ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

麺屋翔 みなと(東京都新宿区西新宿)

2021年06月29日 16時29分57秒 | ラーメン
今日は仕事帰りにちょうど鮮魚系を食べたい気分だったのもあり、新宿警察署向かいの
野村ビル地下のレストラン街に入っている「麺屋翔 みなと」に向かいました。

店の前の券売機で 真鯛の特製塩らーめん(1450円)と橅豚のガーリックバター炙り丼(400円)の
食券を購入して店内に入り、カウンター越しに店員さんに渡してしばし待ちました。

出て来たのは真鯛の風味全開の塩スープに中細ストレート麺が入り、
チャーシュー3種(豚2種、鶏1種)、つみれ、ネギ、メンマ、味玉が
乗った一杯とニンニクとバターで味付された豚肉丼でした。

スープは最近になって油を変えたらしく、真鯛の風味と煮干し感が前より
際立った味わいで、あっさりしていながらエッジがきいています。
麺は滑らかな食感でスープの持ち上げも申し分ありません。

チャーシューは同じ豚から2種類のチャーシューを作るのではなく、
2種類の銘柄豚からそれぞれ違う部位を選び違う調理・味付をしており、
単なるチャーシュー増量ではない点が「麺屋翔」らしいと言えるでしょう。
そして低温調理の鶏チャーシューに至るまで、3種それぞれ持ち味を発揮し、
なおかつどれもスープの味を邪魔していない絶妙な加減がグッドです。
つみれも鯛のほぐし身の中に刻んだ大葉が入っていてアクセントになっています。
メンマは程良い歯応えで、味玉も出汁がしみていて半熟具合もグッドです。
ネギは見た目と香りがアクセントといったところでしょう。

全体的にはおとなしそうに見せかけておきながら主張は強くなった一杯だと思いました。

ちなみに、サイドメニューは一転して肉肉しさ全開で、ニンニクとバターで
味付して更に炙りという、間違いなく美味しい要素てんこ盛りでした。
これが鮮魚系ラーメンにマッチしているかは店側も手探り状態のようでしたが、
サイドメニューまで鮮魚系で揃えるか、ガラッと毛色を変えるか、
選択肢があるのはあるのは悪くないと思いました。

コメント
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