はマッチング率ワースト2位ということで、マッチング率ベスト2位の沖縄県の研修の様子を、特に群星の研修の様子を中心に番組を作るそうです。

この日は宮城征四郎センター長の教育回診があり、その模様と研修医へのインタビューがありました。インタビューは県外出身者の2年次が指名されていました。写真はインタビュー中の飯高先生です。奈良県出身で関西医大卒業です。

取材陣はプレゼンテーションの風景や病棟回診の様子をカメラに収めて、その後は群星事務局での研修委員長会議の様子を取材したようです。
番組は6/6に東海北陸地区で放送されるそうです。

なぜ沖縄に研修医が集まるのか?
場所としての魅力はもちろんですが、基本に忠実な臨床能力の高い医師を育てることだけを目指して、複数病院が一致団結していることが一番の理由でしょう。宮城征四郎先生を中心に、それぞれの病院がすべてをさらけ出して、本当の意味で切磋琢磨しあっています。研修医は2年目に他の病院での研修ができますから、どの病院も他に負けないように必死になっています。囲い込んだりせず、すべてをオープンにすることがお互いの成長につながると私は信じます。
                        副研修委員長 今西康次

北京オリンピック 男子体操 中瀬選手

2008-05-27 16:18:31 | Weblog
週末に徳洲会全病院の新研修医合同オリエンテーションがお台場で開催されました。全国から110名余の新研修医が集合しました。隣の会場では全国院長会議も開かれており、夜には合同のレセプションがありました。

徳洲会には体操クラブがあり、アテネで活躍した米田選手、水鳥選手が所属しています。故障のため北京には選ばれなかったのですが、代わりに中瀬選手が代表入りしています。レセプションは中瀬選手の壮行会もかねていました。会場にいた中瀬選手との写メです。左から、伊波院長、私、中瀬選手、宇治の宇山先生。オリンピックがんばってくださいね。
                      今西康次

ミャンマー・サイクロン水害 災害派遣チーム

2008-05-14 01:22:47 | Weblog
ミャンマー・サイクロン水害では多くの犠牲者が出ています。
ミャンマー軍事政権は、各国の災害救助チームの入国をほとんど認めていないようです。
徳洲会も早期より災害救助チームを編成し、ミャンマー政府より入国ビザを取得して現地入りしています。今回は国境なき医師団でさへ、入国を拒まれているようです。その中にあってすんなりビザの発給を受けたのは、先のスマトラ沖津波における救助活動が認められたからに他なりません。現在、救助本体を組織して出発の準備を進めています。

さらに、中国でも大規模地震があり、こちらへも救助チームを派遣するように徳洲会全病院に指示が出ています。

詳しくは、徳洲会本部の災害救助レポートをご覧下さい。
随時最新レポートが届いています。
http://www.tokushukai.jp/user/calamity/
今西康次

浦添~北谷美浜ほぼハーフ 脂肪燃焼について

2008-05-05 13:58:00 | Weblog
ゴールデンウイーク後半の沖縄は、からりと晴れて最高の気候です。
5/3は朝の病棟回診を終えてから、2週間ぶりに走ってきました。
今回は少しコースを変えて、浦添の自宅から58号を北谷、美浜まで。
観光客でごった返す美浜でUターンし、いつものアラハビーチで一息。
500ccの水分補給とストレッチ。
アラハビーチ沿いのマンションのベランダでは、居住者がくつろいでいて
さながらリゾートホテルみたいです。
約2時間半のコースですので、私のスピードではハーフぐらいの距離でしょう。

帰ってから体重を量ると58.2kgでした。出発時は60kg弱だったので、
約2kgの水分が出たことになる。
私は長年62kgを保ってきた。昨年秋までは10kmを週に2回走っていたが
体重は変化しなかった。
昨年末から、1回の距離を20kmにして走る頻度を減らしたところ、
体重が2kg減ったのである。

かつて、生化学の授業で、体のエネルギー源として通常は糖が使われ
枯渇すると脂肪が燃焼すると教わったと覚えている。
おそらく10km程度では脂肪燃焼に切り替わらないのだが、20kmだと
脂肪がエネルギーとして使われるのだろう。
体重も減ったし、腕時計がくるくる回るようになった。
おそらく脂肪が減ったのだろうと思われる。
ダイエットには一定以上の運動時間が必要なのではないだろうか。

ダイエット外来を始めようかなあ?    今西康次