有給を取って、金曜日に吉田口から単独行。
天気も良く、入山者もすくなく、静かな富士山でありました。
■帰り道のセルフタイマー。
テレマークがある程度出来るようになったら、いつかは滑ってみたいと思っていた富士山。
散々登って滑った後の砂礫の下りは、再び担いだスキーが肩に食い込んで、
体はしんどいのでありますが、心は全くすっかり満たされているのでありました。
■赤線:登高 青線:滑降と歩行下山
05:56 スバルライン五合目発
06:44 六合目
07:41 七合目 日の出館
09:08 八合目
10:29 本八合目
11:37 九合目 鳥居
12:14 吉田口頂上
12:53 滑降開始
13:44 滑降終了 七合目
14:36 六合目
15:04 スバルライン五合目着
■この時期、20:00に閉るスバルラインのゲート。
木曜日、仕事が終わったあとコンビニで買い物してから向かいました。
時間は間に合ったものの、上で雪(あられ)ということで通行止めでした。むー。
仕方が無いので富士吉田の道の駅で車中泊。
■翌朝のゲート。
上空に寒気ということだったですが、朝の内は快晴。
■スバルライン五合目から。
■五合目からの歩き出し。見えているのは山中湖。
■六合目。雲が少しづつわいてきています。
■吉田大沢全景。雪は七合目付近まではあるように見えます。
■七合目の小屋群が近づくにつれ、雲が増えて視界が悪くなってきました。
■七合目付近からの雪渓の様子。末端のチェック。
■八合目への登り。登山道を登ります。
■八合目から雪上歩行。ここからアイゼン装着。
■本八合目直下。後から登って来ているアルペンスキーヤー。
ペースの上がらない私とは違い、サクっと登っていかれました。
■本八合目を過ぎると、山頂まであとは一直線に登るだけであります。
先行者は先ほどのアルペンスキーヤーと、奥の九合目鳥居手前の登山者。
今日はそのほかに数名に会っただけでした。
■九合目鳥居。
一歩一歩、ガニ股で歩を進めます。
サクサク歩きたいのですが、体が言うことを聞きません。
■山頂直下から見下ろした九合目鳥居。
雪は緩んでいるので、緊張感は少ないですが、やっぱり怖い。
■吉田口山頂。あぁ雲の上。
■お鉢。噴火口を挟んで剣ケ峰。
■頂上で小休止後、滑降開始。
滑り出しの急斜面をこなして一息。振り返って見上げた吉田大沢上部。
■先ほどのスキーヤーが滑降中。中央左に点で見えます。
カメラはLX3を持っていきましたが、こういうときはもちっと望遠が欲しいです。
■八合目付近まで滑り降りてきたところ。
とてもフラットな滑りやすいザラメでありました.
■七合目近くまで降りてくると、雪がクサリ気味でした。
■七合目近く。大小の落石。
■滑降終了地点の手前。右寄りの雪渓の末端。見えているのは七合目トモエ館。
小屋の脇まで横滑りして滑降終了。ここでスキーを脱いで下山開始。
■七合目トモエ館から見下ろした登山道と奥の富士吉田の町。
真下の日の出館では、小屋開けの準備していました。
■見上げた七合目小屋群。
■スバルライン五合目まで歩いて終了。
平日でも人が結構いるなぁ思っていたら、ほとんどが大陸からの観光客でした。
年配の方だけじゃなく、写真の女性もそうであります。
スキーを担いでヘロヘロのニヤニヤで歩いているむさい系は、
奇異の目で見られるのでありました。
お疲れ様でした。
>ほとんどが大陸からの観光客
今日から行く箱根もウジャウジャいらっしゃいますよ。
すっかり満たされて帰ってきました。
箱根もそうでありますか。
でも有名観光地に人が多いのは、
寂しくなくていいですね。
写真1枚目の装備で6時間登山ですか、、、
下り滑降は最高に気持ち良さそうです。
スキーヤーは冒険者ですな~。
アイスバーンを避けるために、
下で多少は歩くのもやむなしという、
時期と条件を選んでのトライでありますから、弱腰でありますよ。
んだども、滑り降りてくるのは、最高であります。一人の場合は怖さが増すので、
その分の充実感はあります。
でも登る時は、時間かけているので割と大丈夫なのかなぁと思っております。
下りの滑りの後に、ひと時ズキンズキンという頭痛、軽い吐き気、悪寒がありました。一気に下るからだと思っております。
それも、その後、ゆっくり標高を下げることで次第に納まっていきまする。