今日は“ラーメンを食べ歩いている鳥屋としては鳥の名を冠する店は外せないよね”という
理由付けをして仕事帰りに東京メトロの茅場町駅で途中下車し、4a出口から出て右に進路をとり、
橋を渡って釜屋もぐさのところで右折し、更に最初の角で左折。大きい通りの一本裏手に入り込み、
道路右側にある「雷鳥」に到着しました。ちなみに、店名は“サンダーバード”と読むそうです。
そして、店の前の看板(写真左下)を見る限り店名の由来は、あの“サンダーバード”のようです。
店に入るとカウンター席に案内されました。メニュー構成を見ると
1号があっさりラーメン、2号がこってりラーメン、3号が油そば、4号がつけ麺・・・って、
やっぱりあの“サンダーバード”が元ネタなんですね(笑)。
こってりの2号も気にはなったのですが、とりあえずデフォルトから行こうということで
1号ラーメン(750円)にトッピングで味玉(100円)を注文しました。
出て来たのは軍鶏ベースに醤油ダレをきかせたスープにやや縮れた中太麺が入り、
チャーシュー、海苔、ネギ、メンマ、小松菜、味玉が乗った一杯でした。
スープはあっさりしているものの独特の風味が感じられます。ルリは正直言って
軍鶏の味に関しては経験値があまりないのですが、これが軍鶏の味ということなのでしょう。
しっかりインプットさせてもらいました。醤油ダレのキレもほど良く感じられます。
が、特筆すべきはその温度です。スープ表面の油の層が蓋になっていて
熱を逃がさないようになっています。最初にスープを一口飲もうとしたら
危うく火傷をするところでした(笑)。麺は心持ち柔らかめのゆで加減ですが、
モチモチした食感で食べ応えがあり、スープの持ち上げも良好です。
ただし、ここまで太い麺でなくてもマッチする麺はありそうです。
チャーシューは炙ってあるので香ばしいのですが、割と薄くスライスしているので、
食べ応えという点ではビミョーかもしれません。味付け自体は薄味なので、
スープの味をぶち壊してない辺りはグッドです。海苔は香りがやや弱いものの、
パリッとしていて悪くありません。メンマは結構太めにカットされていて食べ応えもあり、
なおかつ薄味でスープの中でなじんでいるのが印象的です。
また、小松菜がアクセントといったところでしょうか。
味玉はきっちり半熟で、味のしみ具合に関しては薄味なので、
スープに浸して味をなじませて食べるのが吉なようです。
全体的にはややマニアックなアプローチかなと思わせつつ、
バランス良くまとまった一杯だと思いました。
メニューに書いてある能書きを読むと、これが新東京STYLEなのだそうです。
さしずめ、ネオクラシカルといったところでしょうか。独自のアプローチで
新しい味を発信して行こうという意欲を感じますが、店の場所がもうちょっと
分かりやすくないと、“知る人ぞ知る店”で終わってしまいそうです。
理由付けをして仕事帰りに東京メトロの茅場町駅で途中下車し、4a出口から出て右に進路をとり、
橋を渡って釜屋もぐさのところで右折し、更に最初の角で左折。大きい通りの一本裏手に入り込み、
道路右側にある「雷鳥」に到着しました。ちなみに、店名は“サンダーバード”と読むそうです。
そして、店の前の看板(写真左下)を見る限り店名の由来は、あの“サンダーバード”のようです。
店に入るとカウンター席に案内されました。メニュー構成を見ると
1号があっさりラーメン、2号がこってりラーメン、3号が油そば、4号がつけ麺・・・って、
やっぱりあの“サンダーバード”が元ネタなんですね(笑)。
こってりの2号も気にはなったのですが、とりあえずデフォルトから行こうということで
1号ラーメン(750円)にトッピングで味玉(100円)を注文しました。
出て来たのは軍鶏ベースに醤油ダレをきかせたスープにやや縮れた中太麺が入り、
チャーシュー、海苔、ネギ、メンマ、小松菜、味玉が乗った一杯でした。
スープはあっさりしているものの独特の風味が感じられます。ルリは正直言って
軍鶏の味に関しては経験値があまりないのですが、これが軍鶏の味ということなのでしょう。
しっかりインプットさせてもらいました。醤油ダレのキレもほど良く感じられます。
が、特筆すべきはその温度です。スープ表面の油の層が蓋になっていて
熱を逃がさないようになっています。最初にスープを一口飲もうとしたら
危うく火傷をするところでした(笑)。麺は心持ち柔らかめのゆで加減ですが、
モチモチした食感で食べ応えがあり、スープの持ち上げも良好です。
ただし、ここまで太い麺でなくてもマッチする麺はありそうです。
チャーシューは炙ってあるので香ばしいのですが、割と薄くスライスしているので、
食べ応えという点ではビミョーかもしれません。味付け自体は薄味なので、
スープの味をぶち壊してない辺りはグッドです。海苔は香りがやや弱いものの、
パリッとしていて悪くありません。メンマは結構太めにカットされていて食べ応えもあり、
なおかつ薄味でスープの中でなじんでいるのが印象的です。
また、小松菜がアクセントといったところでしょうか。
味玉はきっちり半熟で、味のしみ具合に関しては薄味なので、
スープに浸して味をなじませて食べるのが吉なようです。
全体的にはややマニアックなアプローチかなと思わせつつ、
バランス良くまとまった一杯だと思いました。
メニューに書いてある能書きを読むと、これが新東京STYLEなのだそうです。
さしずめ、ネオクラシカルといったところでしょうか。独自のアプローチで
新しい味を発信して行こうという意欲を感じますが、店の場所がもうちょっと
分かりやすくないと、“知る人ぞ知る店”で終わってしまいそうです。